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レシピ:白菜のエチュベ

白菜のバター蒸し焼き。
とあるテレビ番組で一躍有名になったお料理だと思います。
そこから、自分なりに手変え品変え、試しながら作っています。
今回は、上下に2つにして下の方だけを使いました。上の部分は別のお料理に使いたかったのと、フライパンに入りきらないから、という理由です。
それに、テレビで紹介されていた時に、これは白菜の軸を美味しく食べるためのお料理として紹介されていたので。
もちろん、フライパンに入るのであれば上下に切らなくていいです。
1玉を1/4などに縦割りにしたものを、そのまま豪快に焼くのも見栄えがいいです。
私の場合は、家族と分けるときに取り分けやすいように、芯の根元のところは取り除いて葉をバラバラにしました。5cmや7cm幅にざく切りしても、取り分けやすいと思います。

【材料】

白菜:1玉を1/4は1/2にして売られているものを、上下に2つにして下の方だけを使う。芯の根元の部分は取り除いた。
白バルサミコ酢:小さじ1ぐらい。
オリーブ油:大さじ1ぐらい。
バター:ほんの少し。5mmぐらいの厚さで十分。
胡椒:お好みで。
:お好みで。

【手順】

①フライパンにバターとオリーブ油を入れる。白菜と塩を入れる。
②フライパンに蓋をして火を入れる。中火まで。フライパンを動かさないで、じっと待つ。
③白菜に焼き色がついてきたら、上下を返す。白菜からの水分が出ていたらそのまま。鍋肌が乾いており、焦げそうだったら、水か白ワインを少し加える。
④白菜に火が通ってしんなりしたら、白バルサミコ酢を加えて、水分を飛ばしながら全体に絡める。
⑤器にもって、胡椒をひいてできあがり。

バターと塩コショウだけでとろりと仕上げても美味しいのですが、バターはすぐに焦げるのでオリーブ油と半々にしてみました。
高校生の頃、家庭科の調理実習で、フライパンを熱してからバターを入れてしまい、一瞬にして焦がしバターにしてしまったのが苦い思い出です。

白菜は淡泊なので、風味を足すことを楽しむことができるお料理です。
白バルサミコ酢があったので白バルサミコ酢を使いましたが、白ワインでもいいですし、白ワインビネガーでもかまいません。
レモンや柚子を絞ってもいいでしょう。果汁を足すのではなく、柚子の皮やレモンの皮を細く切って加えると、黄色い色味が華やかで見た目もよくなりそうです。
ハーブやスパイスを使うなら、最初にフライパンに白菜と一緒に使います。にんにくやしょうがを試してみてもいいですし、タラゴンを使ってみるのはいかがでしょう。独特の香りが楽しめます。
クミン、キャラウェイ、ディルのシードも楽しいと思います。

また、バターではなく、ごま油に変えてみると、フランス料理から違う地域のお料理に変わるので、それもまた楽しいです。
ごま油に日本酒、にんにくときたら、パクチーを刻んで、塩の代わりにナンプラーかお醤油を垂らしてみてくださいな。
こうやって、お料理はどんどんバリエーションが増えていく。
そういう意味で、レシピというのは公式のようなものだと思います。
正確にレシピ通りに作らずに、変数を入れ替えていくことを楽しんだり、自分なりのお気に入りを見つけていくとよいのではないでしょうか。

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