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ツリーハウスな「フエギア 1833 麻布台(FUEGUIA 1833 Azabudai )」で想う。

こんにちは。
2023年11月に麻布台ヒルズにオープンした「フエギア 1833 麻布台」。
六本木、銀座に続き国内3店舗目となるここ麻布台は、香りを楽しむパフュームバー、そしてインフュージョンバーのふたつで構成されています。

(記事「「南米の家」へようこそ / FUEGUIA 1833 がGinza Six にオープン」)
(記事「幼き頃の冒険心の香り、私のジャングルブック ”Cuentos de la Selva” Fueguia 1833」)

ここツリーハウス!なんです。
ツリーハウスって自分だけの濃密な空間、秘密基地よね。大好きー

六本木、銀座同様、麻布台も創業者ジュリアン・ベデル(Julian Bedel)の設計。現代を生きる私たちに必要なゆったりとした時間、そして生命を感じる瞬間を提供してくれます。

パフュームバーは、ジュリアンの友人が原材料の木材で作ったという木がツリーハウスムードを高めてくれています。

日本の杉を使用した店内には、パフュームを邪魔しない仄かな杉の香りが漂います。

窓にはジュリアンの兄が描いたというアンデス山脈。

ジュリアンがヴィンテージパーツを集めてつくったギターも並ぶ。

ジュリアンは音楽というよりいかに良い「音」を聴くか、ということを追求しているという。

そしてインフュージョンバーでは、

ジュリアンが選んだワインを楽しむことができます。

ゆくゆくはフエギアボタニーで栽培されたお茶も提供してくれるらしい。

お茶楽しみ。

商品を眺めながら座れる空間って本当に大切。
夢中になって商品と向き合ってると一息入れ客観視したくなる。そんな時、すぐ横にお茶を飲めるスペースがあると嬉しいし、購買意欲にも繋がるんですよね。

ワインだけではなく、美味な葡萄ジュースも飲めます。

そして大きな窓。ビルに入ってる店って窓を潰しちゃうのが残念。自然光が入らないと息苦しいのよね。ゆったり過ごすには窓、必要。

なーんて話してたら「ここ開くんですよ。」「きゃー素敵!!!」

インフュージョンバーにはもう一つ外を眺められるドアがあって

嬉しい。

このドアの外に座れる空間を確保したかったそうなんですが、ちょっとスペースが足りなかったようで。でも、こんな狭い空間にも植物たちが楽しそうに外向いて並んでた。

つくり手の意識がこういう細かいところに感じられる。気持ち良い空間というのは、コンセプトと出来上がったものとの間に隙間がないこと。

大きな窓があることで、太陽光を存分に楽しむことができるし

夕方からは間接照明が時間の流れをゆっくり柔らかくしてくれる。

インフュージョンバーは「もっとゆっくり今を楽しんで」と教えてくれている。香水を売るだけならこの空間は要らないし、外へのふたつの扉も必要ない。

ジュリアンの生き方が反映しているんだろうな。一見無駄と思えるもの、必要ないと感じるものを排除せず、心地良いと感じる自分のセンサーを信頼している在り方。

「豊かさってなんだろうね〜」とスタッフの方と話しながら、今の私に合う香りを選んでいただいた。

Humo de Rubí(ウモ デ ルビー)」と「Milonga Verde(ミロンガ ベルデ)」。

Humo de Rubí」は、紅煙を意味する言葉で、ルビーの輝きと微細な煙の香りで高邁な魂の輝きを表現した香り。
今まで私が手に取ったことのない香り、少し獣っぽくって不思議で甘い。

Milonga Verde」は、アルゼンチン郊外の夜が舞台。様々な階層や文化の異なる人々が音楽を通して交わる情景を表した香り。情熱的な夜の木々を連想させる。

「前お会いした時は少し停滞していましたよね。でも今のLulu.さんはスッカーンと突き抜けた感じがします。どんな変化も楽しめて冒険する感じ。なのでこのふたつ。」と、とても嬉しい見立てをして下さいました。

季節や天候、その時々の気分によって似合う香り、選ぶ香りが違ってくるのが面白いね。

ゆったりと時間の流れるジュリアンのツリーハウスで新しい香りを見つけてみて下さい。

フエギア 1833 麻布台
所在地:東京都港区虎ノ門5-9-1 ガーデンプラザB 2F
営業時間:11:00~20:00
TEL:03-6809-1771











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