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Bug Fables ~ムシたちとえいえんの若木~をプレイして
どうもです!
カービィ好き雑食系ゲーマーのリーロンと申します!
色んなゲームをやってる一般人ですが、今回は旧Twitterで見かけて前から気になってたインディーズゲームのBug Fanles~ムシたちとえいえんの若木~をクリアして、是非知ってもらいたいと思ったのでnote書きます!
私の詳細は過去の自己紹介noteにて(プレイしたゲームタイトル遍歴を随時更新中)
バグ・フェイブルズとは
まずはこちらをご覧下さい。
この映像を見てピンと来た人
「え?ペーパーマリオまんまやん」
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はい、そうです。
詳しくはマリオストーリー、ペーパーマリオRPG等の初期のマリオRPGシリーズの影響を強く受けている作品です。
「いやいやでもパクリでしょ??」
お調子者のミツバチ「ヴィー」と真面目なカブトムシ「カブ」、そしてミステリアスなガの「リーフ」。それぞれのスキルを駆使し、幻のお宝を求めて冒険に挑みます。ほのぼのとしたムシたちの世界がとてもチャーミングなRPGです。 #BugFables pic.twitter.com/F9YDE6nDnP
— Indie World(インディーワールド) (@IndieWorldJP) June 3, 2020
気持ちは分かります…
が、どうやら過去に任天堂のIndie Worldでも普通に紹介されていたようで、特に気にしては無い様子。
ゲームシステムやグラフィックが似ていても、キャラクターが似てなければ問題無いということなのだろう。
私もそんな半信半疑な気持ちでゲームをやっていましたが、段々と原作への愛とリスペクトが感じられて普通にハマりました!
ストーリー
生い茂る草木の奥深くにひっそりと存在しているのは、小さいが繁栄している大陸 ― 「バグアリア大陸」。
世界のムシたちはこぞってこの場所を訪れ、大陸中に散らばっているお宝を探している。
そのお宝のなかでも、すべてのムシが求めてやまないのが「えいえんの若木」だ!
なんとその葉っぱを一枚を食べただけで、永遠の命を得られるという!
ヴィー、カブ、リーフという3匹が集まって結成された勇敢な探検隊は、このお宝を探すために様々な場所を探索することになった。
3匹の力を合わせないと解けないパズル、行く手を阻む手強い敵、そしてムシたちの暮らしを守るためのサイドクエストが、彼ら探検隊を待ち受ける!
要約すると、
目的は伝説の「えいえんの若木」を見つけること。
そしてそれを見つけるには、手掛かりを記した3つの古代の宝が必要となる。まずは古代の宝を集めるべく冒険に出る、といった感じのお話です。
まぁよくある王道のストーリーですね。初期のマリオRPG作品と重なる部分も多いです。
キャラクター
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ミツバチの女の子
冒険者となるために家出をし、ギルドで探検家パーティーのメンバーを探していたカブと組むことになった。
お宝やお金に目がなく、ムシ助けの探検隊を結成したにもかかわらず依頼主に
「感謝を表すいい方法って、ありがとうを言う他にもいくつかあると思うんだよね!」
「いいっていいって!その借り今すぐ返してくれても構わないよ、そうしたければ。」
(依頼主から報酬を貰うと)
「やった!!現ナマだ!!」
などとても女の子とは思えない程のがめつさを持っている。
これには、仲間もしばしば余計な事を言わないよう止めが入ることも多く、本作のムードメーカー兼トラブルメーカーでもある。
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真面目な性格のカブトムシ
正義感がとても強く仲間想いであり、ピンチな時でも仲間を励ましたり勇敢に立ち向かったりと、熱い心を持ったチームのまとめ役。
ひょんなことからヴィーと組むことになり、彼女の性格に振り回されることも多い。
北の国からはるばるアリの王国へとやってきたが、背景には複雑な過去を背負っている。
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とある洞窟で囚われていた所、カブとヴィーに助けられた蛾の青年
時折皮肉っぽい言い回しをしたり、冷静なツッコミをするがその素性はミステリアス。
二匹とは別の時代を生きており、彼の過去に関する謎はあるサブイベントで解き明かされる。
フィールド
原作同様、仲間にはそれぞれ固有スキルがあり、それを利用しながらギミックを解いていきエリアを攻略していきます。
カブ
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ヴィー
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リーフ
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はい、カ○キやノ○タロウみたいですね。
(ちなみにこれは一部なのでまだあります。)
とはいえ、謎解きは本家ほど簡単では無いので、ちゃんと頭使います。
ちなみにこれらアクションを敵に当てたりして怯ませても戦闘に行くことはありません。
邪魔ならスルーしても良いですし、先制攻撃してから戦闘に入ると先頭の仲間に+1行動ボーナスが付きます。勿論これは敵側も適用されるので、注意されたし。
戦闘システム
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コマンド選択式のターン制バトルです。
見たことある人はあれの通りです。
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このゲームは原作よろしく攻撃時、防御時に特定のタイミング時にボタン入力をすることで攻撃力を上げたりダメージを減らしたり出来ます。
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ここまではなーんだそのまんまじゃん、って感じですけど、ここに3つ要素が足されてます。
①ターンを譲る
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これは、味方の1ターン分を別の味方に譲り、譲られた側は2回行動出来るというコマンドです。
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このシステムが、大きくバトルの戦略性を上げていて、原作には無い良い所です!
・カブは、敵の防御を1ムシする貫通性能があり、殻に籠るような硬いキャラをひっくり返して無防備に出来ます。(スクショの1、3匹目が該当)
・ヴィーは、遠距離攻撃ができ飛んでいる敵を落とすことが出来ます。(2匹目が該当)
・リーフは、地上であれば列問わずに攻撃でき、敵を凍らせたり味方にバフをかけたり出来ます。
要は、得意不得意に応じた役割分担の配分を変えれるんです。
ただし、連続で行動する仲間は疲労して、その度に攻撃力が1ずつ下がります。(やり過ぎないようコンボ補正)
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②陣形
陣形をXボタンで変えれます。
そして最前列に居るキャラは、与える攻撃力が1上がります。
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これ結構大事で、敵の防御力を考慮して誰と誰で攻撃させたら丁度倒せるかを考えたりする際に重宝します。
その分最前列は敵に狙われやすい場所なんですけどね、ここはリスクとリターンがつり合ってると思います。
またバッジによっては最後列だと防御力が1上がる等陣形補助のバッジもあり、より深みが出ます。
③スーパーガード
敵の攻撃を防御する際にタイミングよくボタンを押すのですが、よりギリギリのタイミングで押せると更にダメージを抑えれます。
攻撃力2の技なら、通常ブロックが1、スーパーブロックなら0に出来ます。
これもリスクリターンが合っていて、敵の攻撃を見切ることが大事であり、戦闘に緊張感が生まれます。
以上の要素で、戦闘をより戦略的にかつ緊張感のあるものに仕上がっており、ここに関しては個人的に原作より楽しかった所です!
ハードモード切り替えのバッジが初めから使えるのですが、
「マリストやってるしハードモードいけるやろ!」
と最初からハードで初見プレイしてたので、戦闘がかなり難しくて歯応えあって楽しかったです。敵の攻撃を見切るのが難しくて、ゲームオーバー何回もしました。でもゲーマーならこのぐらいの難易度がいいなと思ってましたね。
(ちなみに、やり込み要素の実績項目にハードモードでのボス撃破が毎章あるので、ゲーマーは自然とやることになる。)
音楽
原作のような1ループ短めのBGMが多いです。
推しの良曲紹介します〜
🎶アリの王国
🎶スズメバチ戦
🎶ハチミツ工場
🎶はるかなる草原
🎶モシーバー戦
🎶メカビーデストロイヤー戦
その他
移動のストレスはほぼ無かった
仲間には1人ずつ出来るアクションが複数割り振られているのですが、そのひとつにカブには突進があります。
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コレが移動には便利でしたね。敵とのエンカウントもレベル差あればバッジで戦闘せずに倒せます。
また、各地エリアへ直接行き来できるトンネルが集まってるところがあり、そこへ行けば各地方に移動出来て便利でした。
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加えて、特定の場所やダンジョン前へと移動出来るNPCがいくつか用意してくれてるのも、とても有難かったです。配慮が行き届いてます。
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テキスト量の多さ
このゲームは戦闘時に敵を「かんさつ」することで、敵のHPや防御力と解説を聞くことが出来ます。
ク○オの「ものしり」に該当する技ですね。
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これ、仲間全員出来るんですけど、テキストが全然違います。各々の視点で解説するのでこれまた面白い。
これに加えてフィールドでは、クリ○のようにフィールドの解説も見れます。
これは誰が先頭でも同じですが、エリアの数だけ解説があります。
更にエリア内での変化や進捗でテキストが変化するエリアも多数あります。
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更にキャラクターの近くで行うと、キャラクター固有の解説が聞けます。これも変化するキャラクター多数です。(特に掲示板の依頼人の達成前と後とか)
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これだけのテキスト量があると、本作の世界観や、バグアリアに住んでるムシ達がどう生きているのか、カブ・ヴィー・リーフの考え方や掛け合いなど、よりこの作品を彩っている重要な要素になります。
特に仲間同士の掛け合いがこの作品は多くて、ボケたりツッコミを入れたり、意外な一面を見れたり、時に励ましあったりふざけ合ったりなど、一緒に旅をしている仲間の会話がとても良い!
この仲間と旅をしている感というのは、仲間同士のコミュニケーションがどれくらい描かれているかが演出の鍵となっていて、このタイプのRPGには欠かせない要素です!
豊富なやり込み要素
・サイドクエスト
困り事を抱えたムシ達が掲示板へ依頼を掲載し、探検隊へ解決依頼を出します。某救助隊のような、所謂掲示板システムです。GCのペパマリにもありましたね。
こちらでは主人公達がしっかり探検隊をしながら、ムシ助けをすることで報酬を貰い、このバグアリアの世界観を感じることが出来ると思います。仲間の掛け合いも面白く全然お使い感を感じさせません。
・料理図鑑、生物図鑑集め
解説を見るだけでも楽しい。抜け漏れがあっても補填してくれるNPCもいて優しい。
・カードゲーム
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集めた生物図鑑でカードゲームが出来ます。
サブゲーム程なので簡単ですし、RPGばかりで疲れた時には楽しめます。
その他にもゲームセンターでのミニゲーム、ボスとの再戦モード、本編には関係ない強敵ボス達etc……
となかなかボリュームあります!!
私は寄り道し過ぎて、完全クリアが70時間程でしたね。でも楽しかったし達成感もありました。
終わりに
まずは、ここまで記事読んで下さりありがとうございます!
ここまで読んだ方なら、少しは魅力が伝わったのではないかと思います。自分は原作のRPGシリーズはやってるのでとてもシンパシー感じましたし、初日は8時間もやってました笑
Steam版は2050円、PS4とSwitchは2750円です。
自分はSwitch版でやったので定価は2750円ですが、セールを待てば825円程で買えます!!
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マリオRPGシリーズはオリガミキングが一応新作ですが、近年はアクションアドベンチャー寄りな方向で進んでいます。
この流れはWiiの「スーパーペーパーマリオRPG」からなのですが、昔のRPGをしていたマリオが好きな人は、特にこの作品を楽しめると思います。
それでもマリオというキャラIPが持つ力はとてつもないのですが、インディーズらしい挑戦が感じれてこれもありだなと思いました。
それでは長くなりましたが、ここまでありがとうございました!!!
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詳細リンク
Steam版
https://store.steampowered.com/app/1082710/_/?l=japanese
Switch版
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000021035.html