「気持ちわかるよ」の“気持ち”って

ずいぶん前にアカウント作ったのに、投稿は今日が初めて。キリのいい日にと思っていたけど、そう思っているとまた逃しそう。
だから、思い立ったが吉日。書きたいことができた今日、始めることにしました。

先日、相手の立場で聴くことの研修会に参加して。相手に軽めの話題を提供してもらい、それを聞いて「相手が話したいだろうなと思うことを質問してください」と課題を与えられました。

今までそんな風にちゃんと意識して質問したことあったかな…。でも、すごくすごく、その人のことを考えながら質問しました。そういう感覚は初めてでした。

さて、自分が話し手側になったとき。
「あ、これは違うんだ!」と気づいたことが。

相手の話を聞いて、よく返しに使う、

「気持ちわかるよ」
「私もそんなことあったよ」

これって、相手の気持ちじゃないよなぁ。
あくまでも、
その感覚がわかるような気がする自分
自分にも似た体験があったことを思い出した
ことがわかっただけであって、相手の気持ちがわかったわけではないんだな、と。

質問する側の方に、
私も前にそうだったのよー、私のときはね…
と話された時には、
この人は、私の話に興味が示しているのではなくて、私の話をきっかけに思い出した自分の話を聞いてもらいたいんだな。
と、思いました。

私も今まで、そんな思いを相手にさせていたよなぁ。
いいふりかえりになりました。

質問するときは、相手が話したそうなことを。

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