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初対面のキャラへうちわを作った記録

先日開催されたSANRIOFES2024。
全3ステージのうち「サンリオかわいい運動会」は座席での観覧が叶い、キャラクター達の頑張りを間近で応援してきました。






このうちわ持って。


ノラネコランドって何だよ

突然ですが皆様はノラネコランドというサンリオキャラクターをご存知でしょうか。

1985年デビューのネコの3きょうだい(同期にはハンギョドン先輩やマロンクリーム姉様など) 今年のキャラクター大賞では66位と一般的な知名度はそれほど無いかもしれませんが、あのにじさんじ・周央サンゴちゃんが「グリーティング破壊キャラクター」と評する通り、やりたい放題する猫としてピューロでは知る人ぞ知る人気者だったりします。私もシナモンその他多数と合わせて毎日せっせとこの子たちに投票していました。

フェス開催直前を見計らったように出た動画がこれ。
動画のようなモノボケは実際のピューロではやっていませんが、その衝撃のフォルムによる圧倒的機動力、そして3匹1セットの物量によってグリはある意味毎回出オチになるとかなんとか(Xでノラネコランドのグリの様子調べるとより具体的な狂気に触れられると思います。サンリオのダ●ョウ倶楽部とかピューロのハジケリストとか言われる変わった連中です)

…で、ここまで説明しておいてなんですが実は今までこの子たちを生で見たことがありませんでした。
ピューロ出現日がだいぶ限られており、私のように土日時々inする程度ではとてもじゃないけど会えないんすわ(キティさんやシナモンの出現率をRとするならこいつらはSSR相当。誕生日グリの整理券争奪一度は行きてぇな…) それ故いろんな方々のボケにボケで対抗する写真や動画を羨ましく眺めていたのが遂に…生で拝めるチャンス! ピューロオタには貴重すぎる有難い機会がまさに今年のサンリオフェスだったのです。


はじめてのうちわ制作

元ネタは私にとってピューロの大先輩でもある相互さんがノラネコランドのグリに持ちこんだ自作応援うちわ(鍵垢さんなので実物写真は載せませんがバリエーションあってどれもすごい愛のこもった力作なんだ)。それをリスペクトしつつ今時のファンサうちわのような物を目指しました。
今までうちわを使う界隈にいたことがなく、そういった意味でも初経験です。どうしてこんなことになっちゃったんだよ(お前が始めた物語だよ)

要るか分からんものまでとりあえず確保

安定と信頼のセリアでまたも小一時間売り場を往復し材料を買い集めました。あわせてGoogle先生でうちわの作り方を調べまくり、以下サイトの制作手法を真似することにしました。

パーツの大きさと配置を考えている様子

イラストは私が描きました。
うちわ文字はフリーのにくまるフォント。うちわ文字向けのフォントを調べて見つけた物です(なんだかんだ普段用にも気に入って画像加工でも使うようになった) クリスタで作った原稿を文字は普通紙に、イラストはシール用紙に直接出力しパーツをカット→組み立てていきました。ちなみにこの作業で酷使したせいか十数年モノのプリンタが壊れました。

シールのミルフィーユや
色画用紙で長女のミケちゃんをイメージした背景
隙間のぷっくりシールは投票期間中のいちご新聞付録

次はうちわの裏面。
アイドルさんのうちわは名前とファンサで片面ずつ使うとお聞きしました。例えるなら某グループの「釣って♡」みたいな、ノラネコランドらしいオンリーワンのメッセージって何だろう…と考えあぐねまして。





なんなんだろうね、このうちわ。

その後、シール紙プリントできるコンビニまで走ったり遠方のダイソーまでうちわ用のフリルテープを調達しに行ったりしてギリギリなんとか東京出発前に完成。「ノラネコランドのうちわ作った」と言ったら家族が困惑していました。



うちわを掲げる日

迎えたサンリオフェス当日。
運動会前に結果発表ステージを立ち見で観覧しました。今年は順位の大変動があり最後の最後まで安心できないハラハラドキドキのキャラ大でした。

最推しのシナモンが無事に5連覇できて嬉しかったです。

開場中スキマ時間をみてトレーディングスペースでグッズのやりとりもしました。人だかりの中から初対面のお相手様を探す必要が何度もあったのですが、うちわがやけにデカいおかげで向こうからすぐ見つけてもらえて有難かったです。


そして肝心の運動会ステージですが。
…まあ、配信含め会場をご覧になった方は既にお気づきかと思います。

バルーンスティックでうちわなんか見えたもんじゃないと。

正直、応募の段階でこうなることは分かりきっていました。その上、私が当たった席は白組サイドの端。シナフレが間近で見れたのは嬉しかったのですが赤組のノラネコランドとはド反対の座席、彼らに直接うちわを見てもらうのは余程のこと…それこそピューロのように会場から脱走するような珍事件でも起きなければ絶対に叶わない状況でした。でもこれでいいんです、これは100%自己満足で作ったものだから。
うちわの柄を足で挟んで抱えながらバルーンスティック叩いて最後まで一生懸命応援しました。舞台上に呼び出されるサポーターさんにノラネコランド推しが全然現れずズッコケる3匹に心の内で「私は君たちのこと好きだよ!!今日は来てなくてもファン沢山いるよ!!」って念を飛ばし続けました。

出オチ組体操、玉入れの玉でじゃれる、座席にいつの間にか座っている…とサンリオフェスという大舞台でもやりたい放題をかまし、明らかに支持者を増やしたであろうノラネコランド。来年のキャラ大はもっとランクアップできたらいいねと心から願いつつ、いちにわかオタクによるうちわ制作プロジェクトは幕を下ろしたのでした。
いつ非公開で会ってもいいようにこのうちわはピューロ用バッグに常備しておこうと思います。だからグリの出番、増やしてほしいな。いつか見せられるといいな、ノラネコランド本人(本猫?)たちに。


アイプリ代になるらしいよ