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【書籍 HOPE】ECO-COTTON里帰りプロジェクト

『HOPE 編み物でちょっと地球にいいことを。』
2月14日の発売以来、想像以上の反応を頂き、それに伴う作業に明け暮れていました。販売冊数も発売日から三日目で100冊を超え、寄付金は最初の目標である5万円を達成しています。お買い求めくださった皆様に心より感謝申し上げます。


さて、このHOPE。本の制作を考えていた頃から、販売サイトを見るだけでも楽しんでもらいたくて、多種多様なセット商品を考えてみようと。特に編み物をする人に喜んでもらえる内容のものを充実させたい、と2020年渡米した際購入してきた様々な編み物グッズと組み合わせて販売しています。


その中で、「HOPE一冊+NYで購入したミニミニかせ糸」というセットがあります。色味も優しいECO-COTTONという名の、本式のかせ状態にもならない10グラム/25mの小さな糸。販売数は50(残り25/2022.2.28現在)

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N Yから日本にやって来た兄弟姉妹糸50個(子)が、今ここ岡山から全国へ旅立っています。ご注文頂き発送するたびに、独り立ちする糸っ子の成長と幸せを願う母親の気分。こちらを購入くださった方に向けて、何かイベントができないか?と、ここ数日考えていました。


そうだ!里帰り企画はどうだろう?
日本中に散らばった兄弟姉妹糸が、それぞれの新しい親御さんの手によって編んでもらい、「形」となって私の元へ里帰りする。




【プロジェクトの願い】

その形は「球体」。
HOPEの大きなテーマである「地球のカタチ」。

そして「地球」をつなげることは、皆さんの「手をつなぐこと」。
人も動物も自然も今より少しでも豊かで、この先の世がこれ以上酷くならぬよう平和でありますように、と。


【プロジェクトの概要】

■プロジェクト名:ECO-COTTON里帰りプロジェクト
■皆さんが編む球体の名前:「わたしの地球」
■「わたしの地球」をつなげた完成品名:「みんなの地球ネックレス」
■参加者資格:「HOPE+NYで購入したミニミニかせ糸」購入者さま
■「わたしの地球」受付け期間:「HOPE+NYで購入したミニミニかせ糸」最後の1セットが販売されてから一ヶ月以内まで(決定次第SNS等で知らせます)☞https://lumiena.theshop.jp/items/49782805            ■参加費:もちろん無料です!


【注意事項】

①必ずHOPEと一緒に届いたECO-COTTONで編んでください
②球体の規定サイズは決めませんが、編み方は必ず下記編み方の通りで編んでください
③発送方法はお任せします。申し訳ありませんが、送料ご負担ください
④ECO-COTTONのセットが完売するまで何年もかかるかもしれません。どうか「みんなの地球ネックレス」の完成は気長にお待ちください
⑤SNS投稿の際のハッシュタグは「#光恵HOPE」と「#みんなの地球ネックレス」の2つ


【プロジェクトの流れ】

①こま編みで編んだ球体一個を光恵宛てに送付(数は最低一個~お好きな数)
②期限内に集まった球体たちをつなげ、ネックレスにする
③オランが身につけお出掛けする。いつかはネックレスをかけたオランと共にNYへ再訪できれば!
④お出掛けの様子をSNSに写真投稿します。ご希望の方はタグ付けします!


【わたしの地球の編み方/かぎ針編み】

1段目:輪の作り目にこま編み×6回(6目)
2段目:増やし目×6回(12目)
3段目:(増やし目、細編み)×6回(18目)
4段目:増減なし(18目)
5段目:増減なし(18目)
6段目:(減らし目、こま編み)×6回(12目)
7段目:減らし目×6回(6目)→綿詰め、糸始末

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もちろん、この企画に参加されるかどうかは自由です。編みたいものが他にある方はどうぞお好きなものを編んでくださいね。「なに編もうかなぁ?」と思案されている方はぜひ!!何を編まれたとしても、完成されたら「#光恵HOPE」をつけてぜひ投稿して見せてください!この糸を買ったお店の方、とっても優しい方でした。きっと喜ばれます。もちろん私も大喜びします。

このプロジェクトや商品に興味を持たれた方は、こちらから購入できます☟


【50セット完売しました!】

ありがたいことに50セットが完売しました。お買い求めくださった50名の皆さまに心より御礼申し上げます。今後についてお知らせです。

●皆さんが編む球体「わたしの地球」の返送期限2024年2月29日(水)までに必着
●返送先:光恵まで(HOPEをお送りした際に記載していた住所。分からなくなった方は問い合わせフォームやDMでご連絡ください)
※3月末までに地球をつなぎ、「みんなの地球ネックレス」を完成させます
※4月からオランが着用しておでかけします


【あとがき】

なぜこんなプロジェクトを思いついたか?と言いますと、私は若かりし頃入院して闘病していました。外出はもちろんのこと、階下の売店に行くことすら止められていた「病室」という名のカゴの中の鳥でした(でもこっそり抜け出したこともあります)。自分の思うようにできない、行動に制約のある辛くて悔しくて苦しい体験をしました(治療による身体への痛みと共に)

でも今の私は、好きな時に好きな場所に出掛けようと思えば出掛けられる。そのことに、たったそれだけのことに、ありがたさと喜びを感じる珍しい人間です(苦笑)そんな思いを胸にニューヨークを再び訪れることができ、好きな糸を買うことができた。その50個の糸が、自分の本と共に日本各地へと飛び立ち、誰かの手によって編まれる。

このセット商品を思いついた時すごく興奮しました。すぐにでもタイムマシーンに飛び乗り、ベッドに横たわり白い天井を眺めている私に伝えに行きたくなりました。この糸によってニューヨークと日本を結べたなら、今度は買ってくださった方同士を結び、新しい世界へお連れしたい。

喜びと感謝から生まれた、編み物で見知らぬ誰かと誰かの手をつなぐプロジェクトです。ぜひともご参加くださいませ。

感謝を込めて…
光恵
2023.12.15



ぜひサポートをお願いします。私の制作活動や、オランと共に活動している「オランプロジェクト」の活動資金に活用させて頂きます。「Protect Our forest」さあ!あなたもオランと一緒に森を守り育てませんか?