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【2024年7月】セブ島留学生のSSPルール変更の速報

こんにちは。セブ島留学ルナリアの中の人です。

6月19日にセブ島の語学学校から一斉に連絡がありましたが、SSP(就学許可証)の費用やルールが大幅に変更となりました。

しばらく様子を見てルールが落ち着いたら正式にルナリアのウェブサイトでもご案内をしますが、一旦noteで速報ニュースとして今段階で判明していることをお伝えできればと思います。

SSPとは?

本題に入る前に、SSPとはなんなのか改めて解説をしておきたいと思います。

SSPとはSpecial Study Permitの略で、日本語に訳すと「特別就学許可証」となります。

フィリピンの語学学校はフィリピン政府からの認可を受けており、これらの語学学校に入学して外国人がレッスンを受けるためには、この特別就学許可証の取得が必要になります。

これはたとえ就学期間が1日でも、年齢や国籍関係なくすべての外国人生徒が取得しなければいけないものになります。

今までのSSPはどうなっていた?

SSPのこれまでの運用は、学校入学後に6,800ペソ前後のお金を支払い、取得を行うというもの。

SSPは半年間有効で、一度日本に帰国して再入学した場合でも、初めにSSPを取得した時から半年以内に卒業するなら際取得が必要ありませんでした。

ただし、学校ごとの許可証になるので転校などの場合は再取得が必要です。

今回の変更点は?

それでは、今回学校から連絡があったSSPの変更点について簡潔にまとめます。

なお、学校側もビザ担当者から口頭などで指示されているものであり、政府が文書などで発表した公式の内容ではありませんので、今後変更となる場合や誤りがある場合があります
参照される際はこの点をくれぐれもご注意ください。

①SSPの有効期限の変更

まずは、SSPの有効期限の変更です。

SSPは6ヶ月間有効ではなく、SSP申請時の滞在期間に合わせて有効期限が決まるという形に変更になりました。

細かく見てみると、滞在予定期間が12週未満の方と12週以上の方で違いがあります。

ケース①:1〜11週の場合→11週間分のSSPを発行

ケース②:12週以上の場合→帰りの航空券提示で滞在期間分のSSPを発行

ケース③:1〜11週の予定が現地到着後に期間延長して12週以上となる場合→延長時にSSP再発行

ちなみに12週以上の方で帰りの航空券を取っていない方は、期間延長する人と同様にSSPを2回分お金を払って2回発行する形でも良いようです。

上記のSSP期限の変更については、6月初めごろから指示が突然始まったとの情報を現地セブの語学学校のビザ担当の方から伺いました。

②SSPの費用の変更

続いて、6月半ばにこちらも突然の通知となったSSP費用の変更についてです。

今後、SSPの取得の際にカードの発行を同時に行う必要があるそうで、こちらのカードの発行に3,500ペソ〜4,000ペソの費用がかかるようです。

呼称が定まっていないらしく、I-CardやE-Cardなどと呼ばれていますが、9周以上滞在される方がビザ更新時に作成するACR-I Cardとは別物のようですのでご注意ください。

SSPの発行自体は7,000ペソ弱ですので、合計で10,500ペソ〜11,000ペソ(27,300円〜28,600円)ほどの料金が入学時点でSSP代金としてかかることになります。

留学予定者はどうすればいい?

留学される方にとっては、費用が定まっていないのは不安になるかと思います。

これはフィリピンに限りませんが、ビザの申請料金などは国際情勢や国の方針、決定などによって予告なく突然変わることがあります。

そのため、学校やエージェントでも対応しきれないこともあるのが現状です。

SSPはフィリピンペソの現金で支払いをしなければなりませんので、現地に到着してから更なる値上げの変更などが起こっても対応ができるよう、持参する現金は余裕を持って多めにすることをオススメします。


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