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バアバは 春の風に 手を取られて 天に昇っていった まるで 微笑んでいるような 穏やかな …
塀の上の カタツムリ 家を背負って 重くないの ? 引っ越しが 面倒だから 家を担いで 動…
丘から 眺める あの街は 静かな 夏のベェールに 揺れている クレヨン色の家々には つまし…
雲よりも真っ白な「白い靴」 幼稚園 年長の彩ちゃんが 誕生日に 貰ったプレゼントだ 彩ちゃ…
君は ボクを置き去りにして 急に 旅立ってしまった 夏の湘南の 風の心地よさを 男二人で …
おばあちゃんは 口数 少なく 常に 手を動かして 仕事をしていた ボクを とても可愛がっ…
早苗月(さなえづき)の河岸を あなたの手を取って 白雲と共に 歩いた あなたの 歩みは 壊れた時計の 針のよう 立ち止まり 座り 遠くの 山をみつめる ベンチに 腰かけて ポツポツと 細くやせた指で 心の糸で 編んだ袋から 昔の話を 取り出し 乾いた声で 話し出す お前は 8歳の時 ここで おぼれそうになったんよ お父さんが ものすごい顔して 下駄 履いたまま 川に 飛び込んだ お前は 本当に 手のかかる 子だったんよ 大きくなったら どんな 大人になるかと ず
ボク 鯉のぼり 立てたいなぁ ママは マンションだから とんでもないと そっぽむく パパは…
子どもの涙だけは 苦手です ちょっと 息を吸うのを 止めたと思うと 急に 大泣きし 涙の 洪…
春陽が キラリと光る 里山の 坂道を 母さんと 手を繋いで 帰り道 道は 木漏れ日色の 着物…
古く 傷だらけで 色褪せた 小さなオルゴール 箱には手やインクの 染みが点々 家族は こん…
子どもの目には 青く 広い海がある 笑えば 白いさざ波が 立つ 頬は 朝焼け色 露のように …
詩「面影の小箱」「#これからの家族の形」応募作品の 中で「面影の小箱」ー詩ーが 先週特に…
子どもの 心の中には いつも 春の風がある かざ車を まわし 沢山の 笑顔を 育てる 風だ 眠っている時 その 心は 流れ星に 乗って 夜空を 飛び廻る 歓声を あげて 星の砂を まき散らし 沈んだ人の心を 明るく照らす 子どもの目は 不思議が いっぱい見える 「ホラ あそこに 妖精さんが いるよ ママ あそこ! 見えないの??」 子どもは 日々 新しい 芽や若葉を出す いつも 陽だまりの ぬくもりのように 頬が光る その笑顔と 泣き顔をみつめると すべての 悲しみ