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2014年12月の記事一覧
装飾なしの自由気分のバラッド
友達が尋ねてきた。
「自由な気分を味わうってどれほど素敵なことなの?」
断定出来ないからバラッド的な表現で、こう答えた。
「“自由な気分?”鳥たちだって制限コースに縛られて飛んでいられるんじゃないかなあ。自由なふりする気分を味わいたいだけかもしれないし、自由に感覚を楽しむことは出来る。」
「だけど制限があるから、自由になれることだってあるかもしれない。」
「ただ、自由な気分なだけだよ。本
記憶の栞が教えてくれてること
今年の春、九州に帰ったらよく思い出の場所や、思い出のものをみつめていました。あの頃の自分に戻りたくて、また見つめ直しています。
それは意図してではなく。
ほんのりとぼやけてやってきます。
思い出をよくみつめると、記憶の断片の一コマはまるで「記憶の栞」のよう。
オーバーラップして、やってきては、また何処かへ消えてしまいそうです。
記憶の栞、例えば、
ぶどうジュースが好きだと言った友達。今で
その時の空気な、だけだから
無色透明の空気を放つということ。
どんなにその時に悲しい空気があったとしても、いつまでも掴むことは出来ない。
どんだけ頑張って掴もうとしたとしても。どれだけ掴み続けても、既に悲しい空気は無色透明でただの空気なだけだから。
たとえ風船に閉じ込めても、
引き出しに閉じ込めても、
アルバムにすら閉じ込めれない。
悲しい空気は無色透明で、既に放たれているから。
悲しみを掴むことは出来ない。
どんな
保存修復師のいたわり
どんな言葉も嘘っぽく聞こえるときがあって、その嘘は自分に嘘ついていて
ならば、本来のカタチを見出すために、
保存修復師になれたらな。
修復師って名も、働きかけ方も素敵。
埃がかぶり、亀裂や傷、欠けたところ。カビと日焼け、ときが経ち色褪せたもの、劣化した部分をその過去の作品を何年もかけて慎重に修復していく。
いいなあ。
修復するっていいなあ。
作者の想いを察しながらこれかな?