ゴシックの大聖堂とフェティッシュ
例えば私は、ゴシックの様式で造られた大聖堂にフェティッシュを感じます。
遠くから見た時に、まるで糸みたいに細く繊細で緻密に見えるデザインの格好良さというのはもちろんありますが、もっと精神的なこと、存在感のようなものに痺れてしまうのです。
それは、私のフェティッシュの基準で言うなら、
②人工的であること
よくできた細工物のような、繊細で細かく作り込まれたもの、硬質なもの。
③強固な世界観があること
「個」の輝きが強いもの。
それそのものの中で完結できる、独自の宇宙の法則を形