アメリカの給食メニュー

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アメリカの給食メニューは、日本と全く違います。
味の豊かな人なら、ビビります。
腹ペコキッズなら、喜びます。
アメリカ給食の歴史は、時と共に変化して、、
現在は、主食は2種類から選び、副食はビュッフェ式のサラダバーです。
小学校の給食時間は20分。
ランチを買う子は並ぶ時間もあるので、短い時間でサッと食べます。
仕切りのついた紙皿に

  • 穀物

  • 野菜

  • くだもの

  • タンパク質

  • 乳製品 の中で、少なくとも3品目を1/2カップを選ぶこと。サラダバーは季節の野菜・果物も取り入れ、色鮮やかです。お皿にイチゴだけをメガ盛りした子は、”野菜の畑”がないと取り直し。ペケ!

 主食は、ピザ、パスタ、バーガー、メキシカン、ナゲット、照り焼き丼、チャーハン、春巻き、ホットドック、ハマス、BBQポーク、サンドイッチ、チーズスティック、フレンチトースト、マッシュドポテト、など毎日違います。

※後日、写真を載せます。

定期的に焼き菓子、シャーベットなどデザートを用意し、飲み物は、低脂肪ミルクか無脂肪チョコミルク。乳製品アレルギーの子には豆乳を提供します。
時に、コーラを注文する子がいて、急がしさに紛れ「はいよ!」と一瞬、自分が何屋かわからなくなる。
給食は、ナッツアレルギー対応をした食品のみ扱います。他のアレルギーを持つ子・宗教の食事規制がある子に対しては事前確認。
ミシェル・オバマの肥満撲滅メニューは、大失敗に終わったけど、現在も全粒粉や玄米など、受け入れやすい部分から給食改善しています。(私の学校は食べ残しでコンポースも作っています)
お弁当が行方不明になる子、ランチをひっくり返してしまう子、匂いに釣られ買いに来ちゃう子・先生も多い予備を作りながらも、フードロスが出ないよう工夫するのが、私のチャレンジです。
ジャンクフードと言われるアメリカ給食ですが、理由があり、今の制度が設定されているわけで。
私は、その中でベストを尽くすのみ。
給食室から食べる楽しさ、そして子供達との会話を大切にして、成長のサポートをしていけたらと思っています。
ちなみにランチ持参する子の中には、カップラーメン(乾麺をボリボリ)やポテチ、プロテインシェイクだけなんてのも。
オリンピックメダル獲得国1位はアメリカ!もしや彼らのランチのどこかに鍵が隠れていたりして?!選手村でも、マックは大盛況だったそうですネ笑

読んでくださり、ありがとうございました。

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