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2020 J1リーグ第21節マリノス VS大分トリニータ プレビュー前編(事象編)

雨中決戦での敗退はとても堪えます。でもね、今回のネルシーニョに出来る事は、あれしかなかったんですよ。
多方面で、これが持つ意味は大きい。だから、試合を論じる気にはなれません。
どちらかといえば、『マリノス』が次の試合でどの様な反応を見せるかの方が重要だと思っています。私はサポーターでありますが、いちサポーターは『マリノスを構成している一部である』と考える人なので、選手と共に乗り越えて行くんだという気持ちで一杯です。
次にどう支えるか。故に、今日も今日とてプレビューを書くのです。

再度リーグの歩みを進める次節は、大分トリニータ戦。
台風が接近しており、ひょっとすると試合開催がズレるかもしれませんが、プレビューは出すだけ出しておきましょう。

前回対戦は、16戦前。
現在も続く連戦の始まりの試合でした。
1-0での敗戦。あの時の大分は、あまり状態としては良くありませんでしたが、やられました。全然記憶にございません。
今はその時よりも、なかなか良さそうです。さすがの片野坂監督。

では、プレビュー前編!

【今シーズンのプレビューの形式】
①前編(事象編)の掲載(対象試合の一つ前に行われるマリノス&対戦相手の試合終了後、出来るだけ早く掲載)

②自由に放論 名称:マリノスみんなのプレビュー 一番最後に詳細記載。

③後編(予想編)の掲載(試合前日の夜)

大分トリニータはどんなチームでしょうか。

1,大分トリニータの事象(文字だけなので想像してみてください)

<攻撃時>3421→4123
・初めは3421。そこからCHが1枚おりてCB化し、左右のCBがSB化。WBを大きく上げる事で、4123に変化します。

・自陣ポゼッションを重視し、相手を誘い込み、剥がして前進するのが狙い。この時、相手の最終ラインの裏を狙えるなら裏抜け。いわゆる疑似カウンター発動。ボールを回し辛ければ、冷静に人をおとして、しっかり持ってプレスを回避。だめなら、前へ蹴る。割り切り。

・特に岩田からのフィードが凶悪だが、他の最終ラインの選手やGKから放たれる矢にも注意が必要。

・GKキョンゴンを利用して、CHはおろさずに4223化する事もある。これも自陣ポゼッションから相手をずらす、引き出すのが狙いであり、相手チームはここぞとばかりにプレスをかけるが、1枚でも剥がされると芋づる式にスペースを大分に使われる。

・自陣ポゼッションで相手が食いつかない場合、相手の陣地内までは行けるが、相手陣で無理なパスはしない。裏狙い、サイドチェンジはしても、奪われそうなチャレンジはせず、無理をしてもファイナルサードくらい。

・自陣でのポゼッションにこだわる事で、勝手に相手が来る、疲れる、刺せるの繰り返し。後半はより相手が疲れてくるので、無理せずに前に行ける。前半よりも近いレンジでパスが出せている。簡単に言えば、ポゼッションのエリアが自陣から広がる。故に、来ない相手はとても苦手。

・少ない攻撃チャンスをモノにするチームなので、セットプレーはデザインされている。

<ボールを奪われたら>

・WBが一所懸命戻ってブロック形成。

<守備時>541
・541ブロックのマッチアップゾーンDF。ミドルゾーンで5221の前方5角形で組むことが多いが、完全に引き切る事も厭わない。

・ゾーン守備の考え方として、相手がちょうど間に立つと、囲んで奪おうとする瞬間があるので、その時に剥がされるとピンチ。

・WB裏を突かれても焦らない。そういうもんだという認識有。冷静に中央を固めて、押し込まれても耐えられる。

・ブロックを引いてからのプレッシング実装。楽なパスをさせない意図の方が強い圧力。

・ハイプレスもする。相手の陣形が縦に長くなったり、相手との体力差を認識した時はより強くプレスを実施。

・人と人の間、ゾーン守備における受け渡しの境目にボールを入れると悩む。そこにフィジカル強い選手が入ると、対応が後手になりやすい。

<ボールを奪ったら>
・急がない。自陣ポゼッションで整える事を優先。

2,大分トリニータサマリーマップ

大分サマリーマップ

という事で、こんなサマリーマップになります。
前回対戦の記憶があまりにもないので、ヒロさんのレビューを見たら、442で守っていたのね。

うーん、前回対戦はあまり参考にはならないのかもしれません。
今回はどうくるか。そこら辺は後編で。

3,プレビュー後編に向けて(毎回同じ文章です)

是非、Twitter上でコメつきのリプとか、『#マリノスみんなのプレビュー』でつぶやいていただけると、引用して後編に活用させていただきます。引用されたくない方は、言ってくださればしません。

私が見えていなかったり、間違っていたかもしれない今までのプレビューから、多くの方の力を使って、より深層に辿り着こうという主旨もございますので、参加型と言えば参加型です。楽しくやりましょう。

という事で、後編でまたお会いしましょう。

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