ある日突然耳が聞こえなくなった⑧:職場復帰はしたけれど…
突発性難聴を発症してから2週間が経ち、聴力も元通りとはいかないまでも回復してきたこともあり、7/16から職場復帰しました。
職場復帰から約2ヶ月間のことをまとめます。
突発性難聴発症前の仕事内容
復帰後の仕事内容をお話しする前に、私が従来担当していた仕事と職場環境をご紹介します。
【部署の仕事内容】
特定企業の従業員向け業務用ソフトのサポートセンター
【仕事内容】
従業員からの電話またはメールでの問い合わせに回答する
電話の方が多く、だいたい7割ほど
【チーム】
担当ソフトによりチームが分かれており、自分が所属していたチームは社員2名(チームリーダーと私)と派遣社員5名の構成
リーダー、貴方とはやっていけません
復帰初日、チームリーダーからは以下のような事を言われました。
「お前が休んだから予定が狂った。私でもできることありませんか、とか気の利いたことの一つも言ってみろ」
「チームの運営を第一に考えろ。休まれたせいで、私があちこちに頭下げなきゃならないことわかってるのか」
「(復帰初日にシステムトラブルが起きたんだけど)どうせぼんやりしてたんだろ、役立たず」
休んで迷惑をかけた事は重々理解しています。
復帰しても今までと同じ事ができる訳ではないから、それもまた迷惑になっていることもわかっています。
が、こんな事を言われてはショックですし、立場がありません。
それ以来、チームリーダーからチャットがくるたび、動悸が止まらなくなり、パニックを起こすようになりました。
通勤電車に乗ることすら辛くなり、限界だと思いました。
部長にチームから異動させてもらうよう依頼し、1ヶ月後には正式にチームから離脱しました。
復帰後の仕事内容
耳鳴りは鳴り止まず、電話の音声は聞き取りにくいままなので、電話対応は行わない事になりました。
試しに電話に出てみた事もあったのですが、『名乗ってる名前が聞き取れない(例えばホリ・モリ・トリが聞き分けられない)』
『部署名が聞き取れない(例えば「東京西部支店」が「とう☆○☆てん」のようにぼやけて聞こえる)』という状態でした。
これじゃ電話番はできません。
ですので、社内で使用しているサーバーやソフトの管理担当をする事になりました。
事務所の中は音だらけ、出社は疲れる
難聴発症前に比べて、エアコンなどの動作音、キーボードを叩く音、人の話し声、など周りの音が大きく聞こえるようになりました。
事務所内にいると、雑音が聞こえすぎて頭が痛くなってしまいます。
だから、なるべく部屋の隅の席に座るようになりました。
端の方が部屋の真ん中よりは騒音が少ない気がするもので…
また、仕事から帰宅すると、どっと疲れて動けなくなってしまうんです。
動けないから家事が出来ない、部屋がどんどん荒れていく…
これを書いている時点で復帰からちょうど2ヶ月経ちますが、
「電話が聞き取れない」
「耳鳴り鳴り止まず」
「騒音が気になり疲れてしまう」
この点は改善されてきてはいるけど、まだ残っています。
まだしばらく治療は必要なようです。
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