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優等生で雲の上の存在

小中学校が同じの地元で有名な進学校に通う成績トップのある男の子に朝会った。

小学校3年生で転校してきた彼は、スポーツ万能、頭脳明晰、ふわふわした口調でありながら冷静に発言する力を持った彼は女の子からの支持はもちろん、男の子にもいつも囲まれている人気者で優等生だった。

男の子と絡みの少ない私が、割と仲のいい数少ない男友達のうちの1人が彼だった。当時は。


そんな彼は中学2年の冬、生徒会長になった。

その頃からだろうか。その前からかもしれない。
だんだん彼のブラックな部分が見えつつあって私は少し怖かったのを覚えている。

教室の反対側からたまに聞こえる舌打ち、かすかに聞こえるため息、鋭い冷めた視線。

そこから4年経ち、高校3年の秋の始まり。

たまに彼のことは登下校中に決まった交差点で見かけるのだが、毎回次見かけたら声掛けてみようかな〜と思いつつ声をかける勇気が出ないまま、高校入学して2年半が経った。

数ヶ月前もある時にふと彼の存在を思い出し、次見かけたら声掛けてみよう!!と思っていたのだが、それを思った次の朝に見かけてしまい、タイムリーすぎて声をかけられなかった。

そんな今日、朝信号待ちのタイミングが被った。
5度見ぐらいした。声かけようかめちゃめちゃ迷った。

バカが声なんてかけてきてんじゃねえよ。

てか、お前誰???


勝手に怖くなって今日はやめた!!!


彼は風の噂によると、進学校のトップに君臨し、Theみんなの分かる天才大学に進学するとささやかれているらしい。


やるじゃん。




その天才大学合格したらサインもらおっかな(◜ᴗ◝ )




まあこれからも声かける詐欺でかけずに高校生活終わるんだろうな〜〜と思いつつ、また見かけたら次こそは!!と意気込んで生活するのだろう。



ここまで読んでくれた方もしいらっしゃったら(多分いないと思うけど)超絶うれしいです、、



ではまた^ ̳.  ̫ . ̳^ฅ゛










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