再生 ~Rebirth~
個展は終わってしまったのだけど…
長年温めていた構想を、この日のために必死で編み上げた作品なので書き残しておこうと思う。
それは「着なくなった手編みのウエア」を
「ある程度ほどいて糸に戻し」
「その糸であみぐるみを編み」
「ほどき掛けのウエアと共に一つの作品にする」というもの。
ほどく時に感じる心の痛み。
くねくねとクセのついてしまった糸。
そこから、新たに生まれるもの。
一目一目編むのも、頭数を増やすのも、長い時間が掛かる。
けれど糸をほどくのは、絶滅に向かうのは、一