お妃さまの鏡 2018.6.25
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劣等感というものについて、考えている真夜中です。
「自分が他者より劣っている」という意識は、自分の姿を他者という鏡をとおして見つめたさきにある飢餓感と思いこみであり、だからそれはおのれの問題であって、自身でどうにかするしかないものです。
妬み、という感情は、「ほんとうはわたしがあたえられるはずだったもの」と勝手に思っていたものが、他者のものとなったときに芽生えるものだとしたら、ジェラシーも、そして「奪われるかもしれない」という怖れも、やはり自分自身の問題でしか