FIRE生活を1週間過ごした感想
都庁を退職し、FIREしてから1週間が経ちました。現在の感想をお伝えしたいと思います。
(1)時間の流れがゆっくりに感じる
一番の実感としては、時間の経過するスピードがとてもゆっくりに感じます。
同じ一週間でも、公務員だった頃と比較し、3倍くらい長い感覚です。
公務員をしていた頃は、週40時間近く労働していました。自分の主な自由時間は、平日の夜と、土日でした。
平日の多くは労働に割いており、1週間が過ぎるのがあっという間でした。
現在は、労働していないため、すべてが自分の自由時間です。
公務員だった頃と比較して、自分の自由時間が3倍近くになったため、時間の経過が3倍くらいに感じられるのだと思います。
確かに、公務員をしていたころ、「時間が過ぎるのが早い」と言っていた人の多くが、仕事に追われ、ほとんど自由時間が無い人たちでした。
自由時間が増えると、体感時間がこんなにも変化するものなのかと、実感できました。
(2)孤独の時間が暇になるならなら、FIREはやめた方がよい
よく、「仕事が嫌いだから、FIREしたい」という人がいますが、1人の時間にやることが無いなら、FIREはやめた方が良いと思います。
というのも、1人で暇な時間を持て余していては、ボケるだけだからです。
FIREした人というのは、まだまだ少数派です。同年代で同じ境遇の人が少なく、どうしても孤独の時間が多くなります。
孤独時間をずっとボーっとしていては、頭も回転せず、自己肯定感も下がります。仕事を定年退職した人が、急激に老化してボケていくのと同じだと思います。
私は、読書や運動、ブログや動画投稿といったやることがあるため、暇を持て余している感覚はありません。
ある程度、孤独時間にやりたいことが無いと、FIREするメリットは少ないと感じました。
(3)本当の自由の実感
現在は、24時間365日、自分の自由時間です。
今になって実感したのは、私が公務員時代に感じていた自由は、偽物だったということです。
都庁職員だった頃は、残業や休日出勤は無く、テレワークや年休の取得も積極的にやっていたため、結構自由だな~と感じていました。
しかし、その自由は、あくまで束の間の一時的な自由であり、現在のような継続的な自由とは全く違います。
当時の自分は継続的な自由に憧れていましたが、現在の私が、公務員時代の一時的な自由に憧れることはありません。
また、自由とは、他から支配を受けず、自らの意思により行動することです。
換言すれば、嫌なことは嫌だと、ロジカルな説明なしに拒否できることです。
公務員だった頃は、一時的に自由でも、労働する時間がありましたし、仕事である以上、嫌なことをお断りできない場面はありました。
そういった意味でも、公務員をしていた頃に感じていた自由は、本当の自由ではなかったと、実感することができました。
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