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鈴村健一 LIVE TOUR ROOTS 横浜公演に行ってきました。

どうも、モニカです。

相変わらずのんびりと仕事をしています。
先月くらいからだいぶ気分が良くなってきたので、かなり良い兆候だなと感じる日々です。







先日、念願のこちらの現場に足を運びました!





鈴村健一 LIVE TOUR ROOTS at パシフィコ横浜





念願の!


最推しの!!


鈴村さんのライブです!!!



本当に言葉に表せないほどこの日が来るのを待っていました。



今年の5月24日に発売されたミニアルバム『ROOTS』を提げてのツアー。
『ROOTS』というタイトル通り、このミニアルバムには鈴村さんのルーツがたくさん込められています。
それは大好きな特撮だったり、上京した時の思い出だったり、食べ物だったり、声優としての思い、
そして、自分自身がルーツとなることへの思い。要するにお子さんへの思い。

今までの鈴村さんが出してきた曲の中でも珍しい曲調が集まったミニアルバムだな、と思っていました。

その曲たちを生で見れる、しかも久しぶりの声出し解禁ライブ!

本当に楽しみにしていました。




去年のおれパラと同じように、

今回も小野D推しの友人と一緒にライブに行きました。


元町・中華街駅で集合し、
「乗り込め 町中華」の曲通りに中華を食べに行きました笑

久々の近況報告会も良かったですね。
その子には私が適応障害で休職していたことを知らせていなかったので(というかほぼ誰にも話していなかったので)、今回初めて打ち明けました。
大変だったんだね、もっと自分を褒めてあげてね、と優しい言葉をもらいました。
本当にこんな素敵な友人がいて、幸せだなと感じた瞬間でした。
その後は、DGSの猫のきぐるみの話題で盛り上がりました笑





会場に到着したら、そこは鈴村さんのファンでいっぱい。当たり前のことなんですけどね。


今まで数えきれないほどのライブに行きました。仕事でも仕事外でも。
その中でも、なぜか鈴村さんのライブは特別に感じます。本当に最推しといのもあるかもしれないですが。



なんでしょう、この言葉では表現出来ないアットホーム感。


私は2019年のわらうた公演から鈴村さんの現場に行くようになりましたが、
そこで毎回思うのが、


『鈴村さんのファン、優しすぎない?』

です。



困っていたらすぐ声をかけてくれたり、
落とし物も一緒に探してくれたり、
なんか、すごく優しい気遣いを感じるんですよね。
毎回いい意味で新鮮です。
鈴村さんの人柄が現れてるのかな〜、なんて思ったり。





いよいよライブが始まりました。

いくらでも予想は出来たはずなのですが、特撮風の紹介アナウンスで結構びっくりしました。そう来たか!と思ってしまいました笑
てっきりぶらいとツアーのように普通に登場するのかと思っていたので、もう良い意味で裏切られた感じでした笑


1曲目は「HERO」
この曲、実は出社するたびに聴いています。
会社が近くなったら、この曲を聴いて勇気を出すようにしています。
休職明けで会社に行くことになった時、この曲を聴いて「よし、私は大丈夫だ!」と自分に言い聞かせたのを覚えています。
その曲を生で聴けて、感動しました。

そこから「ポジティブマンタロウ」「NAKED MAN」と、
元気が出る曲が次々と出てきて、
あぁ鈴村さんのライブっぽいな〜と嬉しくなってきました。


ここまでが、鈴村さんにとって元気の出る曲、理想の自分についての曲。


次の3曲は「レールウェイ」「12月の空」「東京」
鈴村さんが声優になり、上京した時の気持ちを表現してくれる曲です。


ぶっちゃけますと、「レールウェイ」「12月の空」はあまり馴染みがなかったのですが、今回のライブですごく好きになりました。


そして「東京」。お気に入りの曲のひとつです。
いわゆるシティポップ系の曲で、キラキラとした東京の風景が思い浮かぶ、そんな曲でした。
印象的だったのが、「東京」を披露する直前に短いMC、というか語りパートがありまして、
そこで鈴村さんが、新幹線に乗って、大阪を出て、品川に入った時、
街並みがガラっと変わって少し怖くなったという話をしました。

そして曲のタイトル、「東京」と言った直後に、ははっと一瞬笑いました。
ここがすごく良い表情をしていたんですよね。あの頃は怖かったな、良い思い出だな、みたいな。
今回のライブの中でもかなり印象に残りました。
曲はもう、言わずもがなです。



次は、少しトーンを落としてアコースティックコーナーに入りました。
アコースティックコーナーで披露した曲は、
「バベル」「そりゃそうです」

鈴村さんは無類の食べ物好きとして知られているので、
食べる時間、特に家族と食事をする時間をとても大切にしているんだろうなと感じるようなほっこりするコーナーでした。

しかしアコースティックコーナーはやはり良いですね。
アコースティックだからこそ、鈴村さんの歌声が引き立ちました。
じっくりゆっくり聴けるコーナーでした。




そして雰囲気が一気に180度変わる曲が来ます。



そう、「乗り込め 町中華」



ミニアルバムの曲目が初めて発表されて、この曲名を見たときに、
「なんだこれ!」
と思った日がもはや懐かしいですね笑
声出し解禁して本当によかった、とかなり感じた曲でした。コールアンドレスポンスが必須の曲ですからね。

それとまさかのここで本当に麻婆茄子を食べるとは思いませんでした笑
ここのバンドメンバーとの絡みも面白かったです笑
昨日横浜市西区の匠(ジャン)で同じ麻婆茄子を食べましたが、激ウマでした!!
元々私は辛いものは食べられないのですが、これは確かに辛さがスっと無くなってとても美味しく食べれました!
そりゃ鈴村さんもあの後「あーー!最高ーー!!美味しーー!!!」と走り回りたくなりますね笑 ここ無邪気すぎてテレ朝の生放送見るたび毎回笑ってしまいます笑
(麻婆茄子はどうやら期間限定商品らしいので、買うなら今です!!)




「乗り込め 町中華」で一騒ぎしたあとは、自分自身がルーツになりうる、という話をしてくれました。
自分自身に親がいてそれがルーツとなるように、
自分が自分の子供のルーツになる。
世の中見回してもそれは同じで、色々な人の思いや支えがあるからこそ私たちはこうして暮らしていける。
次に披露した「明星」「太陽のうた」ではそんな思いが込められていました。


「明星」も今回のミニアルバムに収録されている新曲で、
先行公開されていたシングルでもあります。
今回のミニアルバムの中では、個人的に一番好きな曲でした。
ペンライトを振るのを忘れるくらい、見入ってしまいました。
息をするのを忘れるってこういうことなんだ、と身に沁みて実感しました。この時の感動は、いつまでも忘れないでいたいです。
アコースティックコーナー辺りから、鈴村さんの喉が温まってきたのか、歌が安定するようになっていましたが、
「明星」と「太陽のうた」は絶好調だったと思います。

というか(個人の感想ですが)、今までわらうた、ぶらいと、おれパラと度々鈴村さんの歌現場に行ってきましたが、
正直今回が一番歌の調子が良かった気がしました。本当に個人の感想ですが・・・



「太陽のうた」を歌ったあと、鈴村さんはMCで


「ここには色んな人がいて、色んな人生を送っている。
みんなどういう人生を歩んでいるんだろうな。
そういうことを考えるだけでハッピーな気持ちになる。」


みたいなことを言っていました。かなり要約していますが。

これを聞いて、



あぁ、鈴村さんを推してて良かった。



と心から思うのと同時に、

色々な人の相談役になるのもうなずけるな、と思いました。

こうやって自分だけではなく、他の人について深く考えられるからこそ、
ラジオの相談コーナーなどで、的確なアドバイスをくれるんだろうな、と思っていました。




この後はスペシャルメドレー!
メドレーの構成のセンスがすごく良かったですね!曲と曲の間にあいうえおんがくのイントロを入れて、最後の最後でようやく披露するという形を取り入れていて、盛り上げ方をわかってる感じがして私もテンションが上がりました。
個人的には「turn on a radio」をやってくれるとは思っていなかったので、
これまた良い意味で裏切られました笑
そして「HIDE-AND-SEEK」「Go my rail」!お馴染みのテンション上がる曲でひたすらペンライトを振ってました。
「HIDE-AND-SEEK」での「見つめないで 見つめないで〜」のくだりはピンピンバンドの宇田さんのフリップ芸が恋しくなりました笑 また単独ライブでピンピンバンドが見たいな〜。



「SHIPS」は既にXのタイムラインを見て気づいていましたが、なんとスマホ撮影OKでした!
いつも行く海外メタルバンドのライブはスマホで撮影しても問題はないので、
同じことを鈴村さんのライブでも出来る!と思うと結構嬉しかったです。
気合いを入れてiPhoneの4K機能で撮っちゃいました。
鈴村さんのライブ映像が自分のスマホにもあると思うと、ずっと余韻に浸れますね。
森久保さんのライブでも同じような試みをしていましたが、
鈴村さんのライブでも取り入れてくれてありがとう!!と心底思いました。



ライブの前に色々な鈴クラのみなさんが、「INTENTION」の1番だけは歌えるようにして!!とたくさんアドバイスをされていたので、まさかとは思いましたが、
本当に1番まるまる歌わせてくれるとは・・・
私たちが歌っているのを見て嬉しそうにしている鈴村さんを見て、
こっちもすごく幸せな気分になりました。
あとみんなの声が高くて可愛らしくて・・・私は結構低めの声なのでちょっと羨ましく思ってしまいました笑



アンコール前の最後の曲は「声」でした。
こちらもミニアルバムの収録曲で、森久保さんが作曲を担当しました。
森久保さんも、鈴村さんと同じ声優という職業に就いているからこそ、
作ることが出来た曲だな、と感じています。
落ちサビ後のパートはなんとアカペラ。
時が止まったような感覚で、
時間をたっぷり使い、丁寧に歌い上げていました。
この曲で一番伝えたい思いを、目一杯、歌い上げていました。
この瞬間も忘れたくはないですね。



そして一旦公演は終了。
わらうた以来の「INTENTION」合唱アンコール。久々にアンコールでこの曲を歌えて、幸せでした。
声出しNG期間中の「リズム」のクラップをするアンコールも好きですが、
やっぱり鈴村さんのライブのアンコールは「INTENTION」だな〜と感じました。
そして毎回「上手いね〜」って言って出てきてくれる鈴村さんも優しいんですよね・・・


アンコール1曲目は「ハナサカ」
わらうた以来のハナサカ、とても心がほっこりする曲ですね。何回聞いてもいいですね〜
ようやく一緒に歌いながらピンクのペンライトを振ることが出来て、嬉しかったです。


「ハナサカ」の後はグッズの紹介!
フォンタブを首にぶらさげたまま進行する鈴村さん、可愛かったですね笑
そこで鈴クラのみなさんも「かわいい〜(鈴村さんが)」と口を揃えていっていましたが、
鈴村さん的には「かわいいよね〜(フォンタブが)」と捉えられてしまったのが面白かったです笑


ここで推し声オーディオの紹介もしていました。ラジベースで紹介していた新作のコンポです。

普段は1人で聞いているラジベース。
休職前は1人部屋の中で、仕事をしながら聞いていたラジベース。
リスナーがたくさんいるのは分かっているし、Xで実況している方々がたくさんいるので、
私1人じゃないというのは頭ではわかっていたつもりでしたが、
結局は画面の向こう側にしかいなかったので、リスナーがたくさんいるという実感があまり湧いていませんでした。
現地でたくさんの鈴クラさんたちがいて、かなりの人数が「ラジベース聞いてるよ〜」と叫んでいるのをみて、

あぁ、1人じゃなかったんだ。

とすごく安心しました。なんなら感動しましたね。
忘れられない瞬間です。



次の曲は、公演ごとに思い入れのある曲をカバーするコーナー。

北九州公演では「銀河鉄道999」

新潟公演では「宇宙戦艦ヤマト」

これらをカバーしたそうです。現地で聞きたかったな・・・


そして横浜公演は、


「葛飾ラプソディー」


予想外の選曲に驚きました!まさかの!という感じでした。
てっきり特撮系が来るかな、RX歌ったりしてな〜と予想していましたが、
まんまと裏切られました笑

アニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のオープニング。
私も大好きな曲です!漫画も何回読み直したことか。
なんとアニメ制作時のレア話も聞けました。
中川役やりたい的なことを言っていましたが、他にも合いそうな役たくさんありそうだな〜と思いながら1人妄想にふけっていました笑


曲が鈴村さんの音域に合っていたのか、
割と歌いやすそうでしたね。かなり思い入れのある曲だったんだなという思いが伝わりました。

曲の終わりに、この曲を作ったのが鈴村さんの新曲「東京」の作曲を担当した堂島孝平さんだということ、
そしてその堂島さん本人がこの会場に来ていることを教えてくれました。
かなーり緊張していたようでした笑


ついに本当の最後の曲がやってきます。
最後のMCでは、この曲への思いを改めて教えてくれました。
音楽活動15周年を迎えた思い。
自分が作る曲、歌詞についてのメッセージ。

人生は大変な思いをすることが多い。なんともならない時もある。
それは私たちだけではなく、鈴村さんも同じ。
進みたいけど、立ち止まってしまう時もある。
そんな時は、
この世界にある、好きなものを探す。
そうしたら、停滞せず、
次の一歩が踏み出せるんじゃないか。
明日からの日常も、素敵なものになってほしい。

そんな思いを込めた1曲。



「この世界の好きなところ」



もはや定番の締め曲になっています。でもそれも頷けますね。
こんなに素敵なメッセージが込められているのですから。




ちょっとここで私個人の話をしますが、
適応障害を発症した時、この世界の全てが私の敵になったような感覚に陥りました。

何をやってもうまく行かない、
うまく行かないから怒られる、
何をしても怒られる、
私の意見なんか聞いてはくれない、
嫌われるかもしれない、
迷惑をかけて申し訳ない、
私の存在自体が申し訳ない、

全てがダメになりました。
割と冷静に考えて、自らの命を絶つのが最適解なのではないか、
と本気でその考えがよぎったこともありました。

今はそんな風には1ミリも思っていないですよ!
あの時の自分はどうかしてたな、と今では心からそう思えるほど回復しました。


まだ完全に回復したとは言えませんが、この経験は様々なことを私に教えてくれました。

世の中敵ばかりではない、歩み寄れば味方も必ずいること。

周りを頼って良いこと。

感謝を忘れないこと。

自分の世界だけが全てではないこと。

時には立ち止まることも大事だということ。


これに気づくのにかなりの時間がかかりました。



鈴村さんの「この世界の好きなところ」には本当に大事なメッセージが込められていますね。
ラスサビの歌詞なんか特にそうだと思っています。



そういえば気づいた方もだいぶいらっしゃいましたが、
1サビを歌っていた時、マイクを離した時に、
鈴村さんが「がんばれ」と言っていたんですよね。
これに、かなり救われました。
推しが応援してくれているんだ、頑張らないと!って。

また辛いことがあったら、
この曲を聴こうと思います。




語彙力がないのが本当に残念ですが、

とにかく、温かく、優しい、良いライブでした。

なんとなくですが、

あの時の私が救われたような感じもしましたし、

明日からまた頑張ろう、と思えましたし、

1人じゃない、と心から実感出来ました。


鈴村さんを推してて、本当に良かったな。



そして改めて・・・





鈴村さん、音楽活動15周年おめでとうございます!








ただただ率直な感想を書き殴った駄文でしたが、
ここまで読んでくださった方、

本当にありがとうございました!




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