人魚姫の花
いつも愛に愛で還してくれる丁寧で誠実なかたの指によって描かれ、そのかたの手から贈りものとしていただいた人魚の絵。
祈りを捧げるように薔薇の花を両手でもち、泡の微睡みのなかにいるこの人魚の姫を目にしたとき、夢心地へと誘われて、とてもインスピレーションを刺激された。そして心から感激してしまった。
その余韻はまだつづいている。
時は限りあるもの。誰かの時間は誰かの愛とおなじもので、その有限のなかで紡いでくださったものをわたしにと、そういうやさしさに胸がいっぱいになってしまう。それもこんなに優美なものを。
誰かの愛で自分への愛である時間ともっと上手におつきあいできるようにと自らに願いつつ、またひとつやってきてくれた“お守り”への感謝とともに。
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