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25回目の1.17・・・

被災地域ではあったけど、神戸の比ではなかった~
けど、同じく震度7には驚いた
北摂にいたので2年ほど群発地震(微震)が続いていたので
最初の横揺れの時、あぁ~またか?と
いつものように目が覚めて即寝込んだときに
あの縦揺れ(震度7)が来た

マスコミが群発地震について報道しないので
いまだに知る人は殆どいない

当日は、朝の6:30am頃からTVで
あの神戸の惨状放映が何度も何度も繰り返し始まった
最初は言葉がなかったが何度も見ているうちに
おかしいだろう~と思った
何度も何度も同じ場所しか映さないから

不通だった有馬電鉄(だったと思う)が
1週間ほどで動いたので、始発で神戸の被災地を
自分の足で歩いた・・・やはり、映像の惨状は
嘘ではないが、その隣のビルは電気が通じて
平常通りに営業している
・・・この具体的な現実もマスコミは報道しないから
未だに神戸全域が、あの惨状だったと勘違いしている
人たちがいる

あの高速道路が無残にも倒れた映像は
ひとつの象徴だったが~それも高速道路の設計や
工事監督をしている人たちに聞くと・・・
いまどきは震度8~9程度の耐震構造は
少なくても机上論ではクリアーしてるので
あの映像のような倒壊は考えにくい~という
見解だった・・・では、だれが、あの部分の
工事を請け負ったのか?
入札があり海外の施工会社だった
もちろん住所氏名も記録はあるが~
マスコミは報道してない・・・ので
このような現実を知る人も数少ない

あのTV放映で日本中が驚き~そして
日本中から多くのボランティアが集まった
もちろん神戸からも多くのボランティアが動いた
だけど、事実、多くの犯罪があったのも事実
でもマスコミは報道しないから、知る人は
現場でかかわった人たちのみ

世間ではマスコミが流す美談に
いまでも酔いしれてる人々が実に多い

神戸は一瞬に家屋が崩れ
家族が瓦礫の下に埋もれたケースが多発した
近所の人々や家族が助けようにも
瓦礫が動かない
そのうちに火が覆ってきた

人々が断末魔のやりとりをしてるときに
マスコミのヘリが我が物顔に上空を舞う
その振動で瓦礫が動く
<殺す気か?>と殺気立つ人々
<私はいいから、家族仲良く頑張ってね!>と
瓦礫の下から家族を励ます光景・・・

親を神戸に残した子供たちが
都市圏から連日何度も何度も電話で
心配だから迎えに行くので~と言ってくるのに
<煩い、ご近所さんがまだ瓦礫の下にいるんだ!>
・・・と電話を切る高齢者たち

これらの想いは色あせないと言いながらも
すでに10年も15年も前から
カンパが集まらず灯すべき鎮魂の炎の
数が激減していることもマスコミは報じない

福島の事故の時~
ボランティアに来ていただいた恩返しと
多くのボランティアが神戸からも出発した・・・
自分たちの貴重な経験が役立つだろう!と
ところが規模が大きすぎ、なにをやっても
遅々として進まない衝撃的な苛立ちだったときく

その福島の被ばくや放射能汚染は
収束どころか?現実は、日々、拡散され
状況悪化を繰り返しているのにマスコミは
状況改善どころか収束したように振舞うので
多くの人々は福島を忘れている

今年のNHK大河ドラマは悪名高き明智光秀が
正義のヒーローとして茶の間に舞い降りる
すると歴史とドラマの違いもわからない
ミーハーたちが老若男女問わず熱い声援を
送り始めている。前述のマスコミ報道を
事実だと信じて疑わない人々だ

歴史から学ぶものは数知れない
人間を理解できないと歴史も理解できないからだ
ドラマは違う。勇気と希望を与えてくれるのだ
人々は勇気と希望の揺りかごに揺られ
思考停止の放射脳を自愛してるようにしか
見えないのはすでに少数派だろう

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