鷹守イサヤ

作家です。小説を書いてます。カメラで写真を撮るのも好きです。主にNikon Zfcを使…

鷹守イサヤ

作家です。小説を書いてます。カメラで写真を撮るのも好きです。主にNikon Zfcを使用。マニュアルモードで撮るとめっちゃ楽しいということに気づいた´Д`)ヤット‥

マガジン

  • ルナティック・ダンジョン

    サイバーゴシックファンタジー『仮面師は微笑う』第4話(ウィングス文庫『Tears Roll Down 2』第1話)。 〈迷宮都市〉随一の腕を持つ仮面師レイヴン。彼に引き取られたみなしごの少女アリスは天使のようなアンドロイド・グリフォンやパンク少年チェシャ猫、闇医者のドードーらと新しい生活を始めていた。そんなアリスに〈人形館〉に潜む魔女が魔手を延ばしてきて……!? 『仮面師は微笑(わら)う』(コスミック文庫α)pixivノベル立ち読み→ https://novel.pixiv.net/works/35

  • ドリーム・チャイルド

    サイバーゴシックファンタジー『仮面師は微笑う』第5話(ウィングス文庫『Tears Roll Down ティアーズ・ロール・ダウン 2』第2話)。 〈白の王〉からの残酷なる贈り物──。それは永遠に癒えない傷口を無残に引き裂く。グリフォンが連れ帰った幼い迷子の少女エイダはグリフォンを『パパ』と呼んで懐いたかと思うと、嬉々としてレイヴンを『ママ』と呼んだ。かつてない動揺を見せるレイヴン。エイダの正体はいったい……? ※『仮面師は微笑(わら)う』https://novel.pixiv.net/works/35

最近の記事

日帰り温泉で立ち寄った旅館の看板犬ちゃん❤️

日帰り温泉で立ち寄った旅館の看板犬ちゃん❤️

マガジン

  • ルナティック・ダンジョン
    18本
  • ドリーム・チャイルド
    16本

記事

    明日は山歩きしたいと思ったけど冷凍ものが届くとなると待ってないといかんよなぁ。

    明日は山歩きしたいと思ったけど冷凍ものが届くとなると待ってないといかんよなぁ。

    今日は朝からなんだかバタバタ💦

    今日は朝からなんだかバタバタ💦

    晴れて溶けてきたので雪かきちょっとで済みそう😁

    晴れて溶けてきたので雪かきちょっとで済みそう😁

    あっとゆーまに白くなった😱

    あっとゆーまに白くなった😱

    おはようでござる( ˙꒳​˙ )

    おはようでござる( ˙꒳​˙ )

    いろいろゆっくり考えよう。

    いろいろゆっくり考えよう。

    アプリ入れたので色々仕切り直し。放置プレイが酷すぎて恥ずかしいので、ひっそり行きます…

    アプリ入れたので色々仕切り直し。放置プレイが酷すぎて恥ずかしいので、ひっそり行きます…

    とりまアプリ入れてみるか。。。

    とりまアプリ入れてみるか。。。

    超ひっさしぶりにログインしたらば。7年放置って……どんだけ……。ぐるっと一周回ってそろそろそろりと復帰しようかと思います。。。

    超ひっさしぶりにログインしたらば。7年放置って……どんだけ……。ぐるっと一周回ってそろそろそろりと復帰しようかと思います。。。

    Ⅶ.夢の子-2

     書斎に戻ったレイヴンは、受話器を手にデスクチェアにもたれた。 「待たせたな」 『──ふふっ、お元気そうで何よりです』  軽口めいていながら慇懃にも聞こえる声が流れ出る。 「電話とは珍しいな」 『久々に出てきましたので、ついでに。〈煉獄《シェオル》〉の散策もたまにはいいものですね。そぞろ歩きにはもってこいの季節になりました』  レイヴンは小馬鹿にしたように鼻を鳴らした。 「ご丁寧に散歩の報告か?」 『いやぁ、それはあなたがお戻りになったときに、お茶でも飲みなが

    Ⅶ.夢の子-2

    Ⅶ.夢の子-1

     長い長い初夏の夕暮れ。ほんのりと残照を留める静かな書斎で、レイヴンはひとりパソコン画面に見入っていた。何度も検索を繰り返しながら必要なデータを集め、醒めた表情でデータ群を一瞥すると彼は椅子の背に深々ともたれかかった。  外はまだ昼間のように明るい。それでも日はだいぶ傾いて暖かい空気に涼風が混じり始めていた。街のざわめきが微風に乗って微かに響き、レイヴンはふと顔を上げた。物憂い金色の光がひっそりと辺りを漂っている。  その静けさは不思議な力でノスタルジックな想いを心の奥深

    Ⅶ.夢の子-1

    Ⅵ.Sweet Trap-2

     その頃エイダはすでに広場からずいぶん離れた場所まで来ていた。別にグリフォンから逃げ出そうとしたのではなく、手をつないで歩くうちにたまたまとある人物の姿が目に留まったのだ。  それは、つい先ほどウィンターローズの店内でちらっと見かけた人物であり、エイダの記憶にある三人の人物のひとりでもあった。あのときは突然ものすごい勢いで飛び出して来たので、びっくりして固まってしまったが……。  衝動的にエイダはその人物を追いかけていた。考える前に勝手に身体が動いた。  ついていくのだ

    Ⅵ.Sweet Trap-2