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灰流うららが入れ得なのはなぜか?

筆者は手札誘発があまり好きではないので、リアルで紙の遊戯王をしているとよく友人になんでうらら入れないのと聞かれます。そして逆になんで入れてるのと聞くと入れ得だからという答えが返ってきます。しかし具体的になぜ入れ得なのか尋ねると意外と脳死で言っているだけであまり戦略を考えていない場合があります。

そこで、今回は筆者が考えるなぜうららは強いのかについて考えていきたいと思います。

まず、最大の強みは、妨害能力です。
その能力が戦略的、環境的にどのように影響があるかを考えましょう。
前提として遊戯王は基本的に強いモンスターを特殊召喚したり、モンスターを大量に展開したりして相手のライフを0にして勝利するというパターンがほとんどです。
そのため展開のベースになりやすい動きとして通常召喚したモンスターからサーチしたりリクルートしたりして数を増やしリンク、シンクロ、エクシーズなどを行うことがほとんどでしょう。
筆者の友人のように雑に通常召喚したモンスターの効果に対してうららを使ったとしても相手の手札に召喚権を消費しないで展開できる手札がない場合、そこで展開が停止してしまい無防備な状態をさらしてしまいます。
さらに、春化精のようなテーマだと手札を捨てて発動する効果で、効果が無効にされるだけではなく手札も減っていしまいます。
このように雑に使うだけでもそれなりに強いです。
さらに熟練の決闘者が使えば相手のデッキに合わせて一番使ってほしくないタイミングで発動することで致命的に追い詰めることができます。

しかし、筆者の考えるうららを入れなければならない理由はほかにあります。それは、、
「増殖するG」
です!
おそらくこのカードゲームで一番強いカードといえば間違えなく増殖するGでしょう!
現在の環境で特殊召喚を行わないデッキはふわんだりぃずだけといっても過言ではありません
つまりほぼすべてのデッキに対して使用できるカードであり大量のドローが可能です。
そして、このカードゲームでは5枚の初期手札という点で思っているより運ゲーになりやすいです。
それを限りなく理想的な展開ができるようになり、妨害を受けてもサブプランの展開に移行したり、拮抗勝負などの捲りカードを使って一気に形勢逆転を狙えます。
相手がそれを嫌がって少量しか展開しなかったとしても一度でも特殊召喚を行えば少なくとも使った増殖するG分の手札は帰ってきます。

さて、前置きが長くなりましたがつまり増殖するGを使われると戦略的にすごく不利になるということです。
そして、この超強いカードが先攻ドローフェイズに使用された場合防げるものは「うらら」「墓穴の指名者」「抹殺の指名者」のみです。

そして忘れがちなことですがレベル3のチューナーです!


まとめると、ポイントとして
・雑に使っても相手の展開をそれなりに削れる場合が多い
・先攻でも後攻でも役割がある
・必ず止めなければならないカードの対策札である
・チューナーである
これがうららの入れる理由ですね。

ただ、最近の環境としてこれはどうなんだろう
増殖するGが強いので入れる
増殖するGを止めるためにうらら、墓穴の指名者、抹殺の指名者を入れる

結果的にほぼすべてのデッキの誘発カードがほぼ同じ構成になってしまうという事態に陥っている気がする、、
まあ、そのあたりのバランスは運営が頑張ってくれるといいですが

ではこの辺で終わりたいと思います。よい決闘者ライフを!


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