もうすぐいなくなる日記2021③

GWは家族全員で風邪を引いた。おそらく保育園に通いはじめた子どもの洗礼を受けるような形だろう、妻と子供が同時に熱に倒れ、妻が完治して子どもの風邪が長引き私が最後にかかってしまうという負の連鎖か止まらなかった。そのためGWはお互いの看病などで過ぎていき、家族全員寝込みながら様々なドラマを一気見した。

放送中
「大豆田とわ子と3人の元夫」
「生きるとか、死ぬとか、父親とか」
「コントが始まる」
「ドラゴン桜」
「今ここにある危機とぼくの好感度について」

配信にて
「カルテット」　脚本:坂元裕二
「anone」　脚本:坂元裕二
「ゆとりですがなにか」　脚本:宮藤官九郎
「アンナチュラル」　脚本:野木亜紀子
「東京女子図鑑」　監督:タナダユキ

今シーズンのドラマの面白さに感化され、過去放送で配信されているドラマもどんどん観ている。ドラマってこんなに面白かったんですね、毎週視聴者が次回に期待してしまうように物語を展開していかなければならないシナリオは映画とは違う面白さがある。5時間の映画観たとかで驚いてられない。

発熱は新型コロナウィルスではなかった。私も妻も検査を受けたが陰性だったのでほぼ確実だろう。発熱症状の連絡が増えているらしい、単純な体調不良も多いようだ。

週末に家族でモルックをする。スキットルは何度か遊んだだけでもそれぞれ傷や汚れが生まれていて、モルックはこうして遊ぶたびに増えていくモルック棒とスキットルのキズや汚れを拭ったり削ったりしながらひとつひとつを愛でていきスキットル自体が育っていくのを感じながら行うのが良いのだなと感じた。野球をやっていた頃、週末の旅にグローブやスパイクを磨くのが億劫だった。あの頃にもっとモノを愛でてあげる能力がついていれば、過去の野球への印象がまた変わっただろうなと思う。

iPhoneでAdobeのアプリをインストールし、写真編集やイラスト作成を行う。これが案外楽しく、ここ何日間かでiPhoneの中からポートフォリオで使用できるレベルの作品ができた。イラストはまだよくわからないけど、もう少し慣れたらもっといろいろできるかもしれない。iPad Proの購入を検討する日も近い。しかしそんなお金はない、からどうしようか。佐久間さんとジェーン・スーのANN0を聴く、人生一生懸命生きてれば40代おもしろいぞーって思ってたけどそこまで一生懸命生きた結果だもんな、マジでいつでも今が勝負だな。

サウナに最近行けていないと妻が嘆いている。私も嘆いている。LINEには登録している銭湯やサウナ施設の公式アカウントから停止のメッセージがよく入る、そして先頭からは○○湯やります！のようなメッセージもある。その度に行ってあげたいと思う。GWも過ぎた金曜日に家族で銭湯、子供が初めて銭湯に入った、終始楽しそうにしていたらしいよかった。ちなみに銭湯へ向かう前に子供が家で初めてつかまり立ちではなく、床から自立して立ち上がった。感動した、あっという間な気がするが長かったような気もする。1人で歩き始めればもうなんだってできてしまう。

○ロロ「いつだって愛し愛され第三小学校」

ロロの新作を配信で観る、金井美樹さんがとても魅力のある役者だなと思った。しかし演劇はやはり劇場で観なければほんとうを感じられないんだろうな、いつ高シリーズの配信を見たときより遠さを感じてしまった。

○オッドタクシー

Amazonプライムで追いかけて鑑賞。続きが気になる。脚本家がセトウツミの方なんですね、漫画家、脚本家という肩書すごいかっこいい。スカートとPUNPEEの共作曲は凄くいい、朝の通勤路で"街はレコードで日々を乗せた針が晒してるノイズ　僕は背景になって君にとっちゃ所詮ゴミ処理"という部分になんだかグッと来てしまった。

○和山やま
「夢中さ、君に」
「カラオケ行こ！」
「女の園の星」1巻　2巻

読了。おもしろい、おもしろすぎる。という呟きがこぼれるように口から出てしまう。クワガタボーイがchampionの刺繍の位置にあるようなTシャツ欲しいな。

○大豆田とわ子と3人の元夫　第5話

消えた大豆田とわ子と3人の元夫というエンドコールがされてエンディング曲へ行ったときゾクゾクっとした。第一章完結とされ、こんなホラーな展開が待っていたなんて期待超えてくれてめちゃくちゃ嬉しい。大豆田とわ子が無事にかごめにプレゼントをあげれることを祈っている。
しかし八作のダイナーでとわ子と八作が会話するシーンは素晴らしすぎる、たった5分なのに会話の展開がものすごく上手く、八作の移動、とわ子の移動の演出がまたセリフを引き立てる、カメラによって切り返される視線のやり取り、答えられない表情。一瞬も無駄なものなく短距離走を走りきって今まで積み上げてきたもの全部報わらせてくれるような素晴らしいシーンだった。どんなシナリオなんだろう気になる。