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2020 J1リーグ第17節マリノス VSサガン鳥栖 プレビュー前編(事象編)

前節は3バックを継続し、3-0完勝。多くの選手に、このやり方を試合で経験させられた事も良かったと思います。この先に繋がるでしょう。

そして次の相手は、サガン鳥栖。鳥栖とは3節後にも対戦します。日数で言うと中10日。近すぎるよ。ほぼカップ戦。
次回対戦でも使えるプレビューになると良いのですが、さてどうでしょう?

では、プレビュー前編!

【今シーズンのプレビューの形式】
①前編(事象編)の掲載(対象試合の一つ前に行われるマリノス&対戦相手の試合終了後、出来るだけ早く掲載)

②自由に放論 名称:マリノスみんなのプレビュー 一番最後に詳細記載。

③後編(予想編)の掲載(試合前日の夜)

さぁ、サガン鳥栖はどんなチームでしょうか。

1,サガン鳥栖の事象(文字だけなので想像してみてください)

<攻撃時>325 or 316(226)

・チームは現在進行形で変化をしている。最適解を探し中。

・直近3試合では、3バックも4バックもやっているが、ビルドアップのパターンは2つ。

・1つ目は、325の様な形を目指す方法。これは3バックと4バックで少し変わる。
3バックは352のセットから、WBが高い位置にあがり、CHの1枚がCF化し5枚で攻撃。
4バックでは片方のSBが残って3枚ビルドアップ。もう片方のSBを高い位置に上げて、同サイドのSHは絞り3CF化。SBが上がらない方はSHが大外で5枚で攻撃。

・2つ目は、316の様な形を目指す方法。442からCHが1枚おりての3枚ビルドアップ。
両SHはCF化し4CFに。SBをかなり高い位置に押し上げる。SBの位置はマリノスの3バックで言う所のWBと同じ。選手の組み合わせによっては、SHは1枚大外に留まり、SBが内側に上がる。どちらにしても6枚で攻撃。
6枚揃っている状態の疑似カウンターが破壊的。高丘いると余計に。
このやり方は、ここまでの変遷を考えると、点が取りたい時にやると思われる。

・3バックは相手が3バックの場合に披露。ただ、上手くいかなかったので、途中で4バックに戻している。特に攻撃にシフトしづらそう。マリノス相手にやるかは怪しい。ただ、今後も使う可能性はあると監督は明言。

・CFになる選手は3枚だろうと4枚だろうと、セットポジションが決まっているだけでポジショニングは自由。ビルドアップに関わる事もOK。相手はどう捕まえれば良いか分からず。隙間に入られる事も多くなるので、このやり方への対処は面倒。

・ビルドアップに苦労するなら、SBがおりてきて逃げ道に。

・攻撃の即興性は高い。人数をかける攻撃。

・サイドに人を集めて深く侵入してからクロスという形もある。

<ボールを奪われたら>

・前に人数をかけている場合は、ネガトラですぐ奪おうとする。ただし、推進力のあるチームには簡単に躱されリスキー。

・いない場合はミドルゾーンでブロックを形成。

<守備時>4222 3バック相手には532を試した前節 5221っぽくもなる

・キムミョンヒ監督になって、守備の仕方は統一されている。罠を張るブロック&プレス。

・ブロックを組んでからプレスを行う。そこには理由があり、最初から人を捕まえず、ボールが出たら食いつく。パスカットは躱されるリスクがあり、ボールを受けた瞬間を狙ってプレス。そのために適切な距離を保つ。
プレスする時はカバーシャドウ(自分の後ろに相手の選手を置いて、1つのパスコースを消す)を徹底し、次のプレス先を分かりやすくしている。

・ターゲットが離れすぎていると付いて行かない。

・反対に意識させてマッチアップのスイッチを入れると食いついてくるようになる。

・3バックの場合は、3CHの内、本職ではない攻撃的なCHがいるので。そこを釣れれば、CHの脇が空く。位置的にはHVが出てきて埋めようとするが、CBとWBの距離が空く。

・4バックの場合は、4222の様になっており、SHが前に出やすいので、その裏を使うとSBが釣れてスペースが空く。

<ボールを奪ったら>

どんどん前へ。特にSBまたはWBの切り替えが速い。

2,サガン鳥栖サマリーマップ

鳥栖サマリーマップ

サマリーマップを見ていただく、何となくイメージ出来るかもしれませんが、このチームも前後分断を許容しているチームです。
前と後ろで役割が分かれています。

要は、今回も殴り合いが予想されます。細かくはプレビュー後編で。

3,プレビュー後編に向けて(毎回同じ文章です)

是非、Twitter上でコメつきのリプとか、『#マリノスみんなのプレビュー』でつぶやいていただけると、引用して後編に活用させていただきます。引用されたくない方は、言ってくださればしません。

私が見えていなかったり、間違っていたかもしれない今までのプレビューから、多くの方の力を使って、より深層に辿り着こうという主旨もございますので、参加型と言えば参加型です。楽しくやりましょう。

という事で、後編でまたお会いしましょう。

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