読書記録|未来を自由に選ぶ力

小田桐あさぎさんをフォローしていたら、オンライン上の対談で鈴木実歩さんを知りました。
小田桐さんのSNS上での対談で毎日日替わりで起業家やインフルエンサーとお金にまつわるトークをするものだったのですが、その中でも鈴木さんとは以前から仲良しとのこと。
お互いをよく知っているのか、非常にリラックスした雰囲気が他のゲストと異なり、聞き入ってしまいました。

小田桐さんのはじけぶりも面白くてファンなのですが、ごくごく普通の女子には、なかなか真似できないです。(自分ではちょっと、と思うことをやってくれているから面白いと思うし、そういうところが好きでファンです。)

観察していると、小田桐さんはとてもコミュニケーション能力が高いことがわかります。だからコミュ障な自分には、そのまま取り入れるには、リスキーです。

鈴木さんは、(キャラとして)欲望全開な小田桐さんに対して、硬めな印象でした。
パッと見た目は、華やかなんだけれど、キラキラ、ガーリーな感じではなく、その硬さが小田桐さんとの対談でなぜか印象に残ったのです。

なぜ、硬いと感じたか?著書を読んでわかりました。
実際、内容を読んでみると非常にきっちりした人なんだろうな、と思わせる内容でした。
ダメダメOLだった、とご本人は書いていますが、実際は、そんなことはなさそうです。
仕事がイマイチだったのは、本当にメンタルが参っていたときで、地はものすごく仕事できる人なのでしょう。

前半は、OL時代の様々なチャレンジについて、紹介されています。
1個1個は、本当にスモールチャレンジです。
著書が5年前なので、今同じことをなぞっても同じような展開にはならないと思いますが、考え方や行動は今すぐにでも取り入れたいです。
早くかairbnbに取り組んでいたそうです。
やはりアーリーアダプターならではの、工夫や発見は、なるほど、と思いました。

他にも自分でビジネスを作るためにいろいろチャレンジされているのですが、
チャレンジ後にうまくいったこと、ダメだったことをしっかりを分析して次に繋げていること。普通に人は、意外とできていないんですよね。
まあ最初からうまくいくことはあまりなく、少し変えたまたチャレンジしてみるなど、継続が大事なんですが、大体は、

・うまくいかない時点で諦める、関心を失う
・うまくいかないのに変えずに無駄に続けてしまう

で、なかなかうまくいかないことが多いと思います。
自分も過去にうまくいかなかったときは、だいたい2番目に当てはまっていました(1番目もある)。
成功するまでの過程を知りたいと思っていたので、読んで良かったです。

後半は、なるほど、どうして鈴木さんは硬いと感じたのか、わかるような内容でした。
硬い、というとネガティブに取られそうだけれど、
私がここで伝えたいのは、一流企業にいた人だろうなと思わせる、きちんとしたところや事務処理能力の高さなんだな〜、と。

講師に対するマナーに関することや、自分の感情の扱い方は、ひと昔の他の啓発本ではなかなか扱わなかった内容だと思います。
応援されるためのお作法は、実生活でも取り入れたいです。

いわゆるきちんとしたお仕事をしつつ、でも、ずっとサラリーマンでいることに疑問を持っていてパラレルキャリアを検討している人に、おススメの一冊です。


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