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他者理解とは? ~自分の「納得」ではなく相手の「理解」が目的~

みなさん、こんばんは!るる👾(@lulu_re_love)です。

「自分にとって予測不能なことばかりで、意中の彼が理解できない…」と、彼の心理が読めず悩む人はとても多いはず。

今回、質問箱にていただいた以下のご相談に回答するとともに、他者理解とは何か?についてお話していこうと思います。


■ご相談内容

同じ職場の男性が極力人と連絡を取っていたい、寂しがり屋だと言っていました。
自分から既読スルーで終わることないと言ってたのに普通に既読スルーもするし。
私以外にも別の職場の子にも連絡してご飯の約束してたり。
こういう男性って付き合ったら雑に扱うタイプでしょうか?
それとも寂しがり屋なら束縛するか浮気するタイプ?

元彼との復縁活動で人の性格を自分なりに理解していこうと思っていますが、いまいち掴めません。
るるさん教えて欲しいです。

■るるの回答

単純に同僚の興味が他の女性に向いてるってことだよね。

同僚の発言と現状を照らし合わせると、同僚が言う通り「寂しがりやだからなるべく人と連絡をとってたい」のであり、「(興味がある子には)自分から既読スルーしない」という解釈になるので。

あなたが同僚の性格を掴めないのは、答え云々ではなく、人の性格の掴み方(答えの導き方)を知らないからです。

なぜ同僚は自分で既読スルーはしないと言ったのに実際には既読スルーするのだと思いますか?
なぜ同僚は他の女性とも連絡をとり、ご飯に誘うようなことを言うのだと思いますか?

このように、疑問に思ったことを「わからない」で止めないで、「なぜ?」に繋げて考える癖をつける必要があります。

そして、とりあえず答え(仮説)を出す。

答えが合ってるかどうかを、同僚と関わりながら「同僚の中に」探していく。

間違っていると感じたら、またとりあえず答えを出し、同僚と関わりながら探していく。



この繰り返しです。

同僚に関する答えは同僚が持ってます。あなたの中の考えだけでわかるものではありません。

最初はどうしても当てずっぽうになりますが、色々な人に対して上記のような仮説→検証を重ねることで、出会ったばかりの人でも感覚的に「こういう性格の人っぽいな」と判断できるようになってきます。

少しでも面倒だと感じたら、下手に手を広げずに元彼マニアになるほうがまだ効率が良いですよ。極論、その他大勢の性格が理解できなくても、元彼の性格が理解できれば問題ないので。

それに、深く知ろうとこれから材料集めのために観察していく同僚と違い、過去のお付き合いを観察し直せば、元彼分析のための材料はたくさん見つかりますからね。

□復縁に必要なのは他者分析より元彼分析

質問者様は復縁活動の一貫で他者分析に励んでるとおっしゃっていますが、まず元彼分析はされたのでしょうか?🤔

これまで深い関係にあって色々な一面を知っている元彼分析ができていないなら、それなりの関係の同僚でしかない他者分析ができないのは当たり前だと思います。

それに、元彼分析をしてたとしても、元彼分析の方向性が合ってるか合ってないかがわかっていないのに他者分析をしようとすることは、答え合わせをせず次々に問題を解いてるだけと同じ。

自分の出した答えの何が合ってるのか?何が合ってないのか?を理解しないまま数をこなしても意味がありません。

これらがもし不十分だと感じるなら、前述した人の他人の理解の仕方をもとに、まず元彼分析をする(し直す)必要があるように思いますよ。

□その努力、本当に必要?

わたしは「大は小を兼ねる」思考なので

・恋愛は人間関係の集大成だから、恋愛上手になりたいなら人間関係を極めたほうがいい
・練習(普段)でできないことは本番(本命)でもできない
・本命の人となりを理解したいなら根本的に人を見る目を養うほうがいい

と考えています。

しかし、これらは「やらなければいけないこと」ではなく「できたほうがいいこと」にしかすぎないのです。

人それぞれ能力やキャパに個人差があるので、全員が全員ここまで徹底してできるわけではないし、向き不向きもあるため頑張ったところでどうにもならないこともあります。

「できたほうがいいこと」に囚われ「やらなければいけないこと」を疎かにする、このように目標の本質を見失い努力の方向性を間違えるとただ時間の無駄になります。

例えると…

企業の内定をもらうには行きたい企業の分析をして採用試験に挑む必要がある。
でも、広い視野で見ると競合他社分析もしておいたほうがいい、英語もできるようになっておいたほうがいい、とどこかで誰かが言ってて、「なるほど!」と思い競合他社分析や英語の勉強をしていたものの、そこでつまずき肝心の行きたい企業の分析がまったく進まないままES提出〆切直前…

みたいなことになりかねないわけですね。

そうならないためにまず考えなければいけないのが、目標(復縁)を達成するために、色々とやれることがあるなかで本当に必要なものは何か?を取捨選択すること、残った選択肢からまず何をしたらいいか?の優先順位をつけながら行動していくことです。

もちろんこれらは高い確率で、状況の変化に応じて適宜修正することになるでしょう。むしろ、やりながら方向修正していくPDCAの繰り返しが、人間関係においても大事。

必要なものの取捨選択や優先順位づけをするためには、しっかりと状況を把握することはもちろんですが、自分は何ができて何ができないのか?何が得意で何が苦手なのか?を知ること、つまり、自己理解ができていなければなりません。

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【関連記事】

質問者様は、復縁のために元彼以外の人の性格の理解の仕方まで身につける必要はありますか?あったとして、それはやるべき優先度が高いものでしょうか?


■るるの本音

□他者理解に先入観はNG

ほとんどの女性がやってしまう大きな間違いが、相手を「理解」するのではなく、自分が「納得」しようというスタンスで、相手を知ろうとすることです。

おそらく質問者様もそうでしょう。

他者を理解しようという原動力は他者への興味によって生じるもの。だから、生き方や仕事への姿勢、恋愛観など色々なところに興味が派生して、たくさんの一面を知りたいと思って知るから、様々な材料が集まり「この人ってこういう人なんだな」とわかってくるもの。

しかし、そこにわずかでも自分の価値観というフィルターを挟んでしまうと、途端に理解が進まなくなります。

自分の価値観が基準になってしまうため、自分にとって都合のいい見方しかできず視野が狭まり、部分的な発言や行動しか見えなくなってしまうし、見えたものでさえ正しく認識できないので、他者への理解に繋がらないのです。

質問者様は、自分が他者理解をできるようになることを意識しすぎて、同僚そのものを見られていない、同僚にあまり興味を持てていない状態な気がします。

だから、同僚を「理解」したいと言っているにもかかわらず

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