社会保障の是非


先ず私は現行の社会保障制度を完全に破壊し、きちんと日本らしくもここまでやってきた資本主義ベースで作り直す必要があると考えています。


国民皆保険制度と年金

日本がそこそこ社会福祉が整っていると言われるものの代表であるが、これは如何に社会主義的であるかの目安だと私は考えています。

日本よりも充実している国の代表として、ドイツ、フランス、北欧。逆の代表としてアメリカがよく挙げられます。

日本では「日本は弱者に厳しい!もっと欧州を見習うべきだ!」なんて急進派から、何も考えていない層もきちんと教育を受けていないために「社会保障が充実したら嬉しい」なんて思い皆保険、年金をやめろなんて言う人は先ずいません。

若者に至っても、年金は払うだけ赤字でもらえるわけがないと思っていても廃止は訴えない。皆保険も仮初の「いざというときに安心」なんて言うものに騙されている。


皆保険により、いざというときに安心なのか?

一応皆保険の意思に従って制度や、年収によって差異はあるものの平均化して考えてみよう。

大体10%引かれるので、生涯年収の中央値が大体2億ですから死ぬまでに2000万ぶっこ抜かれて65歳までは3割、65歳から2割、10年後に1割負担になります。

2000万なんて使いますかね?確かに高額医療制度適応の癌なのにそれでもお金が足りないなんて聞きますよね?だから2000万以上使うことがあるってことらしいです。

それでもお金が足りない不安があるから、保険屋はがん保険なんて売っているわけですが…実際は癌は病気ではありませんので、思い切り怖がらせて凶悪な病気に仕立て上げることで「いざというときに安心」というものの裏付けを作っているだけです。はたらく細胞でも見てください、子宮頸癌以外は原因は自分です。

人間は必ず癌で死にます。もちろん他の要因で大病を患うこともありますが、衛生面が良くなってきたので大体他の要因も高額な外科手術によって治療がされるものばかりになりましたので、より一層「いざというときに安心」感を出すことが出来ましたね。

それでいて寿命が延びたので老後が心配。なんて言いますがそれ年取ったら病院に行きまくる前提じゃないですか?病院はボランティアではありません、商売です。

現状、「動脈硬化」「高血圧」「高コレステロール」など年をとれば正常に起こる変化を病気だと仕立て上げて癌以外にも稼ぎを作っていますから皆保険自体、特定企業(医療関係)への不正な補助金(税金)垂れ流しに過ぎません。


実際癌以外で大病や大怪我を患ったら「いざというときに安心」ではありますが、大抵は「いざ」がありません。保険というのはそういうものです。

日本人がリスクマネジメントも大して勉強しないから簡単に騙せちゃうって訳です。


皆保険は平等?

大体こう言うと「私は皆保険に助けられた」なんて人が出てきますが大半はウソに騙されて病気にされた可愛そうな民間人、そしてほんの一部がホントの大病であるパターンばかりです。

もちろんホントの大病でもそれは貴方個人で、大半はそうじゃないんだけど?そのリスクを考えて自分で保険を決めるわけだから自己責任。って思想がアメリカの方式になりますね。

流石に日本では「可哀相過ぎる」でしょうから、ほんの一部の人の為の善意の積立くらいは是としていいとは思います。例えば指が吹っ飛びました。ってなったら救急車呼びますよね?そのくらいは助けてあげようという人が大半だと思いますし、私もそれに賛成です。

ですが、病気でもなんでもないものを不安がって「降圧剤」やら「スタチン」をもらったり、「抗癌剤」を注射されて免疫ごと細胞を破壊しまくってもらい、医者に感謝するなんて事実を知ったらそれでも「いざというときに安心」なんて言えますか?自分でその2000万を管理したいですよね?
貯金してもいいし、投資にまわしたり、保険に回したり、個人の考えて自由に選択したくないですか?


皆保険は強制された平等であり、最も不自由なものであることは言うまでもありません。譲り合いの精神なんてへったくれもありません。


皆保険で誰が得する?


個々の医者自身ではそう思ってない人もいなくはないですが、基本的に医者(医療関係者)です。

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医師会は1961年に制度化された皆保険のおかげで経済成長した、なんて言っていますが、同時にこの裏に「60年経った今でもそのまま維持しろ」と言う意味があります。

確かに高度成長期に戦後復興で「日本の魂」を型にしたような皆保険は効果がありました、寿命が延びつつも実際優遇されるまで生き残れる率は低く膨大な有益性を得る人は少ないものの、働くに当たって必要な体を若い時代に維持できるとなった訳ですから。
ただすぐに維持できないとなって全額保証は即やめましたけどね…

でも医療関係は病気がなくなると儲けも減ります。皆保険が成立してから60年、技術も環境も格段に進歩したおかげで病気が半端なく減りました。

センメルヴェイス・イグナーツが産褥熱に消毒が効くなんて言ってから100年経っても割と母子が危なかったわけですが、150年後の今は先ず死ぬ母子は数えられる程度で、実質ゼロと言ってもいいレベルまで到達しました。

その環境になったら医者はボランティア化するわけです。平時における衛生兵みたいなものですから、ほぼ非番になってたまに重症者がいるので助ける程度。つまり客が極端に減るということ。

でも社会保障費ってバカみたいに上昇し続けてますよね?

医者が病気をでっち上げることが出来たからですよ。


個々の医者はいい人もたくさんいるでしょう。

今回のコロナでバズっていたツイートで末端の医者が「医師会の意思と私は違う」なんて言っていましたが、日弁連と弁護士の関係と違って医者はどうやっても補助金(主に本当は健康な年寄り)がじゃぶじゃぶ入ってきますし、医師会と日弁連の権力の差は圧倒的です。
日弁連には基本的に所属しなければ仕事が出来ませんが、主義主張はしっかり通せますし、選ぶのは客です。
医者にはある程度の評判もありますが、皆保険により個人負担が少なく通いやすく、命を盾にプロパガンダしてるので全然違います。

少なくとも、北村晴男弁護士のように本を出して医者が医師会を全力で批判するようなものをみたことはありません。
この闇が嫌で抜けて本を書いていらっしゃる方は何人かおられますが…

そのくらいヤクザじみてると思われても仕方ありませんよ。


まとめ


結局強固な岩盤規制と既得権益の温床に国絡みで国民にウソをついて育て上げてるだけなんですよ。

年金は今度にします。


医師会がポンコツで、前述のHPのタブに「かかりつけ医を持とう!」なんてものがあって、要は行きつけの医者から紹介状もらわないと大病院に行かせないよ?そのためには行きつけの医者に初診と診察料、レセプト代を払いまくった後に紹介状を更に課金してもらわないとダメ。なんてものです。

これらについて武田邦彦先生が昨日の動画で解説してましたので貼り付けておきます。


では

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