雰囲気だけわかる!ナポリの選手たち(2)~DF編~
開いてくれてありがとうございます。好きなサンリオのキャラはみんなのたあ坊、Lunaです。ナポリの選手たちを超簡単に紹介していこうのコーナー第2弾、DF編です。本当に簡単なので悪しからず~
DF
#26 Kalidou Koulibaly - カリドゥ・クリバリ (29歳/セネガル・フランス/187cm/右足)
誰もが認める世界最高峰のCB、我らがディフェンスリーダー。スピードがあり、対人戦にも無類の強さを発揮するが、何と言ってもスライディングでボールを刈り取るのが上手い。もはや芸術の域。それとたまにDFラインから一気に前線へオーバーラップする、通称”おでかけ”をすることがある。ポケモンでいう、一撃必殺が当たるくらいの確率で上がってくる。(当社比)
そして最近、移籍の希望価格を大幅に値下げしたというニュースが舞い込んできて、ありとあらゆるクラブが狙っているという… 一生ナポリにいて欲しい(ひやひや)
よく身長が伸び縮みしており、ナポリ公式アプリの選手紹介欄での身長は195cm。何故かいつまで経ってもはっきりしない。”トマトは果物なのか野菜なのか”みたいな。
#44 Konstantinos Manolas - コスタス・マノラス (29歳/ギリシャ/189cm/右足)
17-18シーズンのUCLベスト8、当時ASローマに所属し、バルセロナ相手に大逆転次ラウンド進出を決めた”オリンピコの奇跡”を起こした張本人。そんな彼がナポリに来ると知った時は正直かなりたまげた。
クリバリと同様、スピード・対人戦ともに素晴らしいCBだが、加入した19-20シーズン当初、クリバリとの相性があまり良くなかったのか、失点が多い試合も多かった。が、試合を重ねるごとにコンビネーションも向上していき、現在となってはクリバリ‐マノラスは間違いなく世界最高のCBコンビだろう。そして圧倒的な怪我に対する治癒力を誇る。チユチユの実の能力者(なんか違う)。
どうでもいいけどファーストネームの”コンスタンティノス”、the・ギリシャって感じでかっこいい。
#19 Nikola Maksimovic - 二コラ・マクシモヴィッチ (29歳/セルビア/193cm/右足)
デカい。浮き球をはじき返す力は最高。スピードが無いのが玉に瑕。
昨シーズンのコロナ中断明け、マノラスの怪我もあり出場機会が多くなり、完璧なパフォーマンスを見せていた。が、今シーズンのはじめの方に出場した際は、そのパフォーマンスがまるで雲隠れしてしまったかの如く低調な時期があった。クリバリ・マノラスの怪我でコンスタントに出場機会が与えられるようになってからは高パフォーマンスを発揮している。スロースターターな雰囲気がある。通称”レジギガス”。普段はキッサキ神殿に佇んでいる。
#33 Amir Rrahmani - アミル・ラフマニ (27歳/コソボ・アルバニア/192cm/両足)
今シーズンの夏の移籍でエラス・ヴェローナからやって来たコソボ代表のキャプテン。第17節・ウディネーゼ戦(アウェイ・○1-2)でナポリでの初出場を果たしたが、ビルドアップでポカして同点弾を決められてしまい、前半だけで交代、となんだか散々なデビューだった。
しかしその後はクリバリ・マノラスの離脱により出場機会を増やし、第22節・ユヴェントス戦(ホーム・○1-0)ではクリーンシートを達成した。私はこの試合を機に、ラフマニのプレーが堂々としたものに変わったように見えた。さすがコソボ代表のキャプテンだと思わせる安定したプレーで、その評価は鰻上り。ナポリでキャプテンマークを巻くことが夢らしい。
#6 Mário Rui - マリオ・ルイ (29歳/ポルトガル/168cm/左足)
任天堂の名物キャラ・赤いアイツ。その弟である緑のアイツも半分潜んでいる。私はよく”おルイさん”と呼んでいる。
アーリークロス出してみたり、シュート打ってみたり、思い切りのいいプレーをする印象。クロスも無難に上手い。時々、凄くえちえちな(ノールック)パスを出す。ナポリサポーター大歓喜。
そして何と言っても闘争心が持ち味。昨シーズン、ラツィオ戦ではインモービレと、バルセロナ戦ではビダルとバチバチした。その身体が闘争を求めた時、アーマードコアの新作が出るとか出ないとか。
18-19シーズンのUCLでのPSG戦、エムバペを止めるためにクリバリにカタパルトタートルされたのは語り草となっている。
#31 Faouzi Ghoulam - ファウジ・グラム (30歳/アルジェリア・フランス/184cm/左足)
長らくナポリを支えている名サイドバック。左足から放たれる正確なクロスが持ち味。守備も悪くないし、最近話題となったロングスローも投げることが出来る。サッリ体制下では重要な1ピースとなり、”セリエA屈指のサイドバック”とも評された。
しかし2017年には右膝の前十字靭帯を損傷、2018年には右膝を骨折して長期離脱しており、そのプレーには若干の陰りが見えるようになってしまう。
それも乗り越え、今シーズンは出場すれば好パフォーマンスを見せ、本人も”コンディションは良い”とインタビューでは答えていたが、この前の第26節・ボローニャ戦では前半で負傷交代、後日、今度は左膝の前十字靭帯の損傷と診断された。調子が良かっただけに残念ではあるが、今はゆっくりと治療することに専念して欲しい。Forza, Ghoulam!!
#22 Giovanni Di Lorenzo - ジョバンニ・ディ・ロレンツォ (27歳/イタリア/183cm/右足)
紛う事なき鉄人。ずっと試合に出てるし、ずっと走ってる。不動の右サイドバックとしてエンポリをセリエBからAに昇格させ、18-19のセリエAを一年間戦った。そのシーズンでエンポリは再びBに降格となったが、19-20シーズンの夏に加入し、ナポリでも不動の存在と化した。それに伴いイタリア代表にも呼ばれるようになり、現PSGのアレッサンドロ・フロレンツィらとポジション争いをしている。
その類い稀なる運動量で攻撃・守備ともに大きく貢献している。攻撃面では、クロス精度がもう少し欲しい所ではあるが、オーバーラップ・インナーラップ共に高いレベルでこなす。守備も普通に出来るが、時々集中力の切れにより守備が軽くなる事も。
最近は試合に出すぎて逆に心配になる。そんなレベル。
#23 Elseid Hysaj - エルセイド・ヒサイ (27歳/アルバニア/182cm/右足)
偽左サイドバック。本来の主戦場は右だが、昨シーズン途中に数試合左サイドバックで出場して以来、今シーズンも左での出場がメインになっている。正直、私の目に映る左でのプレーはそこそこ。絶対に右の方が輝くと思うが、ガットゥーゾは頑なに左での起用を続けている。昨シーズンに左サイドバックで出場したサッスオーロ戦(ホーム・○2-0)では右足で強烈なミドルシュートを叩き込んだが、正直それっきりみたいな所もある。
この起用について、「売却のため、少しでも多く出場させて価格を上げるため」との噂もあるが、真実は闇の中…。しかしここまでブーブー言ったが、両サイドバックを務められる点は貴重である。そういう面では、いないとなんだか物足りない、カレーにおける福神漬けみたいな存在。俺福神漬け嫌いなんだけどさ。いや、もちろんヒサイは嫌いじゃないよ?
ここまで、ナポリのディフェンダーの皆さんを紹介(ネタ多め)しました。やってみて思ったのは、「なんか中堅の年齢ばっかり!」って事です。27~30歳と、その振り幅が非常に小さいです。若手を新たなディフェンスリーダーとして擁立しないと、数年後に困りそうではあります。急務は左SBの補強として、若い選手の獲得も狙って頂きたいという私の願望です。
ほいじゃあ最後!趣味全開だよ~
ELLEGARDEN 「高架線」
これはもう、私なりのグラムへのエールみたいなもんです。ぜひ皆さんにも一度聴いてほしいのです。私もこの曲には幾度と助けてもらいました。(そもそもELLEGARDENをオススメしたい。)
His name is Ghoulam.
そんなことで最後までご覧いただきありがとうございました。次はMFです。ぜひ次回もお願いします。ご意見等あれば、コメント・Twitterまでお願いします。Forza Napoli!!
(画像はナポリ公式サイト: https://www.sscnapoli.it から引用、選手情報はtransfesmarkt.jp: https://www.transfermarkt.jpを参考にしています。)
(Twitter - https://twitter.com/Luna_ofchicken)
<Q. 投稿頻度バグってね?>
いやぁ…なんか書いたら楽しくなっちゃって…
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