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天に祈る

2024年がスタートしてから災害のニュースが続いている。元旦には能登地震、津波など東日本大震災の記憶が蘇るようだった。私は航空会社で成田空港の旅客ハンドリングをしていて地震が起きた時はちょうど機内でお客様の忘れ物を探していた。あまり揺れは感じなかったが事務所にいた同僚は少し揺れたと言っていた。現地では家屋が倒壊したり地割れが起こったり大変な事態になっていて私の友人も避難をして幸い無事、しかし今でも余震が続いている。

そして昨日夜便以外の出発便が終わって一段落し、事務所での業務にかかっていたら突然羽田空港の日航機炎上のニュース。最初は混乱してまるでドラマを見ているような、それほど驚きが強かった。海保機と衝突したと聞き一体なぜそうなってしまったのか考えてしまい頭がグルグルした。

数時間滑走路が閉鎖された影響で羽田発の私の航空会社の便も数便影響を受けたし多くの便が他空港にダイバートして明日の業務に大変な影響が出るだろうと感じた。実際管理職は色々な事態に備えてバタバタと対応していて私も明日はきっと大変だろうと思いながら帰宅の途についた。


夜家に帰り着き衝突した海保機が能登に救援物資を運ぼうとしていた事を知った。記事のコメントに海保の支援物資機をなぜ過密した羽田空港から飛ばさなければいけなかったのか、と書いた方がいて確かに他の空港を使えば良かったのにという気持ちも浮かんできた。
 
ただしかし事故にあった海保機で犠牲になった方たちは純粋に地震被害の現場を助けたいという気持ちで能登に向かおうとしていたに違いない。被害にあった地域の人達を助けに行く道程の中の事故は本当に悲しい。ただ、接触した日航機の乗員乗客は全員無事であったのは現場で避難誘導をされた日本航空のチームワークが素晴らしかったのだと思う。

2024年に入って大きな災害事故が続いて動揺も少ししたけれど今の自分に出来ることはなんだろうと考えた。色々出来ることはあると思う。

まず自分なりに出来ることは

純粋に祈る

能登地震の被害にあった犠牲者の方やご家族、現地に救援をしに行こうとして事故にあって亡くなった海保隊員の方たちとそのご家族がどうか温かい天の御心に包まれますように。

とかく何が悪かったのかとか責めるべき点を探してしまいがちだけれど、そうではなく今はただ瞑想し、
祈りたいと思う。

エネルギーの変化が大きい時は色々な事が起こるけれど自分軸を忘れず、落ち着いて生きていこう。
改めて強くそう感じた。

1日も早く日常が戻りますように✨


#自分を大切にする
#悲しみに埋もれない


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