人工(化学物質)と天然 前編

今まで書いてきたタバコと関連しなくもないですが、若干趣向を変えて…


バカヒ新聞にくだらん記事を出たらしいのでそれを出しておきます。

米独なんでファイザー+バイエルの差し金ですかね?


それはさておいてその記事にアセトニトリル、ホルムアルデヒド、ナフタレンとありますが、中学の理科をちゃんとやらなかった…えー?受験勉強はしたけどそんなもんとっくに忘れたよ、なんて人は多いでしょうからなんとなく横文字が並んでたらケミカルで化学物質であんま取らないほうがいいんだろうなあってイメージで捉えることが多いと思います。

もちろんそんなこと無い人も大勢いるでしょうが、実際にほとんどの人が不安に思って騙されるのは何度も実証されてきています。

水をDHMO(ジハイドロジェンモノオキサイド)と言い換えて偏向的に言うことで多くの人が騙されました。

これは20年前以上のはなしですが、wikipediaにもあるように2013年にラジオでジョークとして使ったら水道局に電話が殺到したとあります。

IT化が進んできて情報を簡単に手に入れられる時代でも騙される訳です。


ダイオキシンもそうですね。まあこれはもう名前から非常に手の混んだ仕込みですよ。ちょっと調べるだけじゃ余計に猛毒感でてしまいますからね。

ダイ、つまり死。オキシンはよくわからないけど猛毒のテトロドトキシンをよく聞くなあ?あ、なんちゃらキシンって毒いっぱいある。パリトキシン、パフトキシン…トキシンってのが毒って意味かな?英語でToxicって毒性って意味…あーこれは「死ぬ毒」か!…なんて思ってしまうような何段重ねものトリックです。

皆さん理科でモノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ…とかやらなかったですか?大体有機を少しやった後アルカンというものが出てきて、その序列がメタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン…と出てくるんですよ。まあガソリンでオクタン価がーとか聞きますよね?あれは炭素が8個あるオクタンのことを言っています。これらは炭素がいくつあるかってことで名前が付いてるんですよ。4つまでは特殊な名前になってますけどもね。

それを踏まえた上で、酸素の元素記号くらいならわかりますよね?

「O」です。

なんの「O」かといえば"Oxygen"の頭文字です。基本的に元素記号は頭文字から来てます。HはHydrogen、CはCarbon、SuはSulphurです。

ダイオキシンの元の名前はジオキシン(Dioxin)、オキシン(oxin)部分は日本語と少し感覚が違うので戸惑うと思いますが、 oxidative insertionが本当の形であって、厳密には違いますが酸素が入っているよって感じです。

ということはダイオキシンはただ単に「2個の酸素が入っているよ。」なんですよ。

うまく考えましたねえ、DHMOよりも成功するわけですよ。まあ本職が本気で考えたんでしょうから本職か変態でもなければコロッと騙されてしまいます。


大きく話が展開してしまいましたが、これらを踏まえて以前アラン・ソーカルと言う学者がある事件を起こしました。ソーカル事件と呼ばれるものです。

要は意識高い系の学術誌に、意識高い系の文体でテキトーに数式やら化学式やら科学用語を使って論文もどきを作って提出したら通ったというものです。

論文ですからいくらポストモダニズムだとはいえ、見ているのは一応学者ですからね?


まあそんなものでも学者の目すらすり抜けるわけですから、一般人は到底敵いませんよ。


ちょっと長くなったので、本論は次回に行います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?