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熟年だから、好きなことしよう

悪条件とはいえ、5~6キロ歩いた程度で風邪をひいて寝込むなんてことは、以前には無かった。
老化とか、体調の悪さとかを鑑みてもいいと思うけど、ちょっとなあ…と、首を捻っている。

スリックのマスタースポーツと、マミヤの標準付きのC33、ミノルタX500にサードパーティーの28-200ズーム、サンパックのストロボ等々を大きいカメラバックに積めて、冬の山道を上った。
あの若さはもうどこにもない。
それは承知しているけれど。

不思議なことに、撮影しながらの散策は歩が進みやすい。
後でGoogle Mapのタイムラインを見てみると、それなりの距離を歩いているのがわかる。
多分、アドレナリンが多目に出ているのだ。
好きなことは、自分の実力以上のことを成し遂げさせてしまうものらしい。

逆に言えば、嫌々やっている仕事は、パフォーマンスを低下させてしまう。
頭もボーっとなるし、緊張するしで良いことが無い。
これもまた立場を変えて言うならば、顧客(利用者)が、従業員に対して横柄に接すれば、その従業員の能力を低下させ、ふいな事故やトラブルを誘発させる大きな原因となる。

能力が高い人ほど、黙して語らないというのは、正確な解だ。
クレーマーというのは、そういった意味で自らの首を絞める愚かな存在と言える。
言えば言うだけ結果は悪くなるのだ。

好きこそ物の上手なれ、という。
最近は鬱々としたことばかり多くて、他人に対して険しくなりやすい時代だけれど…自分が好きなことを黙々とやるのが、こんな時には一番身体に良いのかも知れない。

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