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雑貨屋になるまで #01

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雑貨屋になりたい!
と思ったのは2003年か2004年のこと。
当時も北欧ブームで、洗練された雑貨や家具など、当時の私にはとても新鮮で目を奪われるものばかりでした。今も"好き"の軸は変わっていないけれど、少しづつ方向性は変わってきたように思います。

小さな頃から海外へ行く旅番組が好きで、よく見ていました。
それもあって海外に行きたい熱は大人になるにつれ大きくなるばかり。
そんな時、友人が「ローマ行かない?」と誘ってくれたのです。当時は燃油代もなく4泊6日だったと思うのだけど、今と比べたらすごく安かったんです。これなら行ける!と返事をしました。
初めてのローマは何もかも素敵で、建物が素晴らしく、一気に価値観が変わりました。
それからというもの、毎年のように「お金を貯めては海外へ行く」ことが私のライフワークになっていきました。

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その後も、ロサンゼルス(ラスベガスとグランドキャニオンも)、韓国、ニューヨーク、ロンドンと行き、いつしか「海外へ行くことを生業としたい」と思うようになっていきました。そんなおり、本屋で見つけたチャルカさんの本に目が奪われたのです。
買い付けの細かなことが書いてあって、北欧に行きたい!と思っていた私の心を一気に東欧へ引き寄せてしまうくらい衝撃的で興奮したのを覚えています。それから買い付けのことが書いてある本や雑貨屋オープンについて書いてある本を見つけては購入し、毎日毎日読み耽っていました。

それと同時期、初めてのMac「iBook」を手にしてから、いちからホームページを作り、そこに海外のことや、友人にコラムを書いてもらったり、自分で作ったアクセを販売したりしていました。
雑貨屋を開くまでは、そこから数年かかったけれど、その経験があったから、雑貨屋を開く時も自分でHPを作ることに何の躊躇もなく出来たんだと思います。
「えらいぞ!自分。よくやった!」と言いたい(笑)
とは言え、素人なので分厚い本を2冊買ってきて、何度も何度も失敗しながら覚えていきました。
今は難しい文字の羅列を組み立てなくても、無料で簡単にHPやネットショップが作れるけれど、当時は全然なくて「こんな感じにしたい」を必死で具現化していました。

そうして2009年、初めての買い付け旅に、ようやくようやく行くことができました。行き先はロンドン、パリ。
(あれ?東欧は?北欧は??)

続きは、また次回。


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