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GWにランクマに潜った結果と雑談

こんにちは、みなさん良いデュエリストライフを送れていますか?

今回の記事は、ランクマに潜った感想と雑談です。

さて、ランクマ(24年5月現在)に潜った感想ですが
「とにかくスネークアイレスキューが多い」
この一言に尽きます。

まあ、深く考えなくても当たり前の結果ですね
現在のマスターデュエルでは
・どれだけ妨害を用意できるか
・どれだけ妨害を受けても展開できるか
この2点が強ければ単純に最強のデッキと言えます。
そしてこの要素を手軽に用意できるのがスネークアイレスキューだからですね

念のため、あまり詳しくない人にも解説しておきますが
前提として展開デッキがどうして他のデッキより強いかを説明すると、現状では汎用カードが強すぎるためどのような戦略にたいしても大量展開が有利を取りやすい状態にあります。
例えば先攻では「フルール・ド・バロネス」「S:Pリトルナイト」などの召喚の簡単さに対して性能が非常に高いものを多く用意し、後攻でも「閉ザサレシ世界ノ冥神」「トロイメアユニコーン」などで相手の場を崩すことができます。
つまり、モンスターを大量に展開できるというデッキは先攻では制圧モンスターを複数召喚し、後攻では場を崩すモンスターを展開できるということです。

そして、展開デッキ以外のほとんどのデッキは制圧モンスター2~3体並べられた時、そこから逆転するのが非常に難しいという状態にあります。

ここからは、雑談に入ります。


突然ですが、現在の日本と海外のレギュレーションを比べてみるとこれはどうなのかなと思うところがあります。
日本では強いテーマのキーカードを制限する事が多いです。
(クシャトリラ・フェンリル、神碑の泉)
海外では制圧性能が高いカードやアドバンテージが高いもの
(フルール・ド・バロネス、ギャラクシー・トマホーク)

当然ですが、日本だけにあるカード、海外だけにあるカードも存在するし、ルールも少しだけ違うのでパワーバランスの状態はよくわからないですが、一番感じたことは日本は展開の途中のカードを制限や禁止にしやすく、海外では、最終盤面に制圧を置きすぎないようにするというようになっています。

つまり海外では、ただ大量展開を行っただけでは妨害を用意することはできなくなっています。

これにより、日本と比べて各テーマがテーマの強みを生かして戦うことによりアドバンテージが得られるという健全な環境が用意できていると思います。

一方、日本の環境では最新のカードに勝てそうなテーマはことごとくキーカードが禁止や制限にされていて(クシャトリラ・フェンリル、ティアラメンツ・キトカロス)
それらテーマはほとんど機能不全に陥っています。
そのため、スネークアイのような制限の緩い展開型がひたすら展開するだけというのが一番強い状態なので他のテーマを使う意味がないです。


バランスを取るために制限や禁止を設定するのは当たり前だと思うが、罪宝スネークアイレスキューはあまりにも制限が緩いように感じる。
特に問題に感じる部分は「原罪宝-スネークアイ」というカードです。というか100%このカードが悪さしてる
既存のカードでは強い効果にはデメリットがある場合がほとんどです。
例:「六世壊他化自在天」
クシャトリラユニコーンからサーチしてフェンリルを確定で出せます。しかし、デメリットとしてそのターンEXデッキからXモンスターしか出せなくなります。

それに対し「原罪宝-スネークアイ」は手札・デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を特殊召喚するだけで何のデメリットもありません、というかテーマ関係なくサーチっておかしくないか?せめて種族指定かネーム指定入れるべきだっただろ
さらにクシャトリラユニコーンと違い間接的にサーチできる方法が実質的に「罪宝狩りの悪魔」「黒魔女ディアベルスター」と2種類ほどあり、「六世壊他化自在天」は手札に直接来るとクシャトリラモンスターがいないと使用できませんが「原罪宝-スネークアイ」はそのまま使用できます。それどころか、「スネークアイエクセル」などが手札に来ていた場合、スネークアイとレスキューの同時展開が可能となっており完全に上位互換と言えます。しかも、有用な墓地効果までついている始末です。
そして、その状態の罪宝スネークアイレスキューを止めるには「蛇眼の炎龍」と「R-ACEタービュランス」の両方に対応する必要がありほぼ不可能でしょう。

ほかにも一般的に展開デッキの天敵であるメタビート相手でも反逆の罪宝-スネークアイや蛇眼神殿スネークアイが存在するため運よく先攻を取って制圧しても普通に返される場合があります。

いろいろな要素がありますが罪宝スネークアイレスキューが環境トップに近い位置であることは間違いありません。

しかし、結果的に環境が膠着してしまっているような気がします。
これは何かというと
罪宝スネークアイレスキューの強さは上記で十分説明していますが簡潔に書くと
・手札誘発1~2では止まらない
・先攻を取るとほぼ勝ち確定
・後攻でもかなりの確率で盤面を崩せる
・メタビートでは止まらない

この要素に勝てるデッキを考えると
・同じ罪宝スネークアイレスキューを使用する
・先攻ワンキル

これ以外のデッキで勝つのはリソースの差、展開力の差からかなりの運と実力が伴わなければなりません。
世界大会などの常連であればたいしたことは無いのかもしれませんが一般的なプレイヤーには厳しいです。
つまり、罪宝スネークアイレスキューの制限をもう少し強くするか、汎用制圧モンスターを制限しなければ罪宝スネークアイレスキューに勝つために罪宝スネークアイレスキューを使うという状態になりそれ以外ではコイントスからの運ゲーの先攻ワンキルのみという状態です。

罪宝スネークアイレスキューをもう少し規制しなければますます罪宝スネークアイレスキューが増えてしまいます。
健全な環境を考えるのであれば、テーマごとの強みを生かして戦うほうが良いと思います。このテーマが最強という状態よりテーマごとの相性とプレイングで勝負が決まったほうがはるかに健全です。
そして、強い汎用カードの扱いは本来、古いテーマの救済措置的なものだったはずです。その本来の使い方をさせるために組み合わせで制限を考えるべきです。
たとえばスネークアイエクセルが入っている場合はSPリトルナイトは同時にデッキに入れられない
このようにすることで想定されていなかった使われ方をして禁止になったカードも使用できます。

The tyrant NEPTUNE
コピー効果でナイチンゲールをコピーすると攻撃力が6000以上②他のカード効果を受けない③毎ターン相手ライフに5000のバーンダメージ

旧神ノーデン
重爆撃禽 ボム・フェネクスとのコンボでワンキルが容易い


最終的に何が言いたかったかというと2つあり
①汎用制圧カードを減らすべき
エクセル1枚からバロネス、サベージ、リトルナイトが並ぶのはさすがに問題視しないとおかしいと思う

②「原罪宝-スネークアイ」を禁止にするべき
テーマとして展開が強いという強みは当然そのようにデザインされているのでそのままで良いと思うがテーマ外のカードにアクセスし何のデメリットもなく使用できるだけでもかなり怪しい挙動なのにテーマ外の初動カードがリクルートできるというのがかなり問題だと思う



今回は記事はこれで終わりです。
雑談というか筆者の個人的な恨み満載の文章でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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