ハリラない2枚初動ネオダイダロス先行全ハンデス＋妨害札（遊戯王）

※8/25追記
ディーヴァ1枚初動で、先攻ネオダイダロス＋2妨害の展開ができたので、こちらの記事を参照。

前回の記事で後攻でのネオダイダロスワンキルを紹介したので、今回は先攻でネオダイダロスを立てて全ハンデスを行い、ついでにキトカロスを立てる展開を紹介する。

前回の後攻展開の問題は、＜邪竜星ーガイザー＞による自壊に相手フィールド上のカードが必要で、＜タツノオトシオヤ＞リクルートが不確実となってしまうことだった。
今回紹介する展開は、その問題を改善し、完全に自力でネオダイダロスを立てる。

展開紹介（下準備）

初動札は、前回同様＜深海のディーヴァ＞＜深海の都マガラニカ＞の2枚。

1. <深海のディーヴァ>召喚、召喚時効果で<海皇子ネプトアビス>をリクル ート。

2. <ディーヴァ>+<ネプトアビス>で<ゴヨウ・ディフェンダー>SS。

3. <ゴヨウ・ディフェンダー>効果で場に<ゴヨウ・ディフェンダー>を 3 体並べる。

4. <ゴヨウ・ディフェンダー>+<ゴヨウ・ディフェンダー>で<聖騎士の追想イゾルデ>SS。SS 時効果で<氷結界の随身>をサーチ。
   ※ここの<イゾルデ>によるサーチは展開と無関係なので、しなくてもよい。

5. <イゾルデ>効果でデッキの<リビング・フォッシル>を墓地へ送り、<焔聖 騎士ーリナルド>をリクルート。<リナルド>の効果で<リビング・フォッシル>サルベージ。

6. <リビング・フォッシル>で墓地の<ディーヴァ>を蘇生。

7. <ディーヴァ>+<ゴヨウ・ディフェンダー>で<源竜星ーボウテンコウ>SS。SS時効果で<闇竜星ージョクト>サーチ。
   ※サーチ先は展開次第で変わる。

ここから先の展開は２パターンある。
①＜ガーデン・ローズ・メイデン＞から＜ブラック・ガーデン＞をサーチして相手フィールドにトークンを特殊召喚
②＜真竜皇皇バハルトスF＞により＜ガイザー＞を破壊

以下、順番に紹介する。
①を書いている途中で大変さに気付いたので、②は概要のみ。

＜ガーデン・ローズ・メイデン＞ルート

ネオダイダロスの特殊召喚まで

1. ＜ボウテンコウ＞効果で＜相剣師ー莫耶＞を墓地に送り自身をレベル4に。
   ※＜莫耶＞はレベル4ならなんでもよい。

2. ＜ボウテンコウ＞＋＜リナルド＞で＜ガーデン・ローズ・メイデン＞SS。＜ボウテンコウ＞効果で＜闇竜星ージョクト＞リクルート。

3. ＜ガーデン・ローズ・メイデン＞効果で＜ブラック・ガーデン＞サーチしそのまま発動。

4. ＜ジョクト＞＋＜ガーデン・ローズ・メイデン＞で＜邪竜星ーガイザー＞SS。＜ブラック・ガーデン＞効果で相手フィールドに＜ローズ・トークン＞SS。

5. ＜ガイザー＞効果で自身と相手フィールドの＜トークン＞を破壊。＜ガイザー＞効果で＜タツノオトシオヤ＞リクルート。＜ブラック・ガーデン＞効果で相手フィールドに＜ローズ・トークン＞SS。

6. ＜ブラック・ガーデン＞効果で＜ローズ・トークン＞を破壊し＜ネプトアビス＞蘇生。

7. ＜ネプトアビス＞効果で＜デッキの＜海皇の⻯騎隊＞を墓地へ送り、＜海皇の竜騎隊＞をサーチ。墓地に送られた＜⻯騎隊＞効果で＜彩宝龍＞サーチ、＜彩宝龍＞効果でSS。

8. ＜彩宝龍＞＋＜ネプトアビス＞で＜瑚之龍＞SS。

9. ＜タツノオトシオヤ＞の効果を1回使い＜タツノコトークン＞1体生成。

10. ＜深海の都マガラニカ＞発動。＜海竜ーダイダロス＞をデッキトップに。

11. ＜瑚之龍＞＋＜タツノコトークン＞で＜深海姫プリマドーナ＞SS。＜瑚之龍＞効果で1ドロー、＜マガラニカ＞効果で相手の手札を1枚除外。
    ※ドローにより＜ダイダロス＞が手札に加わる。

12. ＜プリマドーナ＞効果で＜ティアラメンツ・レイノハート＞をリクルートして相手の除外札を 1 枚手札に戻す。＜レイノハート＞のSS 時効果で＜ティアラメンツ・メイルゥ＞を墓地に送り、墓地に送られた＜メイルゥ＞の効果で、自身と＜レイノハート＞をデッキに戻し＜ティアラメンツ・キトカロス＞をSS。＜キトカロ ス＞の SS 時効果で＜ティアラメンツ・シェイレーン＞をサーチ。
    ※<レイノハート>で墓地に送るカードは<シェイレーン>以外のティアラメンツならなんでもいい。
    ※<シェイレーン>は墓地に送るのではなく手札に加えること。

13. ＜タツノオトシオヤ＞の効果を1回使い＜タツノコトークン＞生成。
    ※効果使用2回目。

14. ＜キトカロス＞＋＜タツノオトシオヤ＞で＜武神姫ーアハシマ＞SS。効果で手札の＜竜騎隊＞と墓地の＜竜騎隊＞を素材に＜バハムート・シャーク＞SS。
    ※＜アハシマ＞は＜イゾルデ＞のリンク先に出す。

15. ＜バハシャ＞効果で素材の＜竜騎隊＞を取り除いて＜バージェストマ・アノマロカリス＞SS。＜竜騎隊＞効果で＜海竜神ーネオダイダロス＞サーチ。

16. ＜バハシャ＞＋＜トークン＞＋＜イゾルデ＞で＜鎖龍蛇ースカルデット＞SS。
    ※リンク素材は＜プリマドーナ＞＜バハシャ＞＜トークン＞＜イゾルデ＞から好みで。4体素材でドローしてもいい。

17. ＜スカルデット＞効果で手札の＜ダイダロス＞SS。

18. ＜ダイダロス＞をリリースして＜海竜神ーネオダイダロス＞SS。

これで、場に＜ネオダイダロス＞＜アノマロカリス＞、手札に＜シェイレーン＞が揃った。

ネオダイダロスの効果発動とその後の流れ

この先の展開は前回と同じ。

1. ＜ネオダイダロス＞効果で＜マガラニカ＞を墓地へ送る。
   ※＜ネオダイダロス＞自身とモンスター効果を受けない＜アノマロカリス＞が場に残る。

2. 墓地に送られた＜シェイレーン＞効果で墓地の＜キトカロス＞と自身をデッキに戻し＜ティアラメンツ・ルルカロス＞SS。
   ※同じ素材で＜捕食植物ドラゴスタペリア＞も出せる。

3. ＜ネオダイダロス＞＜アノマロカリス＞＜ルルカロス＞が並ぶ。
   ＜ルルカロス＞効果で１妨害可能。

＜真竜皇皇バハルトスF＞ルート

①の途中で大変さに気付いてしまったので、概要だけ。

下準備のところはガーデン・ローズ・メイデンルートと同じ。
その後、ガイザーを立てるまでに、マガラニカによるデッキトップ操作＋シンクロモンスターによるドローで＜真竜皇皇バハルトスF＞を手札に持ってきて、フィールドの＜ガイザー＞＋＜水竜星ービシキ＞（ボウテンコウの効果でリクルート可能）か手札の水属性を破壊して破壊して＜バハルトスF＞をSS。
場に＜タツノオトシオヤ＞とチューナー1か2体が並ぶ。そこから先の展開は、前回の記事や上記のガーデン・ローズ・メイデンと大体同じ。

正確に検証しているわけではないので途中でエクストラデッキの枚数を超過したりモンスターゾーンが足りなくなったりする可能性もあるが、多分なんとかなる。

雑観

ガーデン・ローズ・メイデンルートは、脅威のエクストラデッキ消費15枚。書いている途中でもしやと思い数えたら20枚近くあったので、余計な部分を削って枠内に収めた。もちろん実用性は皆無。
エクストラデッキに枠さえあればもっと色々展開できるが、そもそもこのようなソリティア展開はKONAMI側としても望ましくないということなのだろう。
それでもファンデッキでも１ターンでここまでやれるカードプールは目を見張るものがある。

やはりティアラメンツを外せばプリマドーナからのリクルート先が使えるので、もう少し動きやすくはなりそう。その分デッキパワーは無くなるが……

ティアラメンツ展開をやめて、ドラゴン族シンクロを立ててネオダイダロス効果発動後にガーデン・ローズ・メイデン効果で蘇生するルートならマスターデュエルでもできると思うので、やりたい方はそちらで是非。
エクストラデッキの枚数が足りるかどうかは知らない。

タツノオトシオヤ出張パーツの可能性

アウローラドンのようなリンク召喚制限のかからないタツノオトシオヤによるトークン展開は、デッキの可能性を大きく広げるもののように思う。
必要枚数はそこそこ多そうだが、「ボウテンコウ→ガーデンローズメイデン→ガイザー」の展開をデッキに組み込むのも面白いかもしれない。

最後に

先攻ネオダイダロスが完成して満足したのでもう遊戯王関連の記事は書かないと思うが、間違いなどあればコメントください。
それでは。