【アメリカ小学校】避難訓練は、3種類


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    日本の学校で、災害に備えた訓練が定期的にあるように、 アメリカ小学校でも、Emergency Drillと言われる避難訓練があります。
種類は、、
Fire Drill(火災訓練)
Earthquake Drill(地震訓練)  
Lock down Drill(不審侵入から避難)
地震が少ない地域なので、地震訓練は滅多にしませんが、 Fire DrillとLock down Drillは定期的に実施します。
訓練があることは事前にスタッフに知らされますが、やはり毎回緊張します。
Fire Drill では大音量でサイレンが鳴り、備え付けの非常ランプが点滅。
その後、先生・スタッフが校庭の避難場所へ生徒を誘導し、点呼を取ります。
調理中にサイレンが鳴ると、あぁ〜ピザァァ〜、、と思いながらも、即真面目に参加。さもないとメガホン持った校長が注意しに来るんで、、
Earthquake Drillでは地震が来たら、すぐ生徒は机の下にもぐる。
安全が確認できたら、先生やスタッフが校庭の避難場所へ生徒を誘導し、点呼を取ります。
Lock down Drillでは校内に不審者が侵入・銃乱射など最悪な状況を想定した訓練です。練習であれ、これは一番背筋が凍る。
この場合、外へ避難しません。
休み時間中であれば、最寄りのクラスに駆け込む。
その後、クラスのドアなど全て施錠。
窓のブラインドを閉め、電気は消灯して人影を消す。
生徒は、机の下や外から見えない場所(壁際)で小さくしゃがむ。 (事前に先生が、生徒が隠れる位置を決め、知らせておきます。)
スタッフが安全を確認でき次第、 It's  All Clear(異常なし)と合図を各クラスに言いに回るので、それまで静かに待機。 最後、自分のクラスに戻り点呼を取る。
各エリアで必要とするトレーニングは異なりますが、 私は学校で働くために、CPR(心肺蘇生法)、Epi pen(蜂刺され、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療)のトレーニングと 仕事に必要なServsafe Manager(食品衛生)の資格を持っています。
アメリカは銃社会ですし、天災も避けたくても避けられない現実でもあります。 (スタバで働いていた時、突然チップ泥棒が飛び込んできた経験あり。事件は一瞬で起こります。汗)
危機感を持つことは、生きる力をつけることだと思います。 学校で働く以上(母親としても)、子どもたちを守る義務があるので、常に必要な知識をアップデートしておきたいです。    
読んでくださり、ありがとうございます!    

 


 


 


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