苦労噺⑧ きみは完璧で究極の
ある朝、早起きをした私はリビングでまったりしていた。
しばらくして、スーパー氏が降りてきた。
挨拶をすると、スーパー氏はわたしの隣に座った。そして持っていた本をテーブルに置き、パソコンを開いてオンラインミーティングを始めた。彼女はいつも朝に友人らと何らかの集会を開いているようだった。
単純に早起きができるのと、定期的に人と話す機会を作っていることは素敵だなと思っていたが、今までその姿を見たことはなかった。
私は特に気にもとめず、スマホをいじっていた。スーパー氏は初め黙って会議