始まりは自分の部屋
たしか中学一年から自分の部屋を持つことができた。そのとき部屋にあったものは、勉強机と本棚、タンスぐらいだったと思う。和室で畳の部屋だったので布団を敷いて寝てたっけ。ベッドの部屋には憧れたなぁ。押し入れもあったので、当然やるでしょドラえもん、笑
その頃から家具の配置をアレコレ考えるのが好きだった。そしてたまに配置を変えてみたりして。学年が進むにつれて、部屋とか家具の寸法を測って図面らしきものを描いて、空間を想像してみたり。
新聞と一緒に入っていた広告に、住宅販売のものが入っていて、そこに間取りが描いてあるんだよね。それを見ていっちょまえに良いとか悪いとか、もっとこうしたら良いとか、よくイメトレしてたな。そういう体験を通して、建築が好きなんだなと何となく認識し始めた17歳。
大学進学を考え始めた時に、何となく建築かなぁと思った。学校の先生に相談したら、実はもっとデッカイものをつくる土木っていう学問もあるんだぜと教えてもらう。調べてみたら、まちとか風景とか地球を相手にしちゃうなんて、すごいじゃん!だって明石海峡大橋なんて地球が丸いことを考慮して設計してるんだって。そんなこと考えたこともなかったよ。しかもスパンが2000mある橋を両側から作っていって、真ん中でパチンと合わせるなんてまさに神業。
建築か土木か最後まで本当に迷ったけど、まちづくりを行う土木工学の門をノックしました。
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