見出し画像

2020 J1リーグ第3節マリノス VS湘南ベルマーレ プレビュー前編(事象編)

前節のアウェイ浦和戦は、まだ記憶に新しい。なんせ昨晩の事です。
忘れる事も難しいですし、レビューを書くのも大変な内容だと思います。
ただ、今シーズンは次の試合がすぐにやって来ます。プレビュー書きとしては早々に切り替えて、次の試合に集中できるというのは幸せな事なのかもしれませんね。

次戦は、中3日で迎える湘南ベルマーレ戦。
まずは、プレビュー前編!

【今シーズンのプレビューの形式】
①前編(事象編)の掲載(対象試合の一つ前に行われるマリノス&対戦相手の試合終了後、出来るだけ早く掲載)

②自由に放論 名称:みんなのプレビュー? 一番最後の詳細記載。

③後編(予想編)の掲載(試合前日の夜)

さぁ、湘南ベルマーレはどんなチームでしょうか。

湘南ベルマーレの事象

<攻撃時352→3124ベース>

湘南の基本セット

画像1

・今年の湘南は、DFラインからしっかりボールを繋いでくるようになっている。
3CBは広がり、真ん中三枚がボールを回せるポジショニングをとる。回らなければタリクが降りてくる。と同時にWBが上がる。

画像2

2トップは左右で入れ替わる事が多い。

・WBがWG化すれば、前線4枚を使ってIHとトライアングルを作る。

画像3

・逆IHや左右のCBも絡んでダイヤモンドを作ることも。

画像4

左右のCBは前後分断にならないように、スペースを埋めるために出てきている要素が強い。サイド攻撃偏重

・だいぶ遅攻が整理されているが、読みやすく。最後の崩しまでは至らず。
最終的にはクロスを使い、2CFをターゲットにする。セットプレーで居残った大岩もターゲットになる。

・もう一つ、WBの鈴木冬一は、内に絞る動きも多くなっている。

画像5

チームとしてマークを外すというのが、個人の鈴木冬一にはイメージされている。

<ボールを奪われたら>
・即時奪回は前提として残っているが、即時奪回が出来る配置にはなっておらず連動はしない。
・故に、撤退せざるをえない。

<守備時532ベース>

・ゾーンディフェンス。出来るだけ32でブロックを作ってスライドで敵の侵入を防ぐ。ただ、けっこうラインが高い

画像6

・32ブロックのスライドが間に合わず、3の脇を突かれればWBがケア。

画像7

しかし、WBの前に相手のWGなどがワイドにいれば、WBに蓋をする事が出来る。

・WBが空けたスペースを突かれそうになると中盤の3枚がカバーにくる。

画像8

・また、押し込まれるとスクランブルでゴール前に人垣を作るのでバイタルが空く。

・ビハインド時はプレスをしてくるが、前後分断しやすい。

画像9

<ボールを奪ったら>
・基本はしっかりビルドアップ
・ただし、前方にスペースと選手がいるところで奪えれば速攻
ここは、実に当たり前な内容になってしまう。

湘南ベルマーレ サマリーマップ

では、ここまでをまとめた湘南ベルマーレのサマリーマップです。

画像10

開幕戦から整理されていたのは左右のCBが上がるタイミングと、WB鈴木冬一の、内に絞る動きに対する周りの連動でしょうか。
遅攻型のチームになっており、役割の整理はされていますが、最終的にはクロスという選択肢のため、守る方からは分かりやすくなってしまっています。ただ、クロスをシンプルに上げ続けられると、嫌なチームだなという印象です。

以上が、私が見た湘南ベルマーレです。
今年は降格もなく、チームを醸成出来るため、湘南ベルマーレならば、やり方は貫いてくると思います。そうなると、分かりづらいのはメンバーでしょうか。

という事で、事前に仙台戦をDAZNで見て分析する際には、本事象編を参考にしていただければと思います。試合前日にアップする後編では、この前編を基に話をしていきます。

プレビュー後編に向けて(毎回同じ文章です)

是非、Twitter上でコメつきのリプとか、『#マリノスみんなのプレビュー』でつぶやいていただけると、引用して後編に活用させていただきます。引用されたくない方は、言ってくださればしません。

私が見えていなかったり、間違っていたかもしれない今までのプレビューから、多くの方の力を使って、より深層に辿り着こうという主旨もございますので、参加型と言えば参加型です。楽しくやりましょう。

という事で、後編(予想編)でまたお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?