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心地よいと感じる動きが一番美しい

10月の牡羊座満月は
ハワイ在住の舞踊家那須シズノさんをお招きして
芦ノ湖で祈りの舞リトリートを開催しました。

那須シズノさん

以前、シズノさんのダンスリトリートに参加したとき、こんな風にシズノさんがおっしゃった。

「自分が一番心地よいという動き、
瞬間瞬間、それが、一番美しいのです。
誰から見てもそれが一番美しくなってしまうのです。

なぜなら、心地よいと感じる瞬間は
あなたの存在そのものが現れるからです。

あなたの存在が美しいのです。
体型も容姿も関係ありません。
あなたの存在が美しいのです。それを信じてください。」

わたしは、この言葉に心打たれ、このリトリートの主催を決めました。

そして、学校の授業でしか踊ったことがないという人が集まったダンスワークは、見事にそれを証明してくれました。

年齢も30代から60代まで
ダンス経験者もいたがほとんど未経験者

でも、それぞれが自分の心地よさにいるとき
そこにまったく経験や能力の「差」が感じられず、喜びに溢れ、美しかった。

ほとんど初心者の集まりで瞬間ごとに創造していくコンテポラリーダンスを踊った。

そこにあったのは
「素直なこころ」だけだったように思う。

こころが素直になると
からだも素直になる。

だから、動けないということが起こらない。
自分の心地よさにいるので、無理もない。

けれど、瞬間瞬間、自己超越している。
けして内側に引きこもってはない。

ただただ、瞬間ごとの純粋性に降り立っていく。
おひつじ座の満月は
そんな純粋性をサポートしてくれたのかもしれない。


はじめての舞布


今回、シズノさんに無理を言って
3日間のテーマを
1日目 解放
2日目 祈り
3日目 創造
という3本立てにしていただいた。

過去にこの3つを一回でやったことはないとおっしゃっていた。

一日目 解放のダンスワーク 普段動かしていないからだに風をいれる


芦ノ湖の自然、草花とともに


信じ切る力

シズノさんは、こんな風にもおっしゃった。

「自分を信じ切る力。
心地よい動きが美しいということを信じてください。

信じ切ってください。

生きるとは、創造の繰り返し。生きていることが神の技。
肉体を通して花にも 鳥にもなれる

花になりたかったら花になっていいんです。
鳥になりたかったら鳥になっていいんです。」




わたしたちは、自分の一番純粋な想いを
誰からの許可も得る必要がない。
そのまま生きていい。

それでも、
時にそのことを許可してもらいたい。
そんなことを思うことがある。

「これでいいですか?」
「わたし、この生き方でいいですか?間違ってませんか?」と。

そんな質問を繰り返していると
生きる力を失う。

わたしたちがこの人生で学ぶことのひとつに
自分自身へのゆるしがある。

それは、生きる喜び。
いのちの輝き。

誰の許可も必要としない。

この瞬間の心地よさを自分で決めるということ。
それは、世界と調和する。
その自分を信じ切るということ。

人は、自分を信じ切れる時
大きな力を発動するように思う。


それは、あらゆる創造のエネルギーに。
溢れる生命力に。

いのちの喜びから生まれる創造へ。


ダンス。

生命の躍動。生きることそのもの。




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