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#17 眠りの入り口から深い層へ下りた話

お迎え時間が早い金曜日は
ちょっと落ち着かない。
でも忘れる前に書きたいことがある

  〈 おことわり 〉
とりとめもなく唯々わたしの為なので
巷の役に立つ情報とは真逆かと思います




ここの山食が焼くとスコーンみたいで美味しいのだ・・・!


そんな日に限ってお昼にパンを食べたもんで
わたしの脳みそがお昼寝しようよと言ってくる
やなこった!


建築が好きだ。
人が考え、創り出したとは思えないほど
計算し尽くされ
自然の中にぬっと密度をもたらす
静謐でありながらもメッセージを感じさせ
完全ではないところにこそ
完成されたものにしかない表情、他との境界を見てしまう
纏う時間や空気までもが
自分の理解の輪の遥か遠くまで広がっていることに
興奮と無力感を同時に感じる。

わたしには到底説明できない世界の中に
飛び込んでじっとしていることは許されるなら
飽きるまで味わっていたい少し孤独な感覚。

血糖値が上がってきた
眠くなって来たぞ

朝のうちに炭水化物以外のランチを準備しておかなくては
と眠い頭で考える(きっと月曜には忘れる)


眠い頭で考えることは
時に無駄な妄想であり、夢の入り口だったりする
でも結構この時間が好きだ
手がかりが見えることがあるから。




昨夜ベッドで
「なんできれいになりたいんだろう」と考えていた。
息子の規則正しい寝息を聴きながら
わたしも早く眠らなくては と焦るのを諦めたら
そんなことが水面にぽかっと浮かんできた。

・・・

誰かにきれいだと思われたい?
見返したい人がいる?
___違うな、他人に映してみてきれいか確かめたいんじゃない

じゃあわたし自身がきれいだと認めて
安心したい?
___微妙に違う気がするけど、
___そうやって満たされるのは幸せなんだろうな

わたしの思うきれいなわたしってどんな?
___あんまりこっちを向いてくれないんだよね、
___どんな顔してるのか見せてくれたらいいのに
___音もあんまりしないし

photo by Kiyohiko Higashide

・・・

と思った時見ていた景色に何かヒントがあった気がした

そんなに明るくない美術館の様な、モダンな雰囲気のする
そこにいる女性、わたしかな?

そうか。
そうだ、わたしはこういう場所に似合う人になりたいんだな。
艶々ピカピカな美女になりたいんじゃなくて
その空間にいても景観を邪魔しない様な
同じトーンで紛れ込める様な

そして、きっといつかそういう場所に住まいたいんだな。
静かに、穏やかに、
そこへ似合うわたしの姿で。

・・・

どこまでが夢でどこからが考えごとかわからないけど、
無意識な自分の深層に少し降りられた気持ちがして
胸がドキドキしていた。
うん、うん、ありがとう、と思ってた。
一番単純な自分の欲求に理由を見つけることは必要ないかもしれないけど
腹落ちするとこんなにすっきりするとは案外驚きだった。

その後みた夢は思い出せないけれど、
朝目が覚めたとき
昨日までなかったものが体の中にある様に思えて
「忘れたくないな」と声に出してみた。

・・・

お昼のパンが殊の外よく効いて
うまく昨夜にワープできたみたい
忘れないうちに書き留めたかったから
よかったな。

さてお迎えにいかないと。
こういうの、催眠療法っていうのかな?
予知夢、knowingともちがうような
うーんしっくりこないな
”お昼パンメソード” でいいか。(適当)

るる




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