短歌 1

照り返す

柳緑(やなぎはみどり)

裏腹ぼやり

夢の通い途(と)

待ち出でつ月

青々とした新緑の柳のような眩しい光は、あきらめている現実の心と裏腹に、この新緑の季節に幾度となく照り返えされる夢のような輝きで、その機の到来を瞬くような人生から、自然と生み出てくる事を夜に月にたくし、待ち続ける歌の意味

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