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2023年2月の記事一覧
ヴェルレーヌ詩集(未完) 目次
これまでフランス語やドイツ語の詩の翻訳をしてきましたが、中でもヴェルレーヌの詩が多くなってきました。はじめの5つの詩集に収められた作品だけでもいつか網羅したいという思いを込めて、穴だらけの目次を作っておくことにします。
Poèmes saturniens/『土星人詩集』(1866年)Les sages d’autrefois
Prologue
MELANCHOLIA/憂鬱
I. Résign
ヴェルレーヌ「諦め」(フランス詩を訳してみる 39)
Paul Verlaine (1844-1896), Résignation (1866)
(薄井歳和の訳を参考にした。)
ヴェルレーヌの第1詩集『土星人詩集』Poèmes saturniens で、2つの序詩に続く「憂鬱」Melancholia という章の最初におかれた詩です。伝統的な4行・4行・3行・3行のソネ(十四行詩)をひっくり返した sonnet renversé という詩形で書かれ