ハリラない2枚初動ネオダイダロス後攻ワンキル(遊戯王)
最近あまくだりさんというVtuberの方の配信を見ていたら、久々に遊戯王に興味が湧いた。
遊戯王はゼアル初期の頃までしか知らなかったが、最近は環境のインフレも凄まじいようで、様々な展開ができるらしい。
ということで、昔好きだった《海竜神ーネオダイダロス》を主軸にしたデッキを考案した。
1ターンでネオダイダロスを出す展開はネットでいくつか見かけたが、どれも近々禁止となるハリファイバーが使われていたため、今後ネオダイダロスデッキを作りたい人がいれば、参考にしてほしい。
※8/25追記
ディーヴァ1枚初動で、先攻ネオダイダロス+2妨害の展開が完成したのでこちらの記事を参照。
今回紹介するのはネオダイダロス効果発動からのダイレクトアタックによる後攻ワンキルだが、ネオダイダロスによる先攻全ハンデスも別記事にて紹介している。
※6/18追記
タツノオトシオヤがチューナーであることを見落としていたので修正しました。
諸注意
エクストラデッキの消費が多すぎるので実用性は無い。もっと簡単なルートもありそう。ネオダイダロスを出すだけでよければ、多分海神の依代を採用するなどして割と簡単に出せる。
遊戯王で遊んでいた当時はエンジョイ勢だったため細かいルールは把握しきれていないので、不備があるかもしれない。
実際に展開を行なって確認したわけではないので、同じモンスターを2回使ったりモンスターゾーンが足りなかったりする可能性もある。
間違いなどあればコメントお願いします。
展開紹介
以下展開紹介。
カード名は2回目以降略記している。下部に使用したカードのリストを載せているのでそちらも参考にしてほしい。
チェーンの組み方もよく分かっていないので、同じ番号内での手順は前後しなければならない場合があるかもしれない
初動札は《深海のディーヴァ》《深海の都マガラニカ》の2枚。これに加えて、相手フィールドにカードが1枚必要。後攻なので1枚ぐらいはあるかと。
「SS」は手札、エクストラデッキからの特殊召喚、「リクルート」はデッキからの特殊召喚、「蘇生」は墓地からの特殊召喚、「サーチ」はデッキから手札に加える、「サルベージ」は墓地からの手札に加えるの意。
※以下の展開では相手の手札が1枚以上あることが前提となる。
相手の手札が無い場合については後述。
ネオダイダロス特殊召喚まで
<深海のディーヴァ>召喚、召喚時効果で<海皇子ネプトアビス>をリクルート。
<ネプトアビス>効果でデッキの<海皇の⻯騎隊>を墓地へ送り、<海皇の竜騎隊>をサーチ。墓地に送られた<⻯騎隊>効果で<海竜ーダイダロス>サーチ。
<ディーヴァ>+<ネプトアビス>で<ゴヨウ・ディフェンダー>SS。
<ゴヨウ・ディフェンダー>効果で場に<ゴヨウ・ディフェンダー>を3体並べる。
<ゴヨウ・ディフェンダー>+<ゴヨウ・ディフェンダー>で<聖騎士の追想イゾルデ>SS。SS時効果で<氷結界の随身>をサーチ。
※ここの<イゾルデ>によるサーチは展開と無関係なので、しなくてもよい。<イゾルデ>効果でデッキの<リビング・フォッシル>を墓地へ送り、<焔聖騎士ーリナルド>をリクルート。<リナルド>の効果で<リビング・フォッシル>サルベージ。
<リビング・フォッシル>で墓地の<ディーヴァ>を蘇生。
<ディーヴァ>+<ゴヨウ・ディフェンダー>で<源竜星ーボウテンコウ>SS。SS時効果で<闇竜星ージョクト>サーチ。
※ここのサーチは本節の展開と無関係なので、しなくてもよい。
※後述の相手の手札が無い場合の展開ではここでのサーチが必須。<ボウテンコウ>効果でデッキから<相剣軍師―龍淵>を墓地へ送り、 自身をレベル6 に。
※ここの<龍淵>もレベル6ならなんでもOK。<ボウテンコウ>+<リナルド>で<邪竜星ーガイザー>SS。<ボウテンコウ>効果で<水竜星ービシキ>をリクルート。
<ガイザー>効果で自身と相手フィールド上のカード1枚を破壊。破壊時効果で<タツノオトシオヤ> リクルート。
<タツノオトシオヤ>効果を3回使用して、<タツノコトークン>を3体特殊召喚。
<タツノオトシオヤ>+<ビシキ>で<瑚之龍>SS。
※破壊効果を使いたければどうぞ。手札から<深海の都マガラニカ>発動。発動時処理として<氷水のトレモラ>をデッキトップに置く。
※<トレモラ>を使わなくても<ネオダイダロス>まで繋げられるので、任意の水属性で構わない。
※全て書き終えてから気付いたが、<トレモラ>を使わない場合、<ボウテンコウ>効果で<地竜星ーヘイカン>をリクルートして<瑚之龍>を出さずに<タツノオトシオヤ>+<ヘイカン>で<プリマドーナ>を出せばよい。ルート短縮や更なる展開ができそう。<瑚之龍>+<トークン>で<深海姫プリマドーナ>SS。<瑚之龍>効果で1枚ドロー。<マガラニカ>効果で相手の手札を確認し1枚除外。
※14でデッキトップに置いた<トレモラ>をドローする。<マガラニカ>の発動タイミングは記載通りでなくても構わないが、11より後に発動すること。<トークン>+<トークン>で<武神姫ーアハシマ>SS。SS時効果で手札の<竜騎隊>+墓地の<⻯騎隊>を素材に<バハムート・シャーク>SS。
※エクストラモンスターゾーンに<イゾルデ>がいるので、<アハシマ>を<イゾルデ>のリンク先に出す。
なんらかの方法で<イゾルデ>を退けられたら、エクストラモンスターゾーンに出すことで、<バハシャ>を<アハシマ>のリンク先に出し、17で<アハシマ>の破壊効果が使えるようになる。<バハシャ>効果で素材の<⻯騎隊>を取り除き<バージェストマ・アノマロカリス>SS。素材の<竜騎隊>効果で<海竜神ーネオダイダロス>サーチ。
<プリマドーナ>効果で<ティアラメンツ・レイノハート>をリクルートして相手の除外札を 1 枚手札に戻す。<レイノハート>のSS時効果で<ティアラメンツ・メイルゥ>を墓地に送り、墓地に送られた<メイルゥ>の効果で、自身と<レイノハート>をデッキに戻し<ティアラメンツ・キトカロス>をSS。<キトカロス>のSS時効果で<ティアラメンツ・シェイレーン>をサーチ。
※<レイノハート>で墓地に送るカードは<シェイレーン>以外のティアラメンツならなんでもいい。
※<シェイレーン>は墓地に送るのではなく手札に加えること。
以上で、ネオダイダロスを出す準備は整った。
手札に2 <ダイダロス>と17 <ネオダイダロス>に加えて、
5 <氷結界の随身>:任意の戦士族
8 <闇竜星ージョクト>:竜星カード
15<氷水のトレモラ>:ダイダロスのSSに使えるが任意の水属性でもよい。
18<シェイレーン>:ネオダイダロス効果発動後の展開に必要。
がある。
しかし、フィールドに<イゾルデ><プリマドーナ><キトカロス><アハシマ><バハシャ><アノマロカリス>がいて、モンスターゾーンが埋まっているため、場所を開ける必要がある。
ここから先は好みなので、展開の一例。
<プリマドーナ>+<バハシャ>+<イゾルデ>で<鎖龍蛇ースカルデット>をSS。
※<プリマドーナ><バハシャ><キトカロス>のどちらかのモンスターゾーンを空ければよいため、リンク召喚するモンスターは何でもよい。
アポロウーサなどの妨害札も良さそう。なお<アハシマ>はリンク素材にできないため注意。
※展開を弄れば耐性持ちの<ジ・アライバル・サイバース@イグニスター>も出せるかもしれない。<スカルデット>効果で手札の<ダイダロス>をSS。
※1 で<スカルデット>以外を出した場合は、手札の<トレモラ>効果で特殊召喚。<ダイダロス>をリリースして<ネオダイダロス>をSS。
これでネオダイダロスを出せた。
ネオダイダロスの効果発動後
ここからは、ネオダイダロスの効果発動とその後の流れ。
<ネオダイダロス>効果で<マガラニカ>を墓地へ送る。
※<ネオダイダロス>自身とモンスター効果を受けない<アノマロカリス>が場に残る。墓地に送られた<シェイレーン>効果で墓地の<キトカロス>と自身をデッキに戻し<ティアラメンツ・ルルカロス>SS。
※<ルルカロス>効果で1妨害可能。同じ素材で<ルルカロス>の代わりに<捕食植物ドラゴスタペリア>も出せる。打点も足りる。<ネオダイダロス>、<アノマロカリス>、<ルルカロス>の3体でダイレクトアタック。 2900+2400+3000=8300ダメージ。
ネオダイダロスの効果を確実に通すという観点からは、ネオダイダロスの効果発動前にルルカロスを特殊召喚して妨害札とする方がよいかもしれない。
その場合、18 キトカロス効果で、シェイレーンをサーチではなく墓地へ送り、ルルカロスを出す。
また、ネオダイダロスの効果で墓地に送られたルルカロスは自己蘇生できるので、打点は足りる。
雑観
この展開のお気に入りポイントは
①なによりハリファイバーを使っていない
②アウローラドンも使っていない
②水属性限定やリンク召喚不可のような展開の縛りなし
③ネオダイダロスに妨害札(ルルカロス)を添えられるため攻撃まで通しやすい
あたり。
ネオダイダロスは「墓地に送る」効果で対象をとらない非破壊の全体除去なので殆どのモンスターを処理できて、おまけに全ハンデスもセットなのが素晴らしい。エンジョイレベルで使える召喚条件に見合った強力な効果で好き。
ただしサイバーダークエンドやメガトンゲイルなどには効かない。
また、相手に妨害札があったら詰む。ディーヴァを止められたら死ぬのが海竜族の宿命。
一応ガイザーの破壊効果などはあるが、それらが使える頃には相手の妨害も既に終わっている。
逆にアハシマあたりまで通ればほぼ勝ち確定の気がする。
まあエクストラ消費がエグい(14枚)ので実用性は無い。
ガイザーからタツノオトシオヤをリクルートするルートはめちゃくちゃ便利に思えるのだが、あまり見かけない気がする(知らないだけかもしれないが)。
別記事で書いた通り、相手フィールドに依存しない展開もやろうと思えば可能。
マスターデュエルで使いたい方へ
そもそも紹介した展開が本当に成立するかは不明だが、マスターデュエルで再現したい場合には(おそらく)未実装のティアラメンツを除く必要がある。ルルカロスに至っては紙でもまだ発売されていない。
そこで、簡単な代替策がEXモンスターゾーンに<炎斬機ファイルシグマ>を出す方法。
今のままでは<イゾルデ>が邪魔なので退ける必要があるが、18 で<プリマドーナ>のリクルート先を<レイノハート>から変えればいい。
具体的には、16で<アハシマ>から<バハシャ>をSSしてから、以下のように展開。
※先に<アノマロカリス>まで出すとモンスターゾーンが足りなくなるので注意。
相手の手札が1枚以上ある場合
以下の展開を行う場合、上述のティアラメンツ展開同様、プリマドーナのリクルート効果を使うために、相手のカードが1枚以上除外されていることが必要(相手の手札が1枚以上あれば、15 マガラニカで除外済み)。
<プリマドーナ>で<貪食魚グリーディス>をリクルート。相手の除外札を手札に戻す。
<グリーディス>効果で墓地の<ネプトアビス>を蘇生。
<マガラニカ>効果で<プリマドーナ>をレベル8に。
<プリマドーナ>+<ネプトアビス>で<飢鰐竜アーケティス>SS。
<アーケティス>効果で手札を2枚捨て<イゾルデ>破壊。
<アーケティス>+<グリーディス>で<炎斬機ファイナルシグマ>をエクストラモンスターゾーンにSS。
<バハシャ>効果で素材の<⻯騎隊>を取り除き<バージェストマ・アノマロカリス>SS。素材の<竜騎隊>効果で<海竜神ーネオダイダロス>サーチ。
スカルデットは出せないので、トレモラの効果でダイダロスを特殊召喚すれば、ネオダイダロスが出せる。
ファイナルシグマはネオダイダロスの効果を受けないので場に残り、打点も足りる。
アーケティスによるエクストラデッキの圧迫を避けたいのであれば、以下の展開も可能。
<プリマドーナ>で<砲撃のカタパルト・タートル>をリクルート。
<砲撃のカタパルト・タートル>効果で<イゾルデ>をリリースし、<ドラゴン・アイス>をリクルート。
※リクルート先はレベル5ドラゴン族であればなんでもよい。<プリマドーナ>+<ドラゴン・アイス>で<炎斬機ファイナルシグマ>をSS。
<バハシャ>効果で素材の<⻯騎隊>を取り除き<バージェストマ・アノマロカリス>SS。素材の<竜騎隊>効果で<海竜神ーネオダイダロス>サーチ。
相手の手札が無い場合
相手の手札が無い場合、ティアラメンツ展開は諦めてシンクロ展開を目指すことになる。
ティアラメンツ展開も可能かもしれないが、そこまで考えるのは面倒なので……
エクストラデッキの枚数が足りるかは知らぬ。
10で<ジョクト>ではなく<風竜星ーホロウ>をリクルート。
12 で<タツノコトークン>を3体並べたところからスタート。場にはトークン3体と<タツノオトシオヤ><風竜星ーホロウ>がいる。手札には、<竜騎隊><ダイダロス>に加えて、<ボウテンコウ>SS時効果でサーチした<闇竜星ージョクト>。
<風竜星ーホロウ>+<タツノオトシオヤ>で<アクセル・シンクロン>SS。
<トークン>+<トークン>で<武神姫ーアハシマ>SS。SS時効果で手札の<竜騎隊>+墓地の<⻯騎隊>を素材に<バハムート・シャーク>SS。
※<アハシマ>を<イゾルデ>のリンク先に出す。<アクセル・シンクロン>の効果でデッキから<スターダスト・シンクロン>を墓地へ送り、レベルを1に。
<バハシャ>効果で素材の<⻯騎隊>を取り除き<バージェストマ・アノマロカリス>SS。素材の<竜騎隊>効果で<海竜神ーネオダイダロス>サーチ。
<イゾルデ>+<バハシャ>で<トロイメア・ユニコーン>SS。
※<バハシャ>を退けられるならなんでもよい。墓地の<スターダスト・シンクロン>効果で<アハシマ>をリリースして蘇生。効果で<光来する奇跡>を手札に加える。
<光来する奇跡>を発動。<想い集し竜>をデッキトップに置く。
※<想い集し竜>はなんでもよい。強制処理のため条件を満たすモンスターをデッキに入れておく。
セイヴァースターは出すのが大変なので、他のモンスターの方が良さそう。
これで場に<トロイメア・ユニコーン><アノマロカリス><スターダスト・シンクロン><タツノコトークン><アクセル・シンクロン(レベルは1)>が並んだ。
ここから先の展開は2パターンある。
①<氷結界の龍ブリューナク>を経由してレベル8~10シンクロに繋げる
②<氷結界の龍グングニール>を経由してシンクロチューナー+シンクロモンスターによるレベル8~10シンクロに繋げる
最終的に出せるシンクロモンスターのレベルは限られるが、ブリューナクやグングニールは別のモンスターでも問題ない。
どちらの展開を選ぶかにより、<光来する奇跡>の効果発動の順番と<深海の都マガラニカ>の発動タイミングが変わる。
以下では、②の展開を行う。
一例なので、採用するシンクロモンスターはお好みでどうぞ。
<スターダスト・シンクロン>+<トークン>で<ガーデン・ローズ・メイデン>SS。<光来する奇跡>効果で手札の<闇竜星ージョクト>をSS。
<深海の都マガラニカ>発動。デッキトップを<氷水のトレモラ>にする。
<ジョクト>+<ガーデン・ローズ・メイデン>で<氷結界の龍グングニール>SS。<光来する奇跡>効果で1ドロー。
※<光来する奇跡>で<トレモラ>をドローすることになる。
※イゾルデ効果で<絶海の騎士>などの水属性レベル4モンスターをサーチしておけば、<バハシャ>素材にそちらを使うことで手札の<竜騎隊>を温存し、ここで<グングニール>効果と合わせてサーチも可能。↑アハシマは一旦素材を特殊召喚してからエクシーズするので無理だった。手札に他にレベル4水属性がいればそちらを使える。<マガラニカ>効果で<グングニール>をレベル9に。
<アクセル・シンクロン>+<グングニール>で<真閃珖竜 スターダスト・クロニクル>SS。
墓地のシンクロモンスターを除外して<スターダストクロニクル>に耐性付与。
手札の<トレモラ>効果で<ダイダロス>SS。
<ダイダロス>をリリースして<ネオダイダロス>SS。
これで、場に<ネオダイダロス><アノマロカリス><スターダストクロニクル><トロイメア・ユニコーン>が並んだ。
ネオダイダロスの効果発動後、盤面に<ネオダイダロス><アノマロカリス><スターダストクロニクル>が残るので、2900+2400+3000=8300ダメージ。
ここでは耐性持ちのスターダストクロニクルを出したが、ネオダイダロスの効果発動後に墓地のガーデンローズメイデンを除外してドラゴン族シンクロモンスターを蘇生できるので、最終的に出すモンスターは何でもいい。
アハシマギミックを削ってもエクストラデッキの枚数が足りるかは不明だが、頑張れば3回攻撃のシューティングセイヴァースターを出したりすることも多分可能。
ネオダイダロスとアノマロカリスに加えてシンクロ2体並べることも多分できる。ジャンク・スピーダーも出せてしまうので枠さえあれば何でもできる。↑ジャンク・スピーダーは召喚方法の制限があるので無理だった
ただそこまでやるとネオダイダロスを採用する意味は無いということに……
というわけで、以上がマスターデュエル用の展開。
確認はしていないが、使用したカードはティアラメンツ以外全て実装済みだと思う。
僕も見てみたいので、もしマスターデュエルでネオダイダロスワンキルを実現できたら、コメントやTwitterのDMで教えていただけると嬉しい。
その他デッキ構築の参考
他のルート
フォーミュラシンクロンによるドローも使えそう。
ハイパーライブラリアンによるドロー展開も作ったが、コーラルドラゴンの方が明らかに楽なのでそちらにした。
またガイザーからタツノオトシオヤの代わりに竜宮のツガイをリクルートし、そこから相剣をリクルートすることで連続シンクロに繋げる方法もある。
スプライトエルフを立てて海皇の重装兵を蘇生、2体目のディーヴァを召喚して展開、ということもやろうと思えばできそう。
先攻ネオダイダロス
冒頭でも触れた通り、後攻展開と同じく<ディーヴァ>+<マガラニカ>の2枚初動で先攻ネオダイダロスによる全ハンデス+妨害札も可能。
紹介した後攻展開の問題は、相手の場にカードが無いとガイザーを自壊させてタツノオトシオヤをリクルートできないことなので、先行展開では自力でガイザーの効果を発動可能な状態にする。
具体的には、真竜皇バハルトス Fによるガイザー破壊、ブラックガーデンによる相手フィールドへのトークン特殊召喚を行う。
詳細は別記事にて。
ネオダイダロスの召喚方法
ネオダイダロスデッキを組む場合、いかにダイダロスを出すかが鍵になる。当然アドバンス召喚するのは現実味に欠けるため、手札からの特殊召喚や墓地からの蘇生を狙いたい。
ダイダロスを場に出す方法としては、
スカルデットによる特殊召喚
氷水のトレモラによる特殊召喚
電気クラゲーフィサリアーによる特殊召喚
深海のコレペティによる蘇生
氷水のティノーラによる蘇生
シャークスパイダーによる蘇生
海神の依代によるコピー+蘇生
などが考えられる。
テーマデッキとしては海神の依代が使いやすそう。
スカルデットもエクストラデッキなので使いやすいが枠を圧迫するのが難点。
ネオダイダロス効果発動後の展開
展開の素材としては、
①墓地送りによる効果
②墓地からの蘇生、墓地効果
③ネオダイダロスの効果に対する耐性
の3つが考えられる。
今回は①のティアラメンツを利用した。最新カードだけあってやたら強いので展開を考えるのが楽。
他には、深海のコレペティの効果で墓地のレベル5以上水属性を蘇生できるので、プリマドーナやダイダロスを蘇生できる。
②は粋カエルやガーデンローズメイデンがいる。ダイダロスサポートと思しきふらっぴぃもありか。
③のネオダイダロスの効果を受けないモンスターとしては、たつのこやバージェストマが使いやすい。前述のファイナルシグマも楽。
また、ネオダイダロスを出す段階で海神の依代を絡めておけば、墓地のこのカードを除外してマガラニカを回収できる。
今回はサーチする余裕がなかったのと水属性縛りがあるため採用しなかったが、プリマドーナでリクルートできるのでできれば入れたい。
場に水属性モンスターを2体揃えればコーラルアネモネをリンク召喚でき、墓地の水属性を蘇生して更なる展開に繋げられる。
今回使わなかったネプトアビスの2つ目の蘇生効果も強力で、例えばマガラニカを発動してネプトアビスをデッキトップに置き、アネモネで深海のアーチザンを蘇生すれば、ネプトアビスによる効果と合わせて2体のモンスターを蘇生できる。龍騎体を2体蘇生すれば、そのまま深淵に潜むものをエクシーズ召喚可能。
マガラニカの効果で深海のセントリーのレベルを2つ上げて他のモンスターと深淵に潜むものをエクシーズ召喚することで、相手ターンに深淵に潜むものの効果を発動すれば、墓地封じ+1ハンデスを同時にこなせるたりもする。
妨害札
ネオダイダロス効果発動後に立てる妨害札としては、やはり海竜族の深淵に潜むものを是非使いたい。
他にも承影やドラガイトは水属性なので都合が良い。
便利な餅カエルは禁止になってしまった……
また、コーラルアネモネ等による展開縛りがある場合でも、水属性であるクリストロンチューナーを使った相手ターンシンクロという手がある。
ルルカロスは水属性なので一度出してしまえば水属性縛りがあっても蘇生できる。
海竜族って良いよね
知らぬ間に幻竜族なる種族が登場していて、海竜族は捨て置かれた感があるが、海竜リバイアサンのリメイクだけではなく、海竜族自体の強化がほしいところ。
環境で暴れた時期もあり、龍騎隊の簡単万能サーチも使えるので、KONAMI側としては変に触れられないところもあるのかもしれない。
海竜純構築だと、多分ディーヴァを止められたら即死なので、もう少しカードプールが欲しい。
一応重装兵に召喚権追加効果があるので、それを使いたい気持ちもある……
今回展開を考えていて思ったが、同じレベルのモンスター2体からの「アハシマ→バハシャ→水属性エクシーズ」の展開は、墓地の龍騎隊のサーチ効果を再利用できる上に水属性を2体並べられてとても便利。地味にアハシマの破壊効果も使える。アハシマって良いね。
やはりバハシャ展開の最有力候補だった餅カエルが禁止になってしまったのが残念。
今回はワンキル重視ということで幻竜やティアラメンツと混成した海竜色の薄いデッキになってしまったが、できれば純海竜デッキを組みたい。
①リバイアサン+ネオダイダロスの制圧デッキ
②龍騎隊と狙撃兵効果を利用したローレベルダイレクトアタックデッキ
③海竜族テーマを合わせた深海海皇
なども楽しそう。
①は暗岩の海⻯でダイダロスと海神の依代をリクルートできるので、多分ネオダイダロスを出す難易度はかなり低い。
1ターン目にリバイアサンと妨害札を立てて、返しのターンでネオダイダロスを出す構築にすれば、かなり安定しそう。
毎ターンネオダイダロスをぶっ放すのも楽しいかもしれない。
まあ紙のデュエルもマスターデュエルもやっていないので、妄想するだけだが。
最後に、使ったカードの一覧を載せておく。
コンボパーツ
展開に使用したカードは以下の27枚。
マスターデュエル向けのところで書いた展開は必要パーツが変わるが、そちらは各自で確認してほしい。
エクストラデッキ:14枚
ゴヨウ・ディフェンダー×3
聖騎士の追想イゾルデ
源⻯星―ボウテンコウ
邪⻯星―ガイザー
瑚之龍
深海姫プリマドーナ
ティアラメンツ・キトカロス
ティアラメンツ・ルルカロス
バハムート・シャーク
バージェストマ・アノマロカリス
武神姫ーアハシマ
鎖龍蛇スカルデットメインデッキ:18枚
海⻯神―ネオダイダロス
海⻯―ダイダロス
深海のディーヴァ
海皇子ネプトアビス
海皇の⻯騎隊×2
(氷結界の随身):展開に関係ないので不要
焔聖騎士ーリナルド
氷水のトレモラ
ティアラメンツ・レイノハート:絶海のマーレでも可。
ティアラメンツ・メイルゥ:他のティアラメンツでも可。
ティアラメンツ・シェイレーン
相剣軍師―龍淵:lv. 6 幻⻯族ならなんでも可。
水竜星ホロウ
闇竜星―ジョクト:⻯星ならなんでも可。
タツノオトシオヤ
深海の都マガラニカ
リビング・フォッシル
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