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ツイート通信簿のトリセツ

この募集をかけたところ、多くの方からデータをいただけました。

フォロワー数2桁の方から1万を超えるインフルエンサーまで多岐に渡る方々のデータであり、ツイート数にして3万ツイート以上のデータです。
このデータを活かしてツイート力を測る「ツイート通信簿」を作成しました。

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↑これは僕の。まだレポート作成していない方はこちら。
9項目での評価であり、グレーの9角形が「標準」です。

はじめに

あくまでツイート力です。その為、単純なインプレッション数やいいね数で評価していません。(しているものもあり)
フォロワー数100の人と、1万人の人とでは「差」が生じるのは当たり前であり、その差を『これくらいフォロワーいるなら、これくらいが普通だろ』という基準を独自に作って評価しています。

細かく言うと、各要素ごとにフォロワー数と数値の分布を出し、近似曲線を描きます。その近似曲線を「標準」とし、そこからどれだけズレているか?で評価しています。

例えば、フォロワー1000人の場合、「標準」はいいね数の平均が「約10いいね」です。これに対し、平均が15いいねであれば、標準に対して150%という評価となります。(優秀ということです。)

なお、項目によっては、データのブレを抑えるため、極端に大きい値、小さい値を排除して平均を算出しています。(全データの上下5%づつを排除して平均計算)

注意点は、データが少ない方(通常ツイートが20件に満たない方)やフォロワーが2桁の方は結果が極端になる可能性がありますので、ご注意ください。

では、各要素を解説していきます。
ここが弱点の方へのアドバイスも書いておきます。

①ツイ投稿

これはシンプルに、28日間の投稿数です。ただし、リプや単純RTを除く、純粋なツイート(通常ツイートと呼びます)の件数です。RTばかりしたり、リプばかりしても大きくなることはない数値です。
一日30ツイート!なんて言われていますが、実態は平均で7件/日程度(28日で188ツイート)でした。当然、フォロワー数による修正はなしです。

アドバイス
頑張れ!としか言えませんね。

②リプ投稿

こちらは通常ツイートに対して、リプ投稿数(自分発信側)です。平均で16件/日程度(28日で450ツイート)です。これもフォロワー数による修正はなしです。

アドバイス
リプはフォロワーとのコミュニケーションとして非常に重要であり、有効です。低い場合は、少し意識的に他人のツイートにリプをしてみると、世界が広がるかもしれませんね。


③総IMP

通常ツイートのみのインプレッション(タイムラインで人の目に触れた数)の合計です。フォロワー数による修正を入れているので、「フォロワー数にしては多い、少ない」が分かります。
①のツイ投稿数だけでなく、後述するエンゲージメントからも影響をうける項目です。

アドバイス
総合結果であるため、他項目の弱点を克服するのが良いでしょう。

④いいね

通常ツイートにおける平均いいね数です。上下5%を排除することで「バズって平均上がってるだけ」を無くしています。ツイート力としては『共感力』を指しています。
よくフォロワー数の1%が合格点、なんて言われますが、実際には他の人と比べてどうなのか?が分かる項目です。フォロワー数による修正を入れているので、インフルエンサーだろうが、容赦なく評価しています。

アドバイス
いいねは、「分かる分かる」や文字通り「いいね」と思ってもらう必要があります。少ない人は、自分よがりの独り言になっていないか要チェックです。


⑤リツイート

いいねと同じく、通常ツイートにおける平均リツイート数の平均です。こちらも上下5%を排除しています。ツイート力としては『有益力』と言ってもいいでしょう。
思わず誰かに言いたくなる、シェアしたくなる、Twitterでレバレッジを効かせる重要な要素です。フォロワー数による修正あり。

アドバイス
リツイートは、「他の人にも知ってもらいたい」と思ってもらう必要があります。少ない人は、自分の日常だけでなく、そこからの学びや「活きるノウハウ」を意識してもいいでしょう。

⑥リプライ

通常ツイートに対する他の人からのリプライの数(1通常ツイート辺り)の平均です。上下5%排除、フォロワー数による修正ありです。フォロワーとの関係性を示す上でも重要な項目です。
一方的な「固いツイート」にはリプが付きにくいと言われています。ツイートとしてのリプがしやすい「固さ」か?だけでなく、フォロワーと関係構築ができているか?も表しています。

アドバイス
リプを貰ってコミュニケーションに発展するよう、「○○な人はリプください」と投げかけるのも手です。何より、②で自分からリプしにいくのも大事ですね。

⑦プロフ閲覧

通常ツイートに対する1ツイート辺りのプロフ閲覧回数平均です。上下5%排除、フォロワー数による修正ありです。プロフ閲覧は、要素が多く、アイコンや名前も大きく関係してきます。
そのため、ツイート単体の力ではなく、アカウント全体の総合力とも言えます。プロフを見て貰わなければフォローには至らないため、ここが弱い人は根本的に改善が必要でしょう。

アドバイス
ツイートだけでなく、アイコンや名前を見直してみましょう。自分が思わずプロフを見てみたくなる名前か?考えてみるといいでしょう。この辺りのノウハウは巷に溢れているため、ここでは語りません。

⑧バズツイ

バズ力です。④で上下5%を排除しましたが、そのうち「上5%のみを抽出」した時の平均です。どのツイートも単調ないいね数なのか、時に爆発的にいいねが増えているのか、表しています。
低いからと悲観する必要はないですが、アカウントを伸ばしていくなら、時にバズを狙いにいくのも必要です。

アドバイス
バズは、ツイートの書き方だけでも発生させられます。(バズと言っても万単位ではなく通常いいねの10倍など)特に文頭と文末に気を付け、思わず「いいね・RT」したくなるツイートを組み立てることを意識してみましょう。

⑨文字数

通常ツイートの平均の文字数です。最大は当然140字です。上下5%排除しているので、厳しい基準です。コンスタントに多くの文字をツイートしていないと上がりません。
文字数がエンゲージメントに直結しているのは、今回の分析でも明らかになっているので、とても重要な項目だと考えています。

アドバイス
ツイートは数十文字で終わらせるのは簡単です。同じネタで140文字までしっかり書く練習をするといいでしょう。文章を膨らませる力は、編集力となり武器となります。


次からはツイート力というよりもツイート傾向です。その為、大きいから良い、小さいからダメ、という事ではありません。


⑩通常ツイ率

通常ツイートとリプの比率です。平均的には4:6くらいなので、自分がどちらに比重があるか分かります。

⑪改行数

通常ツイートの1ツイート辺りの平均改行数です。これが多ければ縦長に、少なければ文字だらけのツイートという事。⑨とのバランスも大事です。上下5%排除。

⑫段落数

通常ツイートの1ツイート辺りの平均段落数です。改行数とも似ていますが、簡単に言うと、「余白行の数」です。改行を2回連続で行うと段落が分かれます。上下5%排除。

⑬漢字出現率

通常ツイートの1ツイート辺りの平均漢字率です。例えば140字きっちり書いたツイートで漢字が70字あれば50%です。上下5%排除。
漢字は多いと固いイメージになるため、多すぎる場合は、ひらがなを活用するといいでしょう。

⑭ツイート帯

通常ツイートを行う時間帯です。朝型か夜行性か、平均と比べた傾向が分かります。

さいごに

いかがでしたか?自分の通信簿を見て、改善できるところは改善すると良いでしょう。
なお、引き続きレポート作成依頼は受け付けておりますので、どうぞお気軽に。

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