ワーママ御三家を目指す|4年生時に日々取り組んだこと

入塾後3年生時点での記録は、こちらのエントリーに書きました。

新4年生の時点、つまり3年生の2月からαクラスでスタートしたいと思いました。
そのためには、1月のお正月明けの組分けテストで偏差値60あたりを取ることを狙いました。

さて、60を狙ったのはなぜか?
サピックスの偏差値一覧を片手に読んでもらえるとよりわかりやすいと思います。

最高峰を目指すなら、65を軽く超えてほしいところ。
というのも開成が67あたりにあり、65を超えれば、合格圏に入れる印象です。

65を超える勉強量やマインドはどういうものか。
わかっていることは、かなり根を詰めて取り組んで、それが普通と思えるレベル。
うちの息子の実力では、一時的に頑張ったら届くけれど、
我が家のリソース的には継続が難しいと思いました。
自分が割ける労力や生活を考えると、よほど開成に行きたいと思っていない限りそこまで価値を感じられないというのもありました。

いくらか目線を下げて、60あたりを見渡すと、
麻布、武蔵、海城、駒東、早慶附属が上下ゾーンにあります。
60あたりにいれば、いわゆる世間でいうところの難関校に受かりやすいことがわかります。
校舎の規模によりますが、αの上の方のクラスになります。

サピックス60あたりの目線をこんな具合に理解してもらえればと思います。

難関校に確実に受かるポジションをキープしたいと思いました。
当時は特に御三家にこだわっていたわけではなく、
このゾーンの学校が息子の志望校になってほしいな、と考えていた程度。
実際には、志望校はこの時点では、決まっていません。
決まっていないけれど、通いたい学校が固まったとき
選択肢として無謀ではなく、正しく努力すれば、合格できるようにしたいと思っていました。
中学受験を通して身につけてほしいことの一つに正しい努力をして得られる肯定感というものがありました。

さて4年生時。科目別に取り組んだことは次のとおり。
3年生から4年生に上がるとき、テキストのボリュームがグッと増え、
フォローが大変、と当初は思いました。
終わった今だから振り返ると、4年生のボリュームは、軽い方でした。

4年生の時は、ひたすら上の成績を目指すのではなく、
また、偏差値や順位にこだわり過ぎず、
効果的な取り組み方や勉強の習慣付けに心を砕きました。

サラリーマンですから、常に見守ることができたわけではありません。
親としてできること、そこまではリソースを避けないところを見極め、
注力するべきところはしっかりとフォローを心がけました。

算数
よく算数で決まる、と言われていたので、解き直しを必ずしていました。
最初の頃は、ひたすら基本的な問題を中心に量をこなしました。
当初は本当に基本・基礎だけ取り組んでいましたが、
マンスリーテスト内容を見返したとき、応用としてテキストに掲載されていた問題の類題が出題されていたので、応用問題にも取り組むことにしました。
基礎トレーニングは毎日必ず。
サピックスの冊子の教材も、最後の思考系の問題を除いてほぼ全問取り組みました。
算数は、毎日きちんと取り組むと短期間で結果が出やすかったです。

我が家は、くもんに通って先取りをしていたわけではないので、
先取りをして入塾してきた他の男子と比べて、最初のアドバンテージはない状態。
それでも、テキストにしっかりとコツコツ取り組むことで、安定して良い成績を取ることができていました。

国語
読書・活字好きではない子だったので、読解力で高得点を取るのは難しいと思いました。
高望みはしないで、知識を問うところ漢字で確実に点数を取れるようにしたいと思いました。
もっと自分に余裕があれば、読解や記述力を高めることができたと思います。
もし、専業主婦で時間に余裕があったら、テキストの題材となった本を借りてきて読んだり、記述のコツのようなものを調べたりしたかったです。
また、興味を持てそうな本を探したり、よくテーマに出てくる題材について調べたりなど、もっときめ細かく学習内容でフォローできたと思います。
読解・記述は、授業で解いたものを中心に復習しました。


理科
発展問題を除く全ての練習問題を解きました。
発展問題を除いてもかなりのボリュームがあります。
保護者会での先生の話で、発展問題はよほどの余裕がある、もしくは理科好きでもないい限り取り組まなくてもいいとおっしゃっていたので、
我が家では手をつけませんでした。
後から、取り組む問題量を減らしても問題なかったのでは?と思いましたが、
息子が理科好きだったので、結局、発展問題を除く全てを解きました。
好きな科目、取り組みたい科目はなるべく自由にさせました。

社会
4年生は地理がメインになります。
サピックス4科目テキストの中で練習問題の数は最も少なかったです。
とはいえ、暗記科目なので覚えることのボリュームは大きい。

子ども的には、あまり関心のない分野だったのですが、
足を引っ張る科目になってしまうのも困りもの。
全く出来なくて最底辺に止まることは避けたかったです。
暗記科目だからといって後回しにするのは、難関校狙いにはリスクが高いと思います。
暗記量が膨大なため、6年生で挽回しようとして、他の重要な科目や苦手分野のフォローに手が回らなくなるのは困ると思いました。
コツコツを積み上げるようにしました。
テキストの練習問題は必ず解く。
白地図にも取り組みました。
ちなみに白地図は、お勧めです。
資料を見ながら手を動かすことで、理解度が深まると思います。

理社にも手を抜かずにきちんと取り組んだことは、
正解でした。
成績の上下が少なく、総合的に良いポジションで入られたのは、
理社の点数に支えられたからです。
また、6年生時の気持ちの余裕にもつながりました。





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