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【随想】自分ではどうにもならないこと

「自分ではどうにもならないことについては考えても仕方がない。」
という話を本などでよく見る。

代表的なものは、「天気などの自然現象」や「他人の考えること」が対象として語られる。

そこで、「自分」は思い通りにコントロールできるかというと、できているようで意外とできていないことが多い。

生まれつきの容姿、身長、体質、などもどうにもならないが、「性格」もコントロール不能なのではないだろうかと思う。

むしろ、そう考えた方が「この性格を変えたい」と悩むことがなくなる分だけ、良いのではないだろうか。

そうして、気が楽になった分の余白で笑顔になるのであれば、
その方がむしろ魅力的な人に近づけると思う。

因みに、
これに似た考え方で「蟹穴主義」(自分の身の丈に合った夢や生活を志せ:分相応)というのもある。
新一万円札でお馴染みの渋沢栄一さんが言った言葉だそうだ。

新一万円札もらう度に「蟹穴主義」を思い出し、無理をしないよう自分を戒めていきたい。

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