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相手が強いほど高く飛べる 2020 J1リーグ第30節マリノス VSF川崎フロンターレ プレビュー

楽しかったホーム最終戦も終わり、ACLまでのリーグ戦はあと1試合となりました。今更多くを語るつもりはなく、気持ちよくACLに向かいたいという思いだけで書いています。

ACL前、最後の対戦相手は川崎フロンターレ。

『アンタ高い所飛ぶチームだかんよ、うんと高く飛ぶチームだかんね。 オイラも背中に乗っけてもらって・・・ 飛ぶ。』

いいじゃない。お手軽な自信をつけて行くよりも、強いチームと戦って次のコンペティションに行ける方が有難い。

そこら辺を気にせず戦えるのは、ホーム最終戦で大勝しているからというのもあります。本当に良かった。

そして今回のプレビューは、繁忙のため前後編に分けられませんでした。
申し訳ない。サマリーマップもありません。図解も使いまわすというダメダメさです。そう、これはプレビューではない。俺が見てきた世界線の話だ!ちょっと何言っているか分からない。

こんなTweetをしておいて!なんですよ本当に、

んで、話したのかと言えば、ナンダカンダ話せていません。
皆でワーキャしただけです。
お市さんとは少しスタジアムで話し、ロッドさんには、浦和戦後の帰りの電車の中で、一方的に匂わせた程度です。
つまり、何も明らかにはなっていない。
ただ違和感は鹿島戦でもありましたし、お市さんとの話の中では、気になった部分で重なる点もありました。ozaさんのプレビューにも書かれていますね。
そこが本丸ではなかったですし、戦術的な部分ではないので、どうあっても、このプレビューの中に書けるものはありません。

うん、そうだな。
ただ、この話とリンクはしていないのですが、期待されているだろう言葉として一つ言えるのは、日産で戦った時の様には行かないぞと。
なんなら、圧倒し返す可能性もあります。その為には、積み上げたものをしっかり出さなくてはなりません。

1,【前回対戦のプレビュー】

大枠は、前回対戦のプレビューに書きました。だいぶ砕いているので、読んでみてください。まぁ、読まなくても良いように書きますけどね。

内容はふざけ倒していますが、最後の所は、ちゃんと川崎側にとって嫌な事を書いています。
もちろん私が書いている様な、粗々の粗ではありませんが、札幌・鹿島ともに、明確にその部分を狙っていました。

2,【裏腹を殴る】

一応、裏腹の意味は知ってて使ってます。脇腹とか横腹と勘違いしていません。
前回対戦のプレビューに書いていますが、押し込むチームである川崎は、押し込めないと辛くなります。言葉遊びのようで、本質です。
なぜ、それを対戦相手が出来ないのかは、また別の話ですが、前回対戦プレビューの中には、川崎への対策としてこんなのを書きました。

我ながら極端な策です。
んで、現実路線がこちら。

これでも中央に人が居過ぎなので、まぁこんな形が良いかな。

今回の川崎攻略は、もうこれのみです。
さぁ、ここからは予想ではなく強い願望。

この布陣は、マリノスだと4123です。4213で始まっても問題はないです。
1枚、誰かが上がれば良いだけ。
重要なのは、前に人数がいる事。IHがビルドアップへ助けに入る場合も、代わりにSBが内側に入れるタイミングをしっかり見計らうなどして、前線の枚数を担保する必要があります。

最終局面での数的優位を保った上、後方から前線にボールを届けたい。
川崎のプレスをしっかり躱したい。川崎の意図の裏を突きたい。
川崎が中央へ誘導するのなら、川崎SHの裏とSBの前を狙う。


ちょっと縦長に図を作ってしまってますが、もっと自陣に引き込んで良いです。
高丘でもオビでも、この距離は狙えます。

サイドにWGで起点を作り、川崎のSBが競ってくれるなら、近くにセカンドボールを回収をするSBとIHがポジショニング出来れば、継続してこちらのチャンスになります。

これで、川崎が守備バランスを整え、SHがSBを捕まえに来てくれるならば、IHがSHとSBの間に位置取りしても良いですし、横幅圧縮する川崎の守備ブロックの逆サイドへ対角線フィードを狙えば良いのです。そう!お返しが出来ます。



要は、相手が川崎だからどうこうではなく、常に相手の嫌な事をする事。裏腹を殴り続ける事です。
前回対戦での4123はどちらかと言えば、アンカー脇を突くというイメージが強かったのですが、中も外も今なら狙えるはず。どんな陣形であってもやれなければなりません。
相手の意図を汲んで、その都度で相手が隠したい部分を狙うのが大事ですし、やって欲しい。こっからはそういう試合です。

まぁ、これが上手くいったとしましょう。
これで川崎が打ってくる手には、2CH等にして、後ろを厚くするというのがあります。その場合は、こちらも後方でボールが持ちやすくなります。リードされていない状況であれば、じっくりと押し込む事で川崎から焦りを誘う事も出来る。これこそ、『主導権』、『コントロール』。裏腹殴れはそういう事です。

前回対戦の後半では、川崎は早々に2点リード出来た事もありますが、こちらの速い展開には付き合わないよ!とでも言いたげな、後方ビルドアップをしてきました。簡単に言えば、休み始めやがったわけです。
この時点で奪われた『主導権』。
同じ事を最初からやってくるのだとしたら、マリノスは大分戦での経験が活きるはずです。奪われたものは奪い返せばよい。

あとは、気を付けなきゃと思っている方も多いと思うのが、川崎攻撃時の対角線フィードでしょうか。
あんなものは、個人的には無視です。マリノスは、そこをどうしようというやり方ではないはずです。突き詰めるべきは、もっと前段階にあります。

まぁ、攻守ともにナンダカンダ言って、『これ』です。

ビビりゃ負けるぜ!臆せば死ぬぜ!
俺達の名は、横浜F・マリノスだ! そこんとこよろしくっ!

3,【最後に】

さて、スタメン。


マリノスは間違いなく殴りに行くメンバーだと思います。
最前線のユニットを変更する事も考えられ、CFマルコス、OMFオナイウという組み合わせもありますけどね。
何をしてくるでしょうか。
この試合である程度ACLへの道筋は見えそう。

対する川崎は、連戦が続きますのでターンオーバーの可能性もありますが、一応、最近のお気に入りで予想。

という事で、お送りしてきたプレビュー。
願望と言いましたが、どれもマリノスなら出来る事です。
今までの色々なシーンで、既にやっている事の集合体です。
さぁ、アジアを獲る前に、いっちょ首位チームを叩こうぜ。

【追伸】
ACLでは2部制は行いませんので、『マリノスみんなのプレビュー』とは暫しお別れ。そして再会する時には、最後のプレビューです。
ACLプレビューの内容は、2部制の前編に図解があるイメージなので、対戦相手はこんなチームか、程度の内容になると思います。

それでは、ここまで読んでいただいた方、読後に何かのアクションを行っていただいた方に感謝いたします。

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