Skyline〜意訳翻訳歌詞〜
繊細な少年たちの恋愛を描き、全世界を絶賛の渦に巻き込んだタイドラマ「I Told Sunset About you」。
その主題歌「Skyline」を主演の1人であるBillkinくんが歌っている。
ドラマの設定そのままにBillkinくんPPくんが共演するPVが非常にノスタルジックでもどかしくて、ドラマと歌詞の世界を見事に表現している。
と言うのもタイ語で書かれた歌詞をどうしても知りたくて、拙いタイ語翻訳と様々なところで公開されている英訳や日本語訳を参考にしながら、初心者なりに独断と偏見で意訳翻訳してみた。意味を知りながら見ると、近づいたり、離れたりする2人の瑞々しい関係がリンクしてさらにいい。
※なお、ここに記した歌詞はあくまでも私の大いなる意訳が加味されていることをご理解いただきたい。
「Skyline」
初めからわかる人なんていない
出会ったときには考えもしなかった
ただ、そのたった一度きりの出会いが
ずっと心の中にあり続けたのです
私たちが再び出会った瞬間
離れてしまったあの日のことはすっかり消えてしまった
私がずっと求めていたものは君だったんだ
でも愛はいつだって思うようにはならない
こうやってまたお互いを見つけ出すと言うのに
なぜ私たちは離れ離れになってしまうのだろう
地平線が2人を隔てるとしても
私は喜んでそれに立ち向かう
どんなに高い壁が阻んでも
私は決して怯んだりしない
そしていくら時が経とうとも
私は喜んで待つでしょう
でも目の前に立ちはだかるのが
「運命」なのだとしたら
私にはどうすることもできない
諦めるしかないでしょう
ねぇ、そうでしょう?
恋愛小説の終わりには
離れてしまった恋人は必ず戻ってくる
そして再び愛を告げるもの
でも現実はそんな風にはうまく行かない
どんなに強く願っても
私たちが手を取り合うことはないでしょう
地平線が2人を隔てるとしても
私は喜んでそれに立ち向かう
どんなに高い壁が阻んでも
私は決して怯んだりしない
そしていくら時が経とうとも
私は喜んで待つでしょう
でも目の前に立ちはだかるのが
「運命」なのだとしたら
私にはどうすることもできない
諦めるしかないでしょう
ねぇ、そうでしょう?
お互いの姿が見え隠れする中、必死で相手を追い求めて海沿いを走る姿が、歌詞の中にある2人の関係を阻む数々の困難を表している。
何度疎遠になろうとも再び出会い、惹かれあってしまう2人のラストがどんな形であろうとも、今のこの苦しさから逃れる方法を知りたい、そんな風に聞こえてくる。
地平線でも、壁でも、時間でも、何があっても立ち向かうと宣言するのに、運命という二文字の前に屈してしまう気持ち。
困難によってますます高まっていく気持ちが報われるのだとしたら、どんなことをしても耐え抜く。
ただ、結局は結ばれない運命なのだとしたら、神様は何て残酷なのだろう。どうしてあの人に会わせてしまったのだろう。
Billkinくんの伸びやかで色気のある歌声がとても心地よい一曲。俳優としてはもちろん、歌手としての彼からも今後目が離せない。
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