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私の監獄生活⑧

これはわたしの実体験を記録したものです。
犯罪を誘発する目的ではなく、あくまでも私のような人を減らしたいと思い公開しています。
身バレ防止のため地名や細かい内容は曖昧にしています。
誹謗中傷のコメントは削除させて頂きます。
内容に関して、私自身のことについてはお答えできかねます。
拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。


〜取り調べ開始〜
次の日から取り調べが始まりました。
取り調べには捜査2課知能犯係の男性刑事2人が来ました。
主任の方は20代、係長の方は30代後半でした。
内容としてはまず生い立ちから聞かれました。
・どんな家族構成か
・どんな子供だったか
・学生時代何に打ち込んでいたか
・両親はどんな人か
・兄弟とはどんな関係性か
・社会人になってからの生活
・結婚していた時の生活
・元夫のこと
・現在付き合っている人のこと
・友達は多いのか
・今までの生活状況

など私についてのプロフィールを調書にまとめていきました。
質問に答え、目の前で主任刑事がパソコンで文章にしていくようでした。
正直、私の言葉ではないなと思いました。
その時はわかりませんでしたが、調書は私が話した内容なので一語一句、正確に記載されていなければいけないものです。
ですが、刑事の主観や言葉のニュアンスの違いなど多々あったように思います。
何も知らなかった私は聞かれるがまま話し、言われるがまま署名指印してしまいました。
ここでもっと反抗できていたらあんなに酷い調書はできなかったと思います。

終始和やかな雰囲気できつい言葉をかけられることもありませんでした。
もっといろんなことを知りたい、という感じで雑談も多かったです。
そうやって私が話しやすいようにしているんだなというふうには感じました。

午後に初めて弁護士さんが来てくださいました。
男性の40代くらいの方で優しそうでしたが、100%信じることはできずにいました。
まず両親と彼に連絡を取ってほしいとお願いをしました。
その際、今回のことを包み隠さず話してほしいと言いました。
警察からは身柄を預かっていることは連絡が入ったようですが
何をしたのか、いつまでなのかなどは教えてもらえないようです。
弁護士さんからは取り調べのことを聞かれましたが素直に答えている、とだけ話し、あとは何も言われなかったのでそのままでいいのだなと思ってしまいました。
この調書が今後の裁判に大きく関わってくるのに全くの無知でした。

次回も取り調べの内容を投稿していきます。
次は有料予定です。

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