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ENDER LILIES:Quietus of the Knightsをプレイして

どうもです!
  カービィ好き雑食系ゲーマーのリーロンと申します!
  今回は、ENDER LILIES(エンダーリリィーズ)をクリアしたので紹介しようと思います!



このゲームは、サイドビューの探索型2Dアクションゲームです。
いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルです。軽く紹介します。


メトロイドヴァニアとは

サイドビュー(横視点)の2Dアクションアドベンチャーゲームのサブジャンルの一種の俗称で、公式には探索型アクションなどの正式名称で呼ばれているジャンルである。

Wikipediaより

「メトロイド」と「キャッスルヴァニア」の2つの要素を合わせた俗語です。

例を挙げると
Castlevania Advance Collection

「ヴァニア」の語源である月下の夜想曲が収録されている

HOLLOW KNIGHT

Ori and the Will of the Wisps

などが挙げられます。
横視点の2Dアクションゲームの中でも、特に広大なマップを探索する要素の強いジャンルが、メトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルに分類されます。

直近だと、「星のカービィ 鏡の大迷宮」なんかも、メトロイドヴァニアに分類されますね!
こっちをやった人の方が多いと思うので、何となくイメージつきやすいかも。


ストーリー

「少女リリィ」と「不死の騎士達」の
悲劇的で美しい旅の物語


<物語>
昔々、彼方の「果ての国」にて。
突如降り始めた「死の雨」は、
生きとし生けるものを狂暴な生きる屍「穢者(けもの)」へと変貌させた。
人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで
少女「リリィ」は目覚める。

  雰囲気としては、死の雨が降るかつての王国を探索するダークファンタジー

少女は、白巫女の力で穢者(けもの)となった不死の騎士達を浄化していき、この国に何が起きたのか真実を見つける旅に出ます。

真相を追う中で判明する、かつての住人達が辿った悲劇の末路、哀しくも美しいストーリーが特徴となっています。

キャラクター

LILY

  穢者を浄化させる能力を持つ白巫女の一人で、世界崩壊後唯一の生き残り。黒衣の騎士の呼びかけで目覚めるが、世界が一変している事に気づき茫然自失となる。旅を通じて徐々に記憶を取り戻し、世界の救済に向き合い成長していく。

黒衣の騎士

果ての国の外から来たという黒衣の騎士
穢れの魂となっても意識を保持し続けている。
リリィの代わりに喋る人物で、浄化した穢者には弔いの言葉を送るなど情が深い一面を持つ。

戦闘システム

  少女は戦うことが出来ませんが、彼女が浄化した穢者達のスキルを借りて戦うことが出来ます。

スタンダードな黒衣の騎士
周囲を鉄球で薙ぎ払うシーグリッド
自動で攻撃をする西の商人

など、様々な穢者のスキルを借りて戦います。
お好みでスキルをセットすれば、色々な戦い方が出来ます。

強化には穢者の「残滓」が必要

スキルの強化をすればダメージ上昇に加えて、攻撃回数が増えたり、スキル発動後のクールタイムを少なく出来たりします。
加えて、冒険を進めると二段ジャンプ・壁登り・ワイヤーアクションなども覚え、より戦略性が増します。

  HPは、白巫女である彼女の祈りの力で回復が出来ますが、回数には限りがあり道中の白い蓮の花を斬ると回数が1回復します。
また、道中のレストポイント(セーブポイント)でも回復が出来ます。

  またレリックと呼ばれる装備品を入手すると、スロット枠内であれば自由に付け替えができ、様々な恩恵を受けることが出来ます。

敵からのダメージ軽減
地上発動時の攻撃ダメージ増加


ざっと紹介しましたが…
これらの要素は、Hollow Knightの影響をかなり受けて作られているシステムです。
私はHollow Knightプレイ済みだったので、
「あっ、ここほぼHollow Knightだなー」
と思うところもあったので、やった人はシンパシー感じると思います。

システムや世界観こそ似てますけど、個人的に感じた点として、メトロイドヴァニアの入門としてオススメ出来るなと感じました!
そう感じた本作の良い点を2点紹介します。

メトロイドヴァニア入門としてオススメの理由

1.高難易度でもデスペナルティがない

回復の祈りには回数制限があること、敵も道中それなりにいる、ボスの攻撃は覚えて見切る必要があるなどで初めのうちは死ぬことは多いです。

ですが、弱体化や経験値ロスト、入手した貴重なアイテムを失うなどは一切ありません。

やられると、直前で休んだレストポイントに戻されるだけです。その他何もデメリットがありません。

「でも戻されるなら次のポイントまで遠くなるやん!」
って思いますが、

︎ 緑♢がレストポイント

レストポイント同士の距離って長くて3フロア分しか離れてないので、割と大きい損失にはなりません。

むしろ、戻されるだけで次はこうしよう、ここに敵がいたから油断しないようにやろう、とか次への対策がすぐ立てれて即リトライ出来るので、どんどん上手くなっていくことを実感出来る作りだと思います。

この親切設計がエンダーリリィズの良い所で、やられても冷めること無くリトライしながら上手くなれる、これがゲームへの没入感を生んでるのかなと僕は思いました。
(没入感良くて4・5時間、長くて8時間やりっぱなしでやってた。)

2.探索要素のストレスの少なさ

  メトロイドヴァニアの醍醐味である広大なマップ。

  これがその画面ですが、マップの進捗状況がとても分かりやすい!!
未回収要素があるとエリアは水色で表示され、回収し終えると黄色になります。
行ったことの無いルートがあると赤点でその方向も示しています。
ファストトラベルが出来るレストポイントも表示され、後で覚えた新しいアクションで行けなかった場所に簡単に移動出来ます。

  未回収要素を探すためにあちこち探し回るのは、メトロイドヴァニアあるあるですが、そのストレスが少なくなるように工夫をしているマップ機能だと思います。

この機能のおかげで自分は、サクサク進み過ぎて6日間のプレイ時間25時間以内でオールクリア出来てしまいましたね。ホントストレス無かった。


大きくこの2点が良いなと感じた所です!
あと細かいところだと、

・敵の攻撃は、直前に目が赤く光るため分かりやすい。
・ファストトラベル自体かなり早くから使えるようになる為、マップ移動のストレスは最小限にしてある。
・敵にはスタン値が設定してあり、攻撃を続けるとダウンを取れる。リスクとリターンがある戦闘。

など、全体的に親切設計だと思います。
まぁでも2Dアクションなので、死ぬことも珍しくは無いけど、即死トラップとかは無いので。

音楽

世界観がダークファンタジーなのと、ストーリーが儚くも美しい物語なので、静かで綺麗な音色が特徴のBGMが多いです。とても雰囲気と合っていてより深みを出す役割を担っています。
お気に入りをいくつかご紹介!

🎶Main Theme

🎵フィールドBGM🎵

🎶Harmonious

🎶The Witch's Breath

🎶North

🎵ボスBGM🎵

🎶Bible - Intro

🎶Bloom -Intro


終わりに


まずは、ここまで読んで下さりありがとうございます!!

メトロイドヴァニア系のゲーム結構面白いので、この機会にやってみて欲しい。
(そしてHollow Knightもやろう!)

まだまだジャンルとしてはメジャーでは無いけど、今後伸びるだろうし、何よりスマブラとかアクション好きな人は、きっと楽しめる!

後ストーリーについてはネタバレ回避で触れてませんでしたが、良かったですよ。悲しいことばっかでちょっと重たいけども、想いがこもった手記や手紙を拾って紐解いていくので、感情移入出来るといいかも。


ではここまで!
読んで下さりありがとうございました!!

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